発達障害の子の「イライラ」コントロール術

読んだ本の感想。

有光興記著。2015年8月25日 第1刷発行。



発達障害者のイライラに対しては、叱るだけでは対処出来ない。イライラの理由を知る必要がある。

以下、怒りを誘う行為。

①要求する
②否定する
③頭ごなしに言う(当たり前じゃない)
④悩みを軽視する(大した事じゃない)
⑤強圧的な大声
⑥感情的否定(駄目ねー)
⑦理由をただす
⑧禁止する
⑨決め付ける
⑩突き放す

以下、怒り消し去る行為。

①努力を肯定する
②結果に拘らない
③過去に囚われない
④我慢し過ぎない
⑤元気に挨拶する
⑥思い切り笑う
⑦人の意見を気にし過ぎない
⑧出来事に囚われない(こういう事もある)
⑨義務でなく希望を言う
⑩レッテルを拒否する

*******************

<イライラ対策の前準備>
イライラする人間が周囲にいると、その問題で余裕が無くなり、被害者意識が出て来る。少し休んで趣味を再開する等して余裕を持つ。

そして、他人のイライラの前に、自分のイライラを整理する。ノートに書きだし、①個人的に腹立たしい事、②悲しい事、③世の中に憤った事に分類すると、イライラの多様性が見える。

理想が高い人間ほど要求が多いので、正しく進まない事に我慢出来ない。他人に対処する前に、自分のイライラ耐性を知り、気をそらす方法を見つける事が大切。

<言い分を聞く>
話を聞くより先に、行動を変える事は出来ない。

興奮状態にある相手に対しては、10秒間~2分間は待つ。人間の怒りは、1分間~2分間で収まる。怒りが強くなるのは、反論されたり、反撃された時。他の人間や危険物から遠ざけて落ち着くのを待つ。

単純な我儘でなく、当人が自分の非常識に無自覚である事が多い。

発達の遅れや偏りを意識し、実年齢よりも年下のつもりで話す。当人の創意工夫を求めず、難しい抽象表現や示唆を避け、単純に具体的(ちゃんと、多めにという曖昧な表現を避ける)に解説する。常識的なルールでも明確に言葉にして、「どうして」という曖昧な聞き方でなく、「○○だから?」のように具体的なヒントを出す。

<怒りの結果について考える>
発達障害の特性が怒りの原因となる。例えば、言葉通りに捉える傾向があると、冗談を本気にして怒り出す。このように適切な考え方が分からないと状況を悲観的に把握するため、「良く考えなさい」と突き放すのでなく、考える事に補助が必要な場面がある。

そのため、本人の考えを聞く以外に、自分の考えを示す事が大切な状況もあり得る。

怒った結果、何が発生したかを考えると、怒りは必ずしも得ではない。

<イライラが小さいうちに対処する>
怒りが小さいうちに休憩する等して、怒りが増幅しないように気を付ける。

怒りには、体や行動が変化するため、初期段階で怒りに気付きたい。

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