FC2ブログ

読んだ本の感想。

松浦だるま著。2014年12月25日 第1刷発行。



以下は、Wikipediaの「累」の記事へのリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/累

1966年に朱磐村で産まれた槻いざなの話。

朱磐村には、槻家の女は18歳になると朱砂野家の男性の性的玩具にされる風習があり、いざなは槻家の末子 かづらが強姦されて出来た子供で、醜い母親に似た醜い容姿を持つ。

忌み子として産まれた直後に殺害されるはずだったが、朱磐村の産婆を務めた平坂千草に幽閉されて育ち、自らの醜い容姿を自覚するも、自分と同年に産まれ、美しい容姿を持つ槻浪乃に屈折した興味を抱きつつ成長する。

朱磐村には、「日紅の巫女」の伝承があり、醜い女おながが、美しい巫女おさくを殺害し、唇から魂を吸い取るために赤い粉の呪術を使うも、おさくの魂がおながの中に流れ込んだ事で邪悪な心が鎮められた事になっている。

槻いざなは、村人が立ち入らない白永村の湖底から、赤い粉を見つけ、「日紅の巫女」の伝承を真似て死亡した平坂千草に口づけしたところ、赤い粉が他人の顔を奪い取る呪具である事を知る。

「日紅の巫女」の伝承の真実は、醜い女が美しい女の顔を奪う物語だった。

18歳になった槻いざなは、槻浪乃を殺害して顔を奪い、村人14人を殺害して、槻浪乃の恋人 海道凪と出奔する。

赤い粉の効果は短時間で失われてしまうため、槻浪乃の顔を切断して持っていたらしい。

P29:
虚構の中に居場所を見出していた。その先、虚構にすがって、虚構の中で生きていくことになるとも知らずに

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ABCDEFG

Author:ABCDEFG
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード