株は決算発表の直後に買いなさい

読んだ本の感想。

榊原正幸著。2015年11月5日 第1版第1刷発行。



上方修正が発表された株式銘柄を、その直後の購入しろという事?

購入後200日以内、または株価が10%以上上昇した場合の売却を推奨?値下がった場合のシミュレーションが甘いように感じた。

以下は、「兜町大学教授の教え」へのリンク。

http://www.prof-sakaki.com/

【日本経済の背景と予想】
第二世界大戦後から1989年末までがインフレ期で、1990年~2012年までがデフレ期。日本はGDP比で200%を超える膨大な財政債務を抱えており、インフレは不可避とする。

現状、インフレを反映し、それを先取りした株高が発生すると思われる。

2012年12月に始まったアベノミクスの本質は、国債の日銀引き受けである。日本銀行は2年で2%のインフレ率という目標を掲げたが、2015年4月の時点でインフレ率が0%であるにも関わらず国債の日本銀行による買い支えは継続している。

世界経済史においては、中央銀行による国債引き受けを大量に行った国は、例外無くハイパーインフレに見舞われている。2015年に導入されたマイナンバー制度はインフレ政策に失敗した場合の財産課税のためとする。

<財産税課税>
1946年11月に施行された税率は、以下の通り。

10万円~11万円:25%
15万円~17万円:45%
100万円~150万円:70%
500万円~1500万円:85%
1500万円~:90%

現在の価格に直すと、4000万円程度の財産で25%、60億円超で90%の課税が行われる。

【著者の投資対象】
以下のような会社。

<財務優良企業>
①1株当たり純資産が1250円以上
②自己資本比率60%以上
③上記①、②の積数が1125以上

<財務超優良企業>
①1株当たり純資産が1500円以上
②自己資本比率75%以上

財務優良企業は一部上場企業1700社の内、171社とする(国際優良企業を除く)。

<国際優良企業>
①TOPIX Core30、TOPIX Large70に該当する
②海外売上高比率30%以上
③一日平均の売買代金が30億円以上
④1株当たり純資産が500円以上、且つ、自己資本比率30%以上

【低PBR・低PER戦略】
2013年1月~2015年8月において、四半期決算に一株利益が予想より10%以上増益になった会社に投資すると67%の確率で10%以上の株価上昇を三ヶ月~四か月以内に享受したとする(289事例中194事例)。

著者は、PERが15倍以下、PBRが0.8倍以下、昨年安値からの上昇率2.3倍以下の銘柄に選択投資すればさらに勝率が上がるとする。さらに二期連続増益か利益がV字回復になっている会社等の条件。

損切の基準については、保有期間200日として200日近辺で売るか、業績下方修正で売る等。

【高ROE戦略】
予想値ベースのROEが10%以上の会社に投資する。財務優良等の条件を付け加えると勝率は85%とする。値下がった場合の著者の戦略は独特で、5%~10%くらいの刻みで下落する毎に買い足しを敢行している。

国際優良企業の場合、予想値ベースで9.5%以上のROEを投資対象とする。

<著者の注目企業:2015年8月時点>
①フェリシモ(3396)
一日の出来高が少ないので除外

2015年~2017年10月現在の株価を見ると、1000円あたりを上下している

②共英製鋼(5440)
2010年~2014年にかけて大幅に業績が下方修正されており信頼感指数が低い。

⇒2015年~2017年10月現在の株価を見ると、1500円~2400円あたりを上下している

③ユシロ化学工業(5013)
2009年と2012年に業績が下方修正されているが、それ以外では予想への信頼感指数が高い。

⇒2015年~2017年10月現在の株価を見ると、1500円~1700円あたりを上下している

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