コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか

読んだ本の感想。

川島良彰著。2015年10月1日 第1刷発行。



以下は、『株式会社 ミカフェート』のWebサイトへのリンク。

https://www.mi-cafeto.com/

以下は、『日本サステイナブルコーヒー協会』のWebサイトへのリンク。

https://www.suscaj.org/

日本ではコーヒーの品質についての理解が普及しておらず、高級ホテルのコーヒーもコンビニコーヒーも原価が変わらず、挽きたてを飲める等、コンビニコーヒーには優位性があるとする。コーヒー豆は果物であり、豆の品質が重要。

【米国コーヒーの変遷】
ファーストウェーブ:
1980年代前半に中小の企業が集まり、アメリカスペシャルティコーヒー協会が設立される。

セカンドウェーブ:
1990年代にシアトル系のエスプレッソ・コーヒーがブームになる。

サードウェーブ:
西海岸のコーヒーマニアが、ドリップやサイフォン等の様々な抽出方法のコーヒー店を展開。

【日本のコーヒーの推移】
ファーストウェーブ:
19050年にコーヒーの輸入が再開され、1960年にコーヒーの輸入が自由化される。

セカンドウェーブ:
1970年代のコーヒー専門店ブーム。

サードウェーブ:
1990年代の自家焙煎とチェーン店ブーム。1990年代中頃のスターバックスコーヒー上陸。

フォースウェーブ:
コンビニコーヒー。

******************

著者の持論は、コーヒー豆は果物という事で、割れた豆や劣化した豆を取り除く事でコーヒーの風味が増すとする。コーヒーノキはアカネ目アカネ科コーヒーノキ属に分類され、70種類の内、アラビカ種(コーヒーの約70%で病気に弱い)とカネフォラ種(病気に強く、1900年頃から普及)の2種類が栽培される。栽培地は、赤道を中心にした南緯25度から北緯25度のコーヒーベルト。

生産地の環境に合ったコーヒーノキを栽培する事が重要で、エチオピア産のアラビカ種ゲイシャ属は、エチオピアと同じ環境で育てなければ風味が劣るとする。

輸送や保管方法も注意が必要で、理想は空輸であるが、コンテナ輸送する場合は温度を16度に保つリーファーコンテナを使用すべきとする。

著者は、コーヒーにもワインと同様の品質基準とそれに見合った価格で流通する市場を作りたい。以下の基準。

①畑の選別、単一農園、単一栽培種
②栽培方法の基準化~果実の熟度
③精選方法の基準化~乾燥方法、豆のサイズ、密度、欠点豆
④輸送方法を基準化
⑤保管方法を基準化
⑥焙煎・包装方法を基準化

著者は湿度や温度の影響を受け易い麻袋でなく、別の包装資材を使用し、焙煎後に炭酸ガスとともにコーヒーの香りが抜けないよう真空パックするよう主張する。

そのようにして、コーヒー文化を高めていく事を目標としている。

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