劇場版 PSYCHO-PASS

読んだ本の感想。

深見真著。2016年3月25日 初版発行。



2116年が舞台。

日本に侵入したテロリストを始末した主人公 常守朱は、テロリスト達が狡噛慎也と関係している事を知り、東南アジア連合(SEAUn)に飛ぶ。

海上都市シャンバラフロートは、日本と同じシビュラシステムを採用していたが、実際には憲兵隊は精神測定の対象外になってる。

シビュラシステムの目的は、海外進出にあり、インフラ整備が実現した時点でクーデーターを起こすつもりだった。主人公の東南アジア連合行きは、介入の名分作りにあり、国際捜査中の刑事が不正を発見、隠蔽しようとした憲兵隊を政府軍と公安局が鎮圧したという流れを作るためのものだった。

<敵役>
デズモンド・ルタガンダ:傭兵隊長
ユーリャ・ハンチコワ:旧ロシア出身の女性
ウェバー:フランス人の大男
ブン:タイ人のスナイパー

『peau noire masques blancs(黒い皮膚・白い仮面)』(フランツ・ファノン著)



P79:
人が人らしく思想と尊厳を保てる環境などどこにもない。そんな中で、自らの価値基準だけを道標に運命を切り開いていける意志と行動の力は、殊更に輝いて見えるものだろう

P156~P157:
個々人の水準においては、暴力は解毒作用を持つ。原住民の劣等コンプレックスや観想的ないし絶望的な態度をとり去ってくれる。暴力は彼らを大胆にし、自分自身の目に尊厳を回復させる
(中略)
フランツ・ファノンはご存じない?

P203~P204:
国家が崩壊した世界では、『暴力の民間化』が行われる。なぜなら組織された暴力の独占こそが国家の本質だからだ。暴力が拡散すると、それは『政治以下的』なものになる。社会的憤怒を源泉とした、経済活動としての組織暴力だ
(中略)
『地に呪われたる者』、か。ポストコロニアルかぶれの傭兵とは始末が悪い



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