易における読卦

『現代易占詳解』(鹿島秀峰著)から。

易経の辞句は象徴詩のように抽象的であり、解釈や問題との関わりが大切。

乾為天の九二の爻辞は、以下のようにある。

『見龍田に在り。大人を見るに利ろし』

大人を見るに利ろし、を直訳すると「目上の人に認められ、和合し、従っていけば良い」となる。大人を人間として解釈すると意味が限定されるため、大人を陽の良い意味を全く備えたものとして考えると、以下のように多様な解釈がある。

・社会の潮流、大勢に従え
・公明正大な方法を取るべき
・専門家の指導を仰げ
・高級品を求めよ
・大病院に行け
・ETC

****************

以下の方法。

①基準卦
占いに合った基礎となる卦を設ける。

(例1)
家庭内不和について占い、「天火同人」を得たとする。この卦を解釈するために、基準卦として家庭が円満となっている卦 = 「風火家人」を基準卦として、「天火同人」と比較する。

2つの卦の相違は、四爻のみであり、「天火同人」は四爻(細君)が陽となり、上卦(天)の公事と同人しており、妻の役割を果たしていないと解釈出来る。

細君が自らの陽を陰に変えるか、初爻を変じて夫が帰宅を渋る「天山遯」となり、妻が外に向けていた姿勢を内に向ける(天が風に変じる)「風火家人」となる道もある。

(例2)
健康不安について占い、「地山謙」の二爻を得たとする(之卦は「地風升」)。この卦を解釈するために、基準卦として健康になっている卦 = 「地澤臨」を基準卦として、「地山謙」と比較する。

2つの卦の相違は、内卦の澤と山の違いであり、山を反転するさせる。山は動かない象であり、「地山謙」は、坤中に埋もれた山で、家の中に留まって動かない形である。

「地澤臨」は大震の象で動く卦であり、努めて外出すべきとなる(ただし、之卦の「地風升」は、徐々に生活を変えるべきと示唆している)。

⇒判断においては、得卦と近い卦を基準卦とする。かけ離れた形である場合、得卦の判断が困難になる

②副卦
一筮を得た外に、その占事に関して別に卦を設ける。一卦にて多占のは、江戸時代の易の達人 真勢中州の一卦多占に負うところが多い?

副卦の例としては、結婚可否については当人だけでなく、相手の人物のためにも一筮を立てたり、人物を占いために人柄だけでなく、健康や経済状態等も別に占う事がある。

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