『アリス・ミラー城』殺人事件

読んだ本の感想。

北山猛邦著。2003年5月7日 第一刷発行。



以下、ネタバレ含む。

【あらすじ】
江利ヵ島のアリス・ミラー城に10人の探偵が集められる。目的はアリス・ミラー捜索で、『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロスが鏡の力で本当に異世界に行った可能性が示唆される。
アリス・ミラーは最後に生き残った者に与えられるという提示が、館主のルディから為され、探偵達が殺されていく。犯罪目的は人間の死体で酸性土壌を中和するという訳の分からないもの。

アンフェアな内容という批判が多いのは分かった。叙述トリックで、自己紹介しなかった人間が存在していた。

①名前は関係無いの?
登場人物達が「ふしぎの国のアリス」に擬えた名前をしているが、それが活かされていない。

②アリス・ミラー
アリス・ミラーは実在しないという事になる。

【登場人物】
<後発組>
江利ヵ島に後発の船で来た。

鷲羽:
鷲の羽を持つグリフォン。大学院生。

観月:
三月兎。小柄で自らを観月と呼ぶ。金持ちらしい。

古加持:
『鏡の国のアリス』に登場する小鹿。30代半ばで身長180㎝以上の長身。

无多:
ないだ→ダイナ。20歳前後。

入瀬:
名字を平仮名にして、五十音で一文字前にずらすとアリスになる。20歳前後。喋れない病気を装っている。

<先発組>
江利ヵ島に先発の船で来た。

海上:
海亀。元刑事。

窓端:
マッドハッター。老人。

山根:
ヤマネ。30代前半の女性。倒置法で喋る。

<館の住人達>
ルディ:
『鏡の国のアリス』に登場するトゥイードルディ。ブロンドの髪をポニーテールにしている。

アリス:
英国から日本に来た。

堂戸:
ドードー。メイド。

〇一人目の殺人
鷲羽が殺される。

死体の中に糸を通し、糸を通じて鍵を体内に入れて密室とした。顔が硫酸で溶けているのは鍵を通し易くするためだった。

〇二人目の殺人
窓端が殺される。一緒にいた海上は、犯人はアリスだと言うが、読者に館主であるアリスの存在が明示されていないため、『不思議の国のアリス』を模した人形のアリスと誤認する。

部屋の鏡の一つがマジックミラーだった。

〇パニック
海上が、全員を殺そうとして騒動が起こる。騒動の中で山根や海上、ルディ、堂戸が殺される。

〇謎解き
観月による謎の説明が行われるが、その途中で観月が殺される。无多と入瀬は逃げるがアリスに殺される。

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