異世界作家生活

読んだ本の感想。

森田季節著。2016年5月30日 第1刷発行。



以下は、Wikipediaの『森田季節』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E5%AD%A3%E7%AF%80

何だか勿体無いと思えてしまう話。

日本のライトノベル作家 長谷部チカラ(25歳)が異世界で小説作法の講師になる。あまり異世界っぽい描写が少なく、作者自身の経験や願望をそのまま反映したように思える部分が多い。実際の小説家がどのように思っているかを想像出来る。

異世界とか小説作法とか話をもっと広げて欲しかった。

P41:
ルサンチマンをぶつけるという行為が、創作の根底にあるのだ。おそらく、これはラノベに限らず、小説全般に言えることだろう。俺が最初に小説を投稿した時、「復讐してやる」という熱意に突き動かされていた。ちなみ、何に対する復讐なのかは具体的には自分でもわからない。おそらく、高校時代のクラスに友達が誰もいなかった経験などに対する憎悪の念ではなかろうか

****************

<小説作法にて教えている事>
①『―』の使い方
情報を付け足す時や、文末に付けて勢いよく次の一文に繋げる時等に使用する。

「帝国騎士団の動きは夜の野良猫より素早かった」 → 「帝国騎士団-別名、地獄の執行者と呼ばれる-の動きは夜の野良猫より素早かった」

②本の筆写
③10ページ~30ページの中編を書く
面白い話に拘る必要は無い。作品を完成させる事で、物語を終わらせるという技術が身に付く。

④駄目だと思う本のプレゼンをする
小説は確実に誰かに非難される。小説家は批判に耐えなくてはならない。

<長谷部チカラの作品歴>
処女作(デビュー作でない)は、ヒロインが吸血鬼の末裔で、退魔機関に命を狙われ、主人公が救出する。数年後に吸血鬼の設定のみを使用してラブコメにする。

デビュー作:暗い話
二作目:設定を詰め込み過ぎる
三作目:売りに走る
四作目:違う出版社から出す。鬱々とした展開
五作目:SFかファンタジー。気持ち悪さに商品価値?
六作目:昔の投稿作をリライト
七作目:「お前の胞子は繁殖力が足りない」
⇒シリーズで続いたが、社会人の主人公がやりたい事を一巻目で出し尽くし、続きが大変だった。小器用だが何でも屋感が出たらしい。ヒロインが全て菌類で胞子生殖で主人公の体にヒロインが生えてくる

八作目:温泉街を立て直す
九作目:大学生のサークルを書く。上手く纏まった方
十作目:ヒロインがエロネタを言いまくる。俺はこんなのも書ける
十一作目:同性愛小説。編集者の影響が薄いらしい
十二作目:短歌小説

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