田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

読んだ本の感想。

渡邉格著。2013年9月24日 第1刷発行。



以下は、『自家製天然酵母パン&クラフトビール&カフェのタルマーリー』のWebサイトへのリンク。

https://www.talmary.com/

2007年に35歳でパン屋を起業した著者が、自論をマルクス主義を用いて語る内容。

何故か読んでいて共産主義とは、一般化させてはならない思想だと感じた。著者の思想は辺境であれば問題が無いのかもしれないが、世の主流となった場合、大きな問題を引き起こす気がする。

〇資本論のテーマ?
商品の価値は、その商品を生産するのに必要な「労働力」によって定まる。生産に必要な力量を基準にして労働時間が推測され、交換価値が決まるとする。

「労働力」も商品の一種であるが、買い手は資本家(経営者)に限られ、対価は給料である。

「労働力」が商品になるには、労働者が自分の労力を売買出来るように「個人の自由」が保障され、生産手段を資本家(経営者)が独占している必要がある。

著者は自らが労働者として長時間働かされる状況から逃れるため、生産手段を得てパン屋の経営者になろうとした。経営方針は正当な対価を得るために高価なパンを売る事。

〇天然素材への拘り
著者のパン屋では、5種類の酵母で30種類ほどのパンを作るが、添加物を使用せずに出来るだけ地場の素材を使っている。

特に日本酒を醸造する酵母で作る酒種パンが特徴的で、自然栽培で作られた麦でないと出来ないらしい。大量の動物性堆肥(蛋白質)を施された有機栽培米の場合、天然麹菌が作物中の蛋白質を異常と判断し、蛋白質を一気に分解するためにグルテンまでも分解されてパンが膨らまないとする。無肥料で作られた自然栽培米は、上手に発酵する。

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