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自閉症者の犯罪を防ぐための提言

読んだ本の感想。

浅見淳子著。2012年10月7日 第一刷発行。



インターネット上の誹謗中傷によって自閉症者を裁判に訴えた著者の記録。

障害者にどのように社会での役割を担わせるのか、あくまで弱い存在として保護に伴う制限を実現するべきかは著者自身にも結論が出ない問題だ。

障害に関わらず、社会に対して恨みを抱いていると、それが特定個人への行動化をもって加害行為へ転化してしまうかもしれない。しかし、当人への変化を求めず、社会が譲歩し続ける事は混乱を招く。

**************

話の問題は、多くの自閉症者と関わっている著者でも、司法によってしか犯罪に対処出来なかった事だと思う。

「花風社の浅見淳子が、ニキ・リンコという架空の作家を演じて詐欺を働いている」という噂を流される。

著者は、発達障害の診断を受けた者が、自分とは特性が重ならない発達障害者が有名になる事に危機感を覚える事があるとする。噂を流した当人は、浅見淳子 = ニキ・リンコが同一でない事を、自らに納得させろと不可能な主張をするが、不可能であるために司法の場における決着となる。

反省や謝罪は無く、有罪判決によって事件は終わった。

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