なぜADHDのある人が成功するのか

読んだ本の感想。

トム・ハートマン著。2006年9月25日 初版第一刷発行。



人類を以下の二種類に分け、ADHDを狩猟に適応した人間とする?

①狩猟民
兆候空間優位として、微かな兆候を強く感じ、その事態が現前する如く憧憬する。先取り感覚は疲れ易さとも結び付く。現在を中心に前進する。

②農耕民
前例や秩序、貯蔵を重視する。過去を振り返り、過去に基づいて未来を占う。

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狩猟民として適応するために、以下の能力を身に付けたとする。

①注意
すぐに注意を逸らし、絶えず周囲に目を配らなくてはならない。

②同時進行
同時に複数の獲物を追いかけるために、複数の作業を並行して行う。

③危険麻痺
狩猟社会では危険を冒す事を恐れてはならない。

④衝動性
状況変化に対応出来るよう、決断が速い。

狩猟民の時間間隔は非常に速いか遅いかのどちらかで、その瞬間で興奮したり、退屈したりする。現代社会では、ADHDの影響を抑えるために有酸素運動を取り入れる人間がいるが、大量のカフェインを摂取する事で生活に適応する人間もいる。

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狩猟民としてのADHD者が成功するには、刺激が強い仕事や高い創造性が求められる仕事をするべき?

セールスマンが最も一般的な仕事であるが、ADHD者はセールスが完了した後の書類作成や長期の関係を結ぶ事が苦手だったりする。解決策として農耕民型の人間と組むべき?

以下は、ADHD者が会議で心がける事。

①目標を立てる
会議での目標を文章にまとめておく。限定され、実際の行動と結び付く目標を定める事で会議時間を短縮可能。

②計画表を作る
目標に到達する道程として、会議の予定表を示し、計画通りに会議を進める。

③目標に集中する
④会議内容を簡潔に纏める
⑤会議中に自分の言いたい事をメモしておく
ADHD者が他人の話に割り込むのは、その瞬間に喋らないと、話す内容を忘れてしまうから。それを防ぐために、他人が喋っている最中に言いたい事を思い付いたら、忘れないようにメモしておき、自分が話すべきタイミングで話す。

⑥枠組み
会議の形式は、目標に沿ったものにするべき。

⑦分割
長い会議は複数回に分けて行う。定期会議も良いかもしれない。

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ADHD者には起業家としての可能性がある。

個人主義、創造性、物事を始める能力は、自分の会社を持つ事に繋がる。

注意すべきは、自分無しに業務が出来ないような枠組みを作らない事。ADHD者は事業の初期段階では能力を発揮するが、計画や養成が必要になった段階で能力を発揮出来なくなる可能性がある。

事業が中年期に達した時点で、農耕民型の管理者に頼るべき。

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