文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人 VS 京極夏彦

読んだ本の感想。



朝霧カフカ著。2016年1月30日 初版発行。

以下、ネタバレ含む。

絶対に犯人を殺す探偵 綾辻行人と、絶対に死なない犯人 京極夏彦の対決。

純粋な推理ではなく、登場人物を楽しむ本だと思う。

本編での疑問は、異能が行った犯罪は、異能者のものとなるはずなのではないかという事。

「影の仔」が辻村深月の異能であるのなら、「影の仔」による殺人は辻村深月の犯罪となるはずだから、Anotherによる事故死が発生するはずでは?

読み落としか?

**********************

<異能>
Another:
探偵に犯人と指摘された人間が事故死する。

憑き物落とし:
相手に上空から憑き物を降らせて取り憑かせ、対象の精神を変調させる。

きのうの影踏み:
影の仔という分身を使う。

<事件>

○博物館虐殺
博物館の展示貨幣を袋に詰めて被害者を撲殺。人里離れた博物館に閉じ込めらた十二人が互いに殺し合う。全員が死亡。

○小学生林間学校殺人事件
全員に配膳される生卵にボツリヌス菌を添加し、被害者だけが食事を中断するよう操作し、毒素が発生する時間を生み出す。

○拝めば悪人になれる井戸(祠)
六個の丸石と四枚の笹の葉から、巳の刻、明け四つを示唆(10時前後)。その時間に光が差し込む箇所に犯罪のヒントを仕掛ける。プラスチック棒で国際標準図書番号を示し、『利己的な遺伝子』を示す。

○囹圄島の十七人虐殺
五年前に発生し、犯人だった島民十七人が綾辻行人の異能で死亡。観光客を密かに殺し、島での長期滞在を装って金を引き出す。首謀者である≪技師≫は、左手の薬指が欠損しているらしい。

○エレベーターでの死亡
司法省司法機関局 坂下局次長がエレベーターに挟まれて死亡。吊り下げロープ、非常装置等が、偽装認証パネルによって爆破された。

○技師追跡
エレベーターへの仕掛けを≪技師≫の仕業とし、電車での事故を予見して追跡。

○殺人の匣
一辺が四mの立方体の部屋で発見された死体。出入り口は天井にしか無く、出入りのための鉄梯子が破壊された密室。隣接する三mの立方体の部屋が匣であり、傾ける事で出入りのための足場となる。傾けた匣は死体の自重で元に戻す。

殺人の匣を解決した事で犯人が死亡し、技師(久保)殺害の依頼が綾辻行人に行われる。久保殺害は、特務機関のエージェント辻村が行ったとなるように偽装されている。

実際の殺人は影の仔によって行われていた。影の仔は、辻村の母親の異能であり、彼女を守護する存在だった。

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