小太郎の左腕

読んだ本の感想。

和田竜著。2009年11月2日 初版第一刷発行。



1556年の話。多分、広島県のあたりが舞台。

戸沢家(猛将 林半右衛門を有す)と児玉家(勇将 花房喜兵衛を有す)の領国争いを軸に話が進む。

太田川を挟む戦いで、戸沢家は児玉家に敗北し、碧山城を取り囲まれる苦境に陥る。林半右衛門は、苦境を救うために射撃の天才児 雑賀小太郎(11歳)を味方にすべく、彼の祖父 要蔵を殺害し、その敵を児玉家と偽って遠距離から児玉家の足軽大将達を殺害していき児玉家の軍を退却させる事に成功する。

林半右衛門は、雑賀小太郎の祖父を殺した事で心を病み、当主 戸沢利高が雑賀小太郎が寝返った場合の脅威を防ぐために雑賀小太郎を殺害しようとしたために耐えきれなくなり、自らの罪を告白し、雑賀小太郎を花房喜兵衛に委ねる。

そして、半年後の1557年、林半右衛門は雑賀小太郎に仇討ちをさせるために児玉家との戦に挑み、雑賀小太郎に銃殺される。

P200:
戦国の男が武名に執着する様は、現代の人間から見れば、異常とも言うべきものがある。この執着のためんみ、自らの命を懸けもすれば、他人の命を奪いもした。そんな男たちだからこそ、我が武強を認める者を絶えず必要とした

P242:
生きる上での決め事よ。長く生きれば、その決め事をどんどん破っていく。嘘を吐くまい。卑怯な振る舞いはすまい
(中略)
その全てを破ったんだ

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