青鬼

読んだ本の感想。

原作:noprops、著者:黒田研二。

中学生達が洋館に閉じ込められ、得体のしれない怪物に追いかけられる話。

以下は、Wikpediaの「青鬼 (ゲーム)」の記事へのリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%AC%BC_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)

童話「泣いた赤鬼」を下敷きにした話だと思う。いじめっ子の卓郎は最後まで改心したように見えないが、彼以上に迷惑な幽霊の直樹が現れる事で、卓郎の殺人が有耶無耶になり、さらに迷惑な異界からの侵略者が登場する事で、直樹が改心した事になってしまう。

赤鬼が暴れる事でしか青鬼が社会に参加出来ない事を示している。

【登場人物】
シュン:
ゲーム制作が趣味の中学生。転校先の中学校でいじめられている。彼の制作した脱出ゲームと、洋館ジェイルハウスがリンクしている。

卓郎:
サッカー好きの優等生と思われているが、いじめっ子。アリバイ工作をしたうえで人間を殺す殺人鬼であるが、作品が進むに連れてその罪は有耶無耶にされていく。卓郎が自首していれば、二巻以降の惨劇は回避出来たように思う。

杏奈:
学級院長。卓郎の引き起こした事故によって両親を失っている。それ以降、霊が見える体質になっている。

美香:
卓郎に好意を抱く。飼い猫のペルシャ猫ハートが心の拠り所としているが、作品途中でその存在を忘れており、フワッティーという化け物をペットにするようになる。

たけし:
卓郎の腰巾着。両親は食堂を経営。

ひろし:
学年一の秀才。誰に対しても敬語。

直樹:
卓郎に殺された中学生。幽霊になり、他人の夢を操る能力を得た事で、復讐を企てる。彼の計画が回りくどく、もっと良い方法があった気がする。

〇青鬼(2013年3月11日 第1版第1刷発行)
主人公シュンが、いじめっ子達と洋館に閉じ込められ、青い怪物に追いかけられる。逃げ回るうちに、洋館の構造や怪物の行動特性が自分の制作したゲームと同じである事に気付く。さらに、自らが幽霊である事にも気付く。シュンは卓郎に殺されており、卓郎はシュンの死体を隠すために洋館を訪れていた。

脱出する事で現実に帰還するが、パソコンの時計の設定がいじられていたために、6時間前の世界に戻る。



〇青鬼 復讐編(2014年1月6日 第1版第1刷発行)
直樹の幽霊に悪夢を見せられた卓郎は洋館に侵入する。

洋館は、卓郎がゲームを操作した時と同じになっている。彼はシュンを殺すためのアリバイ工作にゲームを利用しており、録画したゲームの内容を生放送と偽ってインターネット配信していた。

3階から飛び降りるとゲームのバグがつかれ、ゲームがリセットされ脱出に成功する。



〇青鬼 異形編(2014年9月8日 第1版第1刷発行)
シュンは自作ゲームと洋館がリンクしている事を利用し、ゲームの出発点に外部と連絡出来るタブレットPCを設置し、玄関のカギを解錠するキーを貼り付けた。しかし、洋館の怪物がタブレットPCによって擬態生物等を学習してしまう。

再度、洋館に侵入する事になった登場人物達は、怪物に食われる事でその記憶毎、怪物と同化してしまう。洋館を爆破する事で脱出には成功するが、幾人かは怪物と同化してしまう。



〇青鬼 怨霊編(2015年7月8日 第1版第1刷発行)
またも洋館に閉じ込められて、脱出ゲームが始まる。この辺りからグダグダになる。怪物と同化しても人間の姿に戻れる設定が追加され、されに人間を食べたいという欲求も無かった事になっている。

幽霊の直樹が自分の遺骨を怪物に食べさせ、同化する事で現世に復活する。



〇青鬼 無終編(2016年4月1日 第1版第1刷発行)
学校に閉じ込められる話。

ゲームと現実がリンクしているため、パソコン内の時間設定を変更する事で、時間を巻き戻そうとする。事の発端である20年前に戻り、洋館の住人が異形の神に憑依されないようにして事件は解決する。

しかし、神自体は存在しているので惨劇の可能性は無くならないらしい。

⇒全員が善人になっている事に納得がいかなかった



〇青鬼 我畏怒編(2015年3月12日 第1版第1刷発行)
ゲーム「青鬼」のガイドブック。



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