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竹紙を漉く

読んだ本の感想。

水上勉著。平成13年8月20日 第1刷発行。



著者が「天工開物」を参考に竹から紙を作る話。

以下は、『天工開物』の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-3033.html

竹製文楽人形の面に使う竹紙を作る。

①伐採
六月初頭に竹を切って、しばらく地面に寝かす。

②殺青
茎の節のところを1㎝ほど切って筒を割って、あま皮(竹の内部にある)を取り除き、割り竹を水に漬ける(著者の場合は一年程度)。あま皮は茎と分離し難いので、紙にむらを作るとする。

③さらし
水に漬けておいた竹を臭気がとれるまで川の流れにさらす。

④煮る
竹を三日から五日かけて煮る。松や竹の灰を混ぜて煮ると柔らかくなるらしい。

⑤搗く
石臼で竹を搗く。十日ほど搗くと餅状になる。

⑥漉く
餅状になった竹を水に溶いて紙の厚さに成形する。

⑦干す
紙の厚さになった竹を乾かす。

竹紙は自然と黄色くなるため、黄色を好む古代中国や日本で好まれたとする。桓玄は404年に、上表文は竹簡の代りに黄紙を用いる事とし、魏晋南北朝時代には黄檗の煮汁で紙を黄色く染めていた。黄色は五行説の土、五方の中央に対応する色で、重要文書に相応しいとされた。

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