終わらない物語達

インターネット上の掲示板からのコピペ。

長期連載が継続する作品、または作者死亡等により未完結になった作品について。2016年7月現在の話。

『三丁目の夕日』(西岸良平)は、1974年から現在(2016年7月)まで連載継続中。発表当時はほぼ「現在」を描いていたのに、今は(連載開始時から)「ノスタルジー」がテーマの漫画と思われている。



『ゴルゴ13』(1968年から)、『赤兵衛』(1972年から)、『浮浪雲』(1973年から)もある。『ゴルゴ13」の最終回を、さいとうたかを氏は既に構想しているそうだけど、氏の過去の言動(描いてない物語パターンが一つだけある、あのキャラクターでは長期連載は無理だからすぐ終わる予定だった等)から、ゴルゴが死ぬ話しか想像出来ないので、『ゴルゴ13』の最後は描かないでもいいかなとも思う。

『ゴルゴ13』のようなオムニバス式の物語は、高齢者に優しい。「水戸黄門」等の時代劇が1話完結なのは、いつ見納めになっても良いように配慮した結果。初期に前後編のエピソードを制作した際、高齢の視聴者から「オチは分かっているけど、自分が来週まで生きているか分からないで(前後編は)止めて欲しい」との意見がプロデューサーに入り、それ以来一話完結にしたらしい。

「カムイ伝第三部」は、1964年開始の第一部が1971年に完結。ブランク17年を経て第二部が1988年に開始、連載中断を経て2006年に単行本で完結。第三部は白土三平も80歳を超えているし無理だろう。



過去の例では、『南総里見八犬伝』は刊行開始から28年後に完結したらしいが、完結の頃には作者の馬琴も初期の読者は大部分が死んでしまっていると自覚していた節が見受けられる。自身も目が悪くなって息子の嫁に口述筆記させてどうにか完結させた体。



吉川英治氏も『新・水滸伝』を最後まで書けなかった(ただし108星は集ったので、一応区切りはついている)のだし、どんな作品でも「完結しない可能性」はある。まあ、吉川氏の場合、「いいとこであえて終わり」にする傾向はあった。



刊行開始27年経っても未だ完結の気配が見えない『ベルセルク』は、復讐譚という完結するべき物語なのでオチを見てみたい感覚が強い。それがガッツの敗北だったとしても良い。別に他のゴッドハンドはどうでも良い。グリフィスと戦う場面が見たいのだ。このままだとゴッドハンドは一人も倒せず、せめて受肉したグリフィスと決着をつけるという展開になりそう。 『ベルセルク』と同時期に始まった『ふたりエッチ』は現在70巻弱。休載しなければ『ベルセルク』は完結していたのかもしれない。



玄奘三蔵の旅は16年だったのに『最遊記』はもう19年目。 いつ終わるのか分からない。



谷甲州先生の『覇者の戦塵シリーズ』も終わらない。一年から二年に一回新刊が出るペースでようやく戦争終結への入り口に差し掛かろうとしているが、先生も高齢になりつつあるから寿命が心配だ。



『星界の戦旗』も終わる気がしない。作者の体調もだけど、主人公のジントが生きている間に戦争が終わるのかな?



氷室冴子先生は急逝が惜しまれる。『蒼の迷宮(下巻)』はもう読めない。『銀の海 金の大地』は第一部が終わった所で終わってしまったけど、古代転生ファンタジーと銘打った、設定が大きい話で、昔はそういう設定の壮大さが凄いと思っていたが、今はそんなので連載を始めるような人がいたら最後まで付き合うのは無理だと思ってしまう。





ガルディーンは、1986年に1巻、1987年に2巻。 13年後の2000年末の3巻は「20世紀最後の奇跡」「21世紀に間に合いました」など言われた。 そして16年たっても4巻は……。



菊地秀行『パンパイアハンターD』シリーズは、親父の神祖を追いかけ続けて何年も経過している。しかし、短編『D:ハルマゲドン』で神祖(親父)対Dの最終決戦が書かれているので、中間を飛ばしている事さえ気にしなければラスト直前までは辿り着いている。



『デルフィニア戦記』を追いかけていた義母が癌で急死する直前に暁天を読んだ際のあの表情を俺は・・・。

⇒どんな表情だったんだろう?



前田珠子の『破妖の剣』シリーズは、最終章に入ってから何とも言えない状態になって、挿絵が厦門潤さんから変更になった時点で離脱したが、まだ続いていて驚いている。



CLAMPの『X-エックス-』の場合、もう東京の街並みも代わり整合性が取れなくなっている。「(想定した)ラストが悲惨過ぎる」という理由でCLAMP、出版社どちらも「中断」すると決断したとの説があり、世情が安定すれば再開の可能性はあったのかもしれない。



田中芳樹は、終わっていない作品の多さもさる事ながら、一応は終わった『夏の魔術』の4部作も、現代を舞台として物語中は1年しか経ってないのに、最終部のみ間が空きすぎて“現代”との整合性がおかしくなっている。



世情の変化に影響された例として、半村良の『太陽の世界』みたいに「ムー大陸」の存在がデッチアゲだったせいで続けられなくなった話や、士郎正宗の『アップルシード』のように劇中登場したソビエト連邦が崩壊してから続きが描かれなくなった話等がある。





他に、『源氏』、『夜嬢帝国』、『ありす IN WONDERLAND』、『クロニクル』、『B型同盟』、『竜騎ドラグーン』、『ペンデュラム』、『OUTLAW STAR』、『逢魔にドキドキ!』、『イグナクロス零号駅』、『幻想世界魔法列伝WIZバスター』、『幻想世界英雄列伝忍ザード』、『月華佳人』、『ASUKA2』、『椎名くんのリーズニングファイル』、『余の名はズシオ』、『ドラゴンイレーザー』、『小鉄の大冒険』、『モンスターメーカー』、『刻の大地』、『クレセントノイズ』、『ヴェルバーサーガ』、『NERVOUS VENUS』、『電撃アイドル戦隊ガオレンジャー』等。

*********************

<宇宙英雄ペリー・ローダン>

以下は、Wikipediaの「宇宙英雄ペリー・ローダン」の記事へのリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3

1961年にドイツで連載が開始され、発行部数15億部以上を誇る。日本だと500巻を超えるも、まだ翻訳作業が追いついていない。月二回巻で年二十四冊発行。一冊でドイツ本国版の二冊分を収録しているので年四十八話。しかし、この驚異的な出版ペースでも、週刊ペースの本国版には微妙に離されてしまう。現在、2865話目が出版されるところ(日本の巻数だと1433巻くらい?)。

日本語版の最新刊は524巻で、第1000巻は2037年発売予定。現在の翻訳陣は原田千絵さん、シドラ房子さんを加えて6人~10人。「アトランの帰還」の刊行が2016/7/15。これの原作の刊行は1981/9/15と1981/9/22なので、その間には12,715日の差がある。つまり、約1,820週間。すなわち、今この瞬間に原作が終了したとしても、実に37年と10ヶ月経たないと原作には追いつけない。

ローダンより長いと言われるジェリー・コットンは、FBI捜査官が主人公だそうだけど、ローダンみたいに不死じゃないわけで整合性とかどうしているんだろう。

***********************

「ペリーローダン」にしろ、多くのアメリカンコミックしろ、出版社が版権を持ち、プロデューサーを中心として、各作品を書かせる。という方式がある。コンテンツを長く、安定して消費出来るし、その都度、勢いのある作家を起用出来る。

他に2次創作を活用する方法もある。コミックマーケット等で特定の作品(具体名をあげれば、東方)等の版権を買い上げ、様々な作家に創作させる。以下の利点があり、アメコミではこの手法が主流になっている。

①版権管理の手間が省ける 
②キャラクター設定、世界設定の造形の負担が減る
③特定個人に依存した運任せの体質から抜け出せる

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ABCDEFG

Author:ABCDEFG
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード