血の季節

読んだ本の感想。

小泉喜美子著。2016年8月18日 第1刷発行。



【登場人物】
殺人犯(昭和3年:1928年~):
昭和5X年に発生した「青山霊園幼女殺人事件」で五歳の幼女を殺害する。幼女の持っていたドイツ人形が欲しくなったらしい。

フレデリッヒ(1926年~):
駐日ヘルヴェティア公使館大使の息子。自衛軍幕僚としてチューリッヒに在住しているらしい。

ルルベル(1929年~):
駐日ヘルヴェティア公使館大使の娘。アルプス山中の療養所に入院中らしい。

ラドラック二等書記官:
ヘルヴェティア公使夫人と不倫関係にあったと噂される。日本で死亡したという説と、帰国後にルーマニアに赴任したという説。

警部:
昭和五十×年で30代半ば。既婚だが子供はいない。「青山霊園幼女殺人事件」を捜査する。

***************

以下の二つの世界戦。

①青山霊園幼女殺人事件
昭和5X年に発生した「青山霊園幼女殺人事件」を捜査する。殺人犯は自らを吸血鬼と主張する。精神科医は、空襲中にルルベルに咬まれたという主張を荒唐無稽として、当人の願望を表したものと解釈するが、後の調査で空襲中にヘルヴェティア公使館が救助のために開かれた事を知り、死刑になった殺人犯が復活する可能性を恐れる

②犯人の回想
「青山霊園幼女殺人事件」の殺人犯の回想で、1937年(昭和12年)~1945年(昭和20年)の話。

9歳だった殺人犯が、公使館でフレデリッヒ、ルルベルと知り合って友人になるが、1941年の日米開戦以降、音信不通になる。1941年に17歳となった殺人犯の友人Kが、公使館でルルベルらしき女に咬まれるが、Kはその後の空襲で死ぬ。殺人犯自身も東京大空襲で死にかけるが、ルルベルに咬まれる事で生き残ったと主張する。

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