フランケンシュタインのジレンマ

インターネット上で、優生学に関する意見を読んで考えた事。

遺伝的に優れた人間を選別し、素晴らしい人間だけで構成される共同体を作ろうとする主張の矛盾は、成功者が必ずしも優れていない事だと思う。

以下は、戯作速報の「彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」」の記事へのリンク。

http://bobby-gisaku.doorblog.jp/archives/14622710.html

優生学思想を体現したはずのヒトラーは金髪碧眼ではなかったし、社会的不適合ともいえる人物だった?

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そして、21世紀中には親が子供の遺伝子を検査し、産み分け可能になる?それは、高確率で子供が親を憎むようになる社会の到来を招くと思う。

遺伝的に優れた人間を作り出す事は相当に難しいはず。

以下は、「スポーツ遺伝子は勝者を決めるのか?」の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-2013.html

西アフリカ系の人々は血液中のヘモグロビン値が低い傾向があり、そのために持続時間が短い運動に適した骨格筋特性を発達させた可能性を指摘している。運動能力に優れた人間を養成しようとした場合、何か他の特性を犠牲にしなければならない?

普通の人間は潤沢に満足せず、欠乏に不満を持つと思う。自らの恵まれた特性に感謝する人間は少数で、大部分は欠陥を憎む。そして、そのように自分を設計したのが親であった場合、憎しみは親に向かう?

遺伝子設計を拒否し、自然のままに出産した場合でも、憎まれる可能性からは逃げられない。「遺伝子設計拒否」という選択をした事で、避けられたはずの欠陥を子に背負わせた事になるからだ。

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『フランケンシュタイン』では、人為的に作り出された怪物が、その醜さ故に疎まれ、自らの創造主である科学者を憎むようになる。そして、怪物は自分と同じように醜い存在を作るよう望む。

優れた存在として作り出されたはずの怪物が望むのは、醜くて劣った存在というジレンマ。

この展開は、近未来に実現するかもしれない。普通の人間は自分より優れた存在を望まないと思う。自分に依存する美しい存在や、自分より劣っていながら憎む知性を持たない存在、そして簡単に倒す事が出来る悪役を望む気がする。

以下は、Wikipediaの「タイム・マシン (小説)」の記事へのリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

小説世界での紀元802701年は、穏やかなエロイと獰猛なモーロックという二種族が闊歩する世界になっている。フランケンシュタインの夢が実現した状態?

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