ユリゴコロ

読んだ本の感想。

沼田まほかる著。2011年 3月20日 第1刷発行。



以下、ネタバレ含む。

論理的整合性を求める話ではないと思った。

ユリゴコロ = 拠りどころ

愛する人間を殺害しなければ心の安定を保てない人間が書いた手記を読み進める話。

不幸が続く主人公が、実家で連続殺人犯が書いたと思われるノートを見つける。ノートを書いたのが自分の本当の母親と思い、やがて母親(美沙子)が自分の経営する喫茶店に勤務していた事を知る。

美沙子は主人公の恋人 千絵の夫を殺害し、余命少ない主人公の父親と旅に出かける。

【登場人物】
亮介:
主人公。1984年?生まれ。作中では27歳~28歳くらい?犬の運動場付きの喫茶店を経営する。父の病気、母の交通事故死、恋人 千絵の失踪等が連続して発生している。4歳の時に母親が入れ替わった記憶を持つ。

千絵:
主人公の恋人。ギャンブル好きな夫 塩見哲治に脅されている。

(柳原)美沙子:
主人公の母親。連続殺人犯である事が家族に露見し、実父から殺害された事にして失踪していた。

幼少期から人を殺し、娼婦をしていたが、五歳年長の主人公の父親と結婚し、子供が出来た事で憑き物が落ちたようになったらしい。夫が、自分が中学生の時に犯した殺人に関する責任を感じている事から?手記を残して自殺したいと思うようになる?

P273:
子供の将来を想うなら、家族とはいっさい関わるな。今日から別の人間になって生きろ

(柳原)柳原英実子:
主人公が四歳の時に、美沙子と入れ替わる。美沙子が主人公の喫茶店に細谷と姓名を偽って勤務している事を知り、そのしばらく後に交通事故死する。姉と入れ替わる必要はあったんだろうか?

P26:
子供というのはどこかで、ほとんど生理的に神を信じている生き物です

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