花の命は短くて…

読んだ本の感想。

越智月子著。2014年10月20日 初版第1刷発行。



2013年が舞台?大学の元ミスコンテスト上位入賞者達が、43歳になって自分達のブランドを立ち上げる話。

人間関係を順位付けしてしまう人達の物語だと思う。かつての大学の美人コンテストで、最も冴えないはずだった女性が、自分よりも高い階層にいる屈辱。

ランク付けする事に慣れてしまうと、常に自分のランクを考えてしまい、衰えていく自分との折り合いがつかなくなる。最上位に慣れてしまうと、低い自分に屈辱感を覚え、自分より低い階級の人間の中での最上位を目指す。

作中では、ミュゲというブランドのプレスという肩書を名乗る事になるけど、野心だけで成功出来るのかな?

【登場人物】
山岸(松岡)苑子:
1989年の準ミス聖泉大学(ミスフォンテーヌ)。夫は浩介(43歳)、娘は結衣(19歳)。太り気味の身体を気にしている。

河西真理恵:
1989年のミス聖泉大学(ミスフォンテーヌ)。娘は清香(高校三年生)。結婚と離婚を繰り返し、池袋のホステスとして働いている。

神林(鮎川)由美子:
1989年の準ミス聖泉大学(ミスフォンテーヌ)。『recolte』のモデル。夫の鮎川伸治は、花房新社の広告部長をしているが、夫婦仲は悪く、作中で離婚する。

P149:
あたし、シンシンが好きだったんじゃなくてシンシンが由美子の旦那だから好きだった

P165:
自分が冴えないから、アクセサリーになる相手なら誰でもいいのかも

P237:
このあたしが、あんな女に負けるなんて
(中略)
女は浮気した張本人の男より浮気相手の女のほうを憎むものだと、昔なにかで読んだけれど、本当だ。やっぱり女の敵は女ってことかしら

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