心のなかの冷たい何か

読んだ本の感想。

若竹七海著。2005年12月22日 初版。



以下、ネタバレ含む。

1991年頃が舞台の話。

作中作を利用して以下の二段階の話になっている。

①一ノ瀬妙子の手記
友人である石井友代から、彼女の会社にいる殺人者の存在を知った一ノ瀬妙子(26歳?)は、石井友代の会社にアルバイトで就職し、殺人者が誰であるか探る。

密かに毒を盛る等して、多くの人間を病院送りにしており、石井友代まで入院している。

殺人者には、他人に触るとアレルギー反応を発生させる特徴を手掛かりに、資料部の瀬沼透が殺人者となる。

②若竹七海の調査
一ノ瀬妙子から送付された手記(内容は上記①)を手掛かりに、若竹七海が殺人者について調査する。

若竹七海に手記を送付した後に一ノ瀬妙子は自殺を試み、死んでいる。

一ノ瀬妙子の手記には誤りが幾つかあり、手記を残した目的は瀬沼透の犯罪を虚構化する事であったらしい。

瀬沼透の死によって、一ノ瀬妙子の目論見が潰えた事を悟った若竹七海は手記を破棄する。

P25:
「会社にね、観察者がいるのよ」
「……なにがいるんですって?」
「観察者。観察者、実行者、支配者、あはは」

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