なぜ存在するのか謎解き[オーパーツ]決定版

読んだ本の感想。

ラモント・ウッド著。第一刷 2013年3月31日。



本書で扱うオーパーツとは、現代の物品や信念が過去に出現している事を示す?現代では理解不可能な不条理も、未来において新たな物品や信念が生まれた時に理解されるものであるかもしれない。

1901年に発見された「アンティキテラの機械」は、コンピューターが使用されるようになってから古代のコンピューターと理解された。

第一部 歴史に突然現れた場違いな機械類
第1章 「聖ベネディクトと共にいる聖母と幼子イエス」/
    ヘリコプターのおもちゃが描かれた15世紀の油絵

1460年頃に描かれた祭壇画の一枚にヘリコプターのおもちゃが描かれている事。訳者補注として、竹とんぼのおもちゃは長屋王(684年~729年)の遺跡から発見されており、東晋時代(317年~420年)の葛洪著『抱朴子』に竹とんぼが紹介されているとしている。

第2章 アンティキテラの機械/
   海底から発見された古代のアナログ・コンピューター

日付を指定する事で日食や月食を予測出来たらしい。歯車を使用した精巧な機械は、1300年頃の欧州に登場した機械時計が初とされるが、アンティキテラの機械は紀元前65年以前に作られたとする。

第3章 アルキメデスの投石器とクレーン/
   ポエニ戦争でローマ軍を苦しめた兵器

紀元前214年のローマ軍によるシラクサ包囲時に使用された兵器。巨大な岩を飛ばし、クレーンのように船を持ち上げたらしい。
以下の記述が一致する。

①歴史家ポリュビオスによる紀元前110年頃の記述
②歴史化リウィウスによるアウグストゥス帝治世期の記述
③ギリシャの歴史家プルタルコスによる100年頃の記述

第4章 アルキメデスの殺人光線/
   ローマ軍を撃退した正体不明の兵器

紀元前214年のシラクサ包囲で使用されたとする兵器。170年頃と500年頃に記述されたポエニ戦争に関する史料では、太陽光を反射・集中させたとするが、史料の記述された年代がポエニ戦争から時間が経過し過ぎており信憑性が薄い?

第5章 アイオロスの球/
   数学者ヘロンが作ったローマ時代の蒸気機関

実用的な最初の蒸気機関は1712年のニューコメンの大気圧機関である。しかし、60年頃にはアレキサンドリアのヘロンによる「気体装置」という論文が書かれている。さらに紀元前25年の『ウィトルーウィウス建築書』には水を注入して火をかけると、水の沸騰による風によって回転する青銅球の記述がある。

ローマでは奴隷の労働力があったため、蒸気を労働に用いる需要が無く、見世物にしかならなかったとする。ローマ皇帝ウェスパシアヌス(9年~79年)は少額経費で柱を運送するとした機械技術者に報酬を与えなかったらしい(貧民の仕事が無くなる)。

第6章 H・L・ハンリー/
   アメリカ南北戦争で歴史上初めて軍艦を撃沈した潜水艇

1863年に建造されたハンリー式潜水艇。チャールストン港を拠点に南部州連合海軍によって操船された。敵の人員5名を殺害したが、事故等で自軍の21名を殺害しているらしい。蒸気機関や電力を使用出来なかったため、人力で運航された。

第7章 バベッジの階差機関/
   現代のコンピューターの原型となった自動計算機

チャールズ・バベッジ(1791年~1871年)によって1842年に考案された。当時は計算装置が存在せず、航海や工学、金融に必要な演算は様々な数表で中間結果を調べていた。しかし、数表の数値は手動で計算されていたため誤りが生じ易かった。バベッジの計画では、2万5000点の部品を有し、重量15屯、高さ2.4mの計算機械が出来る筈だったらしい。

二進数でなく十進数を用いる事や、情報・命令・数表の入力用に別々の記憶装置を用いた事が効率が悪いとする。

第二部 摩訶不思議な古代建造物
第8章 パルテノン神殿/
   黄金比率で表現された、古代ギリシャ最高の建築物

紀元前447年頃から16年をかけて建築されたパルテノン神殿。視覚上の微調整が組み込まれ、人間が眼球の湾曲のために直線や平行線を知覚出来ない事に合わせ、柱を先細にする事で直線的に見えるようにしている。

パルテノン神殿が直線で構成されているように見えるのは錯覚であるが、微調整がどのように計算されたのかは不明。

第9章 パンテオン/古代ローマのコンクリート・ドーム型神殿
コンクリートに必須の成分であるセメント粉は1796年に英国で初めて特許が取られた。しかし、126年に建築されたパンテオンはコンクリート造りである。

第10章 ギザのスフィンクス/古代エジプト最大のミステリー
一個の岩から作られた世界最大の彫像(長さ72m、幅6m、高さ20m弱)。左右の前脚の間に、トトメス4世治世の第一年(紀元前1401年)に据えられた碑文がある。一方で他の第4王朝の遺跡と異なり、水による浸食の跡がある事から、最後の大降雨があった紀元前3400年以前の建築物とする説や、それ以前とする説もある。

第三部 ミステリアスなオーパーツ
第11章 ヴォイニッチ手稿/
    暗号解読のプロもさじを投げた、
    世界で最も不可解な古文書

1420年頃に手書きされた古文書。未知の言語や植物、天文学的情報が記されているとする。

第12章 サッカラ・バード/
    古代エジプトの墓から出土した、おもちゃの飛行機

1898年に古代エジプトの埋葬地だったサッカラ(カイロの南)のエジプト人の墓(紀元前200年頃)から発見されたおもちゃ。飛行機に似ている。
水平尾翼を欠いており、おもちゃの鳥の可能性が高い。

第13章 ケネウィック人/
    アメリカのワシントン州で発掘された
    コーカサス系古人類

アラスカに人類が登場するのは、紀元前1万3000年頃とする。アジア的特徴を備えた人々で、後裔も同様。しかし、1996年に50歳代の白色人種男性の骨格がワシントン州ケネウィックで発見された。放射性炭素年代測定の結果、紀元前7300年頃のものとされる。

第14章 メイン州のペニー硬貨/
    ネイティブ部族のゴミ捨て場から発見された、
    11世紀ノルウェーの硬貨

1957年にメイン州の古代ネイティブ・アメリカン村の発掘中に発見された硬貨。ノルウェーの平和王オーラヴ3世治世(1067年~1093年)の初め頃に作られたもの。これ以外に米国内でノルウェー製人工物は発見されていない。
グリーンランドのノルウェー人を通じての交易があったのかもしれない。
グリーンランドのヴァイキングによる居留地は985年に作られ、記録される最後のイベントは1408年の結婚式である。

第四部 あまりにも先進的すぎた知識や技術
第15章 ジョン・ブラッドモアの医療器具/
    英国王ヘンリー5世を救った近代的外科手術

1403年に行われた無菌手術。英国中東部のシュルーズベリーの戦いで顔面を撃たれた16歳のヘンリーへの手術。蜂蜜やワイン(アルコール)、テレピン油を抗生物質として使用している。病原菌の存在は1676年に知られており、医療を担当したブラッドモアはギリシャやローマ時代の知識を活用したのかもしれない。

第16章 坤輿万国全図/
    1602年に中国で作られた奇妙な世界地図

1906年にドイツの地理学者マックス・エケルト=グレイフェンドルフによって考案された「エケルト第4図法」が使用されている。丸い世界を平坦な地図に描く方法。

中央子午線のみを直線とし、残りの子午線は中央から離れるに従って湾曲していく。

中国で作られた地図で初めて南北アメリカ大陸を描く(オーストラリアは描かれない)。中華皇帝の自尊心をくすぐるために中国が地図の中央に描かれる?

第17章 アルキメデス・パリンプセスト/
    紀元前の高度な数学理論が記されていた写本

曲線形状の体積測定や均衡・浮力、重心を探る方法等。
アルキメデスの著作で残っているのは3件の草稿のみで、2作は他言語に翻訳があったために生き延び、3作目は1874年に姿を現した。その中にアルキメデスが微分積分の基礎である無限和の概念を理解している事を示している記述があり、1671年のニュートンの業績を遡る事になる。
さらに、集合論の基礎である無限の逆説についても言及。Aが無限であるとして、BはAの2倍とする。無限は無限に等しいため、Aの2倍であるはずのBとAは等しくなる。

第18章 ネルソン・タッチとランチェスターの法則/
    ナポレオン艦隊に打ち勝った先験的な戦術

「ランチェスター方程式」は1916年に英国の技術者フレデリック・ランチェスターによって、軍隊の交戦による損耗を数学的に記述する方法として考案された。
長距離射程の武器を備えた戦力の比率は、実数によるのでなく、その2乗になる。5000人の軍隊と4000人の軍隊との戦力比は、5対4でなく、25対16となる。両者が戦い抜いた場合、4000人を全滅させるまでに5000人側は2000人を失う計算になる(25から16を引いた数9の平方根が生存者数を示す)。

1805年のトラファルガーの海戦においては、フランス軍46隻に対し、英国軍は40隻であった。ネルソンは軍艦数の不利を補うために、軍を8隻の第一艦列、16隻の第二艦列、16隻の第三艦列に分け、敵艦列の攻撃する場所を指定した。

第一艦列がフランス軍艦列の中央から数隻前を攻撃し、第二艦列がフランス軍艦列の中央を攻撃し、第三艦列がフランス軍後部艦列の12隻を攻撃するよう指定。

その結果、フランス軍艦列の後尾23隻が32隻の英国艦隊に立ち向かう事になる。ランチェスター方程式による優位性は2対1であり、英国艦列は10隻を失うが、フランス軍艦列の後尾は全滅する計算になる。

フランス軍艦列の前半分の23隻が反転して後尾を補強しようとすると、英国軍第一艦列の8隻を破る必要がある。ランチェスター方程式では、フランス軍艦列23隻は8隻を破る過程で2隻を失い、英国艦隊の残存する22隻と直面する事になる。

23隻(英国艦隊)と22隻(フランス艦隊)が戦うと、8隻の英国艦隊が残る計算になる。

******************

実戦では、ナポレオン艦隊は33隻が現れ、英国艦隊は27隻が動員された。そのため、ネルソンは8隻の遅延用戦力は活用せず、二艦列でフランス軍中央を分断した。その結果、英国艦隊は22隻を拿捕した。

ランチェスターの法則が提唱されるまで、歴史家はネルソンの作戦における艦船数を理解する事が出来なかった。

第19章 ハリケーン「パム」/
    「カトリーナ」を1年前に予見していた
    防災シミュレーション

2005年8月後半に発生したハリケーンを予見したシミュレーション。2004年7月のルイジアナ州都を舞台にした緊急対策準備の戦略演習における架空ソフト。カトリーナによって発生する事態を1時間単位で予測していた。

シミュレーションによるハリケーン「パム」では全人口の35%が避難するとしたが、実際には80%以上が避難した。また、政府機能の麻痺までは予測出来なかった。

第20章 ドゴン族の宇宙創造神話/
    驚くべき天文学的知識をもつ部族の
    シリウスにまつわる伝承

シリウスは実際には二つの恒星であり、伴星は1862年に発見された。この知識は西アフリカのドゴン族にも伝承されていたとする。フランスの人類学者マルセル・グリオールが1940年代にオゴテメリというドゴン族の賢人にインタビューした記録。
しかし、現代においてドゴン族にインタビューすると、一般のドゴン族はそのような神話を知らなかったとする。

第五部 自分の予言を的中させた人、
    時代を先取りしすぎた人

第21章 ダグラス・エンゲルバート/
    人間の知性を拡大した
    革新的コンピューターシステム「NLS」開発者

1951年に25歳だったレーダー技術者ダニエル・エンゲルバートが、考えたビジョン。ディスプレイを通じてコンピューターを操作する画面選択デバイスのアイデア。インターネットに類する構想もあったらしい。

第22章 プレンティ・クー/
    少年時代のビジョンにより、 
    自分の部族の危機を救った
    ネイティブ・アメリカンの族長

プレンティー・クーは、ロッキー山脈東側に居住するネイティブ・アメリカンのクロウ部族に1848年頃に生まれた(1932年死去)。11歳の時に、無数のバッファローが平原一面に広がった後に消滅し、焼印を押された動物が平原を埋め尽くすビジョンを見る。
さらに強風に煽られた森で、アメリカコガラが住み着く木以外が薙ぎ倒されるビジョンを見る。アメリカコガラは聞き上手な鳥であるために、成功と失敗の法則を体得しているらしい。

部族の評議会では、このビジョンを平原が白人の家畜に占拠され、それに逆らう部族は殲滅されると解釈。アメリカコガラのように学ぶ態度が大切と解釈された。

クロウ族は白人と闘わなかった唯一の部族とされる。クロウ族はインディアン保留地として、自分の生活領域を許諾されたらしい。

第23章 アクナーテン/
    世界初の一神教を創始したエジプトのファラオ

紀元前1350年頃に一神教を創始。一体の崇高なる創造主を認め、他の超自然を否定する。紀元前1347年にアマルナを建設し、アテン神を崇拝する宗教を創始し、アメンホテプ4世がアクナーテンに改名した。

アクナーテンは17年の治世を経て没しているが、太陽神アテンの宗教は即時に捨てられている。その後、アクナーテンの名は記念碑から削り取られ、存在自体が無かった事にされている。

第24章 ウィリアム・トーマス・ステッド/
    タイタニック号沈没を予知するも、
    事故の犠牲になったジャーナリスト

1912年のタイタニック号沈没について、1886年の小説仕立ての記事「生存者が語る中部大西洋における郵船沈没の様子」で予測したジャーナリスト。当人がタイタニック号に乗船し、事故の犠牲になっているらしい。
少女売春に反対するジャーナリズムを展開していたのだとか。

第25章 アルベール・ロビタ/
    19世紀末に出版された小説で
    20世紀の未来を予測していた風刺作家

アルベール・ロビタ(1848年~1926年)はイラスト入りの物語を多く書いた。

パリ・コミューン運動に巻き込まれ、破壊された世界を見た影響から、1882年に『20世紀』という小説を発表している。

1952年を舞台に、高校を卒業したばかりのエレーヌ・コロブリィが就職するところから物語が始まる。女性解放論への恐れには根拠が無い事を主張しているらしい。

作中のフランスには、10年毎に3ヶ月の革命を実行するイベントがあり、計画が練られ、流血は伴わないとする。これはパリ・コミューンの愚行を批判しているらしい。

以下が予測されている。

・1910年に壊滅的な戦争が勃発
・1920年に大量破壊兵器を使用する革命家によって
 ロシアが海中に没する
・ピアノは拷問楽器と見做され使用されない
・加工食品が配管で送られる
・電話装置や広告の普及

ちなみにアルベール・ロビタは第一次世界大戦を体験しており、7人の子の内、一人が死亡し、二人が重傷を負っている。1925年のインタビューでは、現代の目まぐるしいペースを嫌悪すると語ったらしい。



第26章 エイダ・ラブレス/
    世界初のプログラマーになった伯爵夫人

エイダ・ラブレス(1815年~1852年)は、1843年にコンピューター・プログラムについての本を書いた。父親はロマン派の詩人バイロン男爵。
1833年に、チャールズ・バベッジが階差機関について語ったパーティーに出席し、後に解析機関に関する論文の翻訳を行う。その中に注釈で解析機関がベルヌーイ数の計算に用いる手順を説明している。
その内容は、機械がベルヌーイ数を作るのに必要な各演算の実行ループの記述であり、そのままプログラム言語に落とし込む事が可能なものだった。

その記述が詳細であり、後代の論評者が変数の表示間違え等を指摘出来るため、これが世界最初のソフトウェアバグとされる。

第27章 データポイント2200/
    歴史から無視された世界初の
    デスクトップ・コンピューター

1967年にテキサス州のサンアントニオに起こったCTC社がマイクロプロセッサー革命を主導した話。1970年にデスクトップコンピューター「データポイント2200」を発表。

歴史家は1971年にインテルが行った4004プロセッサーチップの発表を、最初のコンピューターチップとするが、それより早い。

第六部 未来を予言した書籍、論文、映画
第28章 ヘクター・C・バイウォーター/
    太平洋戦争の16年前に日米の架空戦記を
    書いた英国スパイ作家

1925年に書かれた「太平洋大戦争」で日米開戦を予測。

日本が西太平洋を早期に制圧するが、組織的な米国の反撃と打破出来ないとした。ただし、予測した戦争期間は1931年~1933年である。不一致点は以下。

・奇襲攻撃はパナマ運河における自爆攻撃で始まる
・航空母艦は飛行機が小さ過ぎて限定的な成果しか無い
・空襲で宣伝ビラを撒き、政府が失脚する

しかし、米軍が日本軍の防衛線内に入り込むために島伝い作戦を行った点については予言が的中している。

日本海軍司令官 山本五十六は『太平洋大戦争』を読んでおり、本について訓練校で講義し、1934年にはヘクター・C・バイウォーターと一夕を過ごしている。



第29章 ジュール・ヴェルヌ/
    アポロ計画に酷似した小説を執筆し、
    数々の予言を行ったSF作家

1865年に書かれた小説『月世界旅行』について。1828年~1905年までの生涯で、電気や自動車、原子力潜水艦などを予想。

予言は全て当時知られていた技術を拡張したものである。



<第30章 エドワード・ベラミー/
    1887年に2000年のユートピアを
    予言した社会主義作家

エドワード・ベラミー(1850年~1898年)が書いた小説『かえりみれば』について。

当時は、『アンクル・トムの小屋』、『ベン・ハー』に次ぐ、ベストセラー第3位だった。物語は1887年に昏睡状態に陥った主人公が2000年に目覚めるところから始まる。

技術に関する予言はほとんど行わず、社会的変化を記述する。巨大企業が全てを取り纏め、政府が独占的雇用主となる。全員が同一の賃金が支払われ、労働力は軍隊のように組織化される。

⇒この辺りの記述は『百年法』と似ている

以下は、『百年法』の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-2036.html

軍隊のような服従精神という文化的規範を伴う社会的進歩。予測出来ない要因が全く無い産業経済。選良に権力が集まる事を当然視する。



第31章 ヴァネヴァー・ブッシュ・/
    インターネットの概念に影響を与えた
    架空の装置「メメックス」提唱者

化学諮問委員ヴァネヴァー・ブッシュ(1890年~1974年)が1845年に、インターネットに類する百科事典閲覧装置を提唱した事について。

例えば、「マンハッタン計画」については副大統領のトルーマンさえ伝えられておらず、大統領になって初めて知った。文献閲覧用ツールの必要性を説く。

第32章 映画「ウワサの真相」/
    クリントン大統領のセックススキャンダルと
    コソボ紛争を予言した映画

1997年12月に公開された映画が、1998年1月のクリントン大統領のスキャンダルを予測していた話。

セックススキャンダルに巻き込まれた米国大統領が、米国をアルバニアでの軍事行動に巻き込んでしまう話。

映画と現実との差異は、現実では戦争が実際に発生した事にある。



第七部 前近代のキリスト教美術に登場する
    UFOの数々

第33章 「聖母子と幼き洗礼者ヨハネ」/
    聖母マリアの背後に
    UFOが描かれているキリスト降誕図

セバスティアーノ・マイナルディ(1460年~1513年)がフィレンツェのヴェッキオ宮殿所収の油絵に描いたUFO。

第34章 「キリストの洗礼」/
    空飛ぶ円盤が描かれているように見える、
    18世紀の絵画

1710年にレンブラントの弟子アールト・デ・ヘルデル(1645年~1727年)が描いた絵。描かれる円盤を良く見ると、中心に白い鳥が見られ、新約聖書ヨハネの福音書第1章32節にある「天からの鳩として」イエスの上の降るのを模倣している?

第35章 「サンタ・マリア・マジョーレ聖堂の建立」/
    358年の聖母マリア伝説に基づいて描かれた絵画

マソリーノ・ダ・パニカーレ(1383年?~1447年)によって1428年に描かれた絵画。

358年に聖母マリアからの夢のメッセージによってサンタ・マリア・マジョーレ聖堂が建立された事を示す絵。円盤でなく雲を描写?

第36章 「聖エミディウスを伴う受胎告知」/
    空飛ぶ円盤が聖母マリアに
    レーザー光を発射している絵画

カルロ・クリヴェッリ(1430年?~1494年)による油絵。

第37章 デチャニ修道院のフレスコ画/
    マーキュリー・カプセルと
    そっくりな空飛ぶ物体が描かれた壁画

1335年~1350年に描かれた壁画。セルビア正教会のデチャニ修道院の前面を覆うように描かれている。

第八部 まだ解明されていない天文学の謎
第38章 イアペトゥス/
    『2001年宇宙の旅』にも登場する、土星の謎の惑星

土星の最外郭にある順行衛星。直径1462㎞で、土星から352万㎞離れたところを周回する。

1671年にイタリア系フランス人ジョヴァンニ・カッシーニに発見されたが、土星の片側にある時しか見えないとされた。2007年にイアベトゥスに到達した探査機は、半球の大部分が煤に似た暗い部分で覆われている事を発見した。

第39章 フォボスとダイモス/
    『ガリヴァー旅行記』で詳細が述べられていた、
    奇異な火星の衛星

1725年の『ガリヴァー旅行記』や1750年のヴォルテールの短編『ミクロメガス』で触れられるが、二つの衛星が発見されたのは1877年である。

『ガリヴァー旅行記』では、架空の地ラピュータの天文学者が達成した高度な発見事例の実例として、内側の衛星が土星の直径3倍分の距離をおいて周回し、10時間という周回周期を、外側の衛星が直径5倍分の距離をおいて21.5時間の周回周期を持っていると記述。

これは実際と近く、フォボスは1.4倍の地点を7.6時間で周回し、ダイモスは3.5倍の地点を30.8時間で周回する。

第40章 フォボスのモノリス/
    火星の衛星で発見された奇妙な石柱

1988年にNASAの火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が発見した石柱。真上に近い角度からの画像であるため、実物の形状は判断出来ないとする。

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