施されている

以下は、「担任「いじめられてはないけどハブられてる子を修学旅行の班に入れてあげて」→過激派「絶対イヤ」穏健派「まあいっか」→結果…」へのリンク。

http://www.sechigara.net/archives/66529540.html

投稿主が高校生の時に、担任に頼まれて友達のいないクラスメイトを自分の班に入れた話。その結果、「相部屋くらいならいいか」というグループと、「短期間でも一緒にいたくない」というグループに分かれ、投稿主は友人を何人か無くしてしまった。

********************

子供の時から集団行動が苦手で嫌いだった。

学校や社会のルール上、僕は皆と同じように行動しなければならない。ほとんどの人間は、僕と一緒に行動する事を嫌がるし、自己主張出来る事を示すために僕が嫌いだと言う。

僕の押し付け合いになり、僕と組まざるを得なくなった人間に文句を言われた事がある。嫌われ者をやっつけると、皆に出来ない事を肩代わりした事になりヒーローになる。

余った人間同士でも上手くいかない。

「いつも余った人間同士がグループになっている。これじゃ可哀そうだから、偶には別の人と組ませてあげようよ」

博愛精神に満ちた人間というのもいて、僕と組む事で自分の優しさを確認しているように思えた。その人達から感じるのは屈折した差別意識で、「自分はこれほど醜い人間に親切に出来る素晴らしい人間である」と言っているように思えた。

基本的に僕の話を聞かないし、自分の命令に僕が従うと思っている。さらに、僕から尊敬されている事になっている。

*******************

最も問題があったのは掃除当番だった。僕の顔が見たくないから掃除当番をサボる同級生がいた。短時間でも僕と一緒にいたくない。それは僕が悪い事になる。クラスのほとんどがそれに共感する。それでも学校のルール上、僕は掃除をしなくてはならない。

解決策は、掃除をサボっているのは僕であるという風にクラス全員の記憶が改竄される事だった。ほとんどの人間が信じないけれど、これと似た現象は至る所で日常的に発生している。

自分が掃除をサボっているという現象は、僕を怒鳴りつける事によって書き換える事が出来る。やがて、全てのサボりは僕であるという事になり、クラス行事の論理が破綻していった。

記録上、僕が当番でない時も僕が掃除をしなければならない。それでも僕は怠けている事になり、怒鳴られなければならない。

繰り返すけれど、これは至る所で観測される事象だ。全ての人間が記憶を改竄しているから、矛盾に気付く事が出来ない。

*****************

以下は、「帝国の構造」の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-2478.html

「帝国の構造」に出てくるような互酬(贈与と返礼)や下部構造・上位構造の概念は、このような人間心理を理解するために有効だと思う。僕は未だにほとんどを理解出来ないが。

贈与と返礼。

僕は気持ち悪いのだ。僕の存在を許容している時点で、多くの人間は僕に施しているように感じる。そのように贈与を受けているのだから、僕は返礼しなければならない。

返すものが何も無い僕は迫害される事になる。

********************

「お前は今まで他人の優しさに縋って生きてきたんだろう」

30歳を過ぎてから会社の上司に言われた言葉。

社会人になっても大枠は変わらない。社会通念として、僕は会社に帰属する事を期待される。決められた服装をして、決められた時間に決められた場所へ行き、決められた事をする。僕は規定されている。僕は何も価値を生み出していないが、そのように行動する事を期待されている。

支配と保護。

互酬とは異なる概念が僕を規定する。僕に会社を辞めて欲しいという人間は、そうした意見を会社の人事部や医師に主張出来なかった。

会社内部の人間関係とは異なる論理が、僕達の思想や行動を規定している。

僕と一緒に学校行事をやりたくなかった人々も、社会通念と対決する事が出来ず、怒りを僕にぶつけた。社会人になってもそれは変わらない。

だから時々、自分が生きている事が不思議になる。多くの人間が僕にいなくなって欲しいと思っている。僕は自分には出来ないと思っている。それなのに僕は生きている。不思議だ。

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ABCDEFG

Author:ABCDEFG
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード