新100年予測

読んだ本の感想。

ジョージ・フリードマン著。2015年7月20日 初版印刷。



欧州の紛争について書いた本。小規模な国家が乱立する欧州における戦争を防ぐため、EUによる統合が志向されている。試みが成功するか判断するために以下の3点について考える。

①欧州の発見や改革の原因と経緯
②欧州における二度の世界大戦の原因
③今後、欧州の紛争の火種となる地

以下は、「100年予測」の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-796.html

以下は、「激動予測」の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-1012.html

Ⅰ ヨーロッパ例外主義
第1章 ヨーロッパ人の生活
著者自身の物語。1949年に、著者が家族とハンガリー領内から米国に亡命した話。

第2章 世界を席巻するヨーロッパ
欧州の大航海時代を象徴する以下の2つの人間型。ローマカトリックの教義である「両剣論」。

①伝道者
エンリケ航海王子等に代表される。社会の上層階級に帰属し、満たされている。忍耐強く慎重で几帳面。
②戦士
エルナン・コルテス等に代表される。社会の下層階級に帰属し、飢えている。焦りがあり情け容赦なく決断力がある。

秩序だって行動する伝道者達の認可をもって、戦士達が外界を征服していく。両者は互いに依存しあっている。

文明には、未開期(集団の法と自然法が同一視されている)、文明期(正義が信じられているが疑われてもいる)、退廃期(真実が存在しないと思われている)の三段階に分けられているとする。

大航海時代の西洋における戦士達は未開期の人間であり、自分達の信仰を疑わなかった。神は比喩や象徴でなく具体的な存在であり、神を信じているが故に危険を顧みずに行動出来た。

技術的な優越以外に、欧州人達が世界を支配していく過程では強迫観念 = 全てを我が物にしたいという願望があったとする。

以下は、「フライデーは正しかった」の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-783.html

第3章 ヨーロッパの分裂
知的な人間は過去の因襲や既知によって制限されず、自らの良心や意志、理性によって設定したものによって制限される。知的な人間によって獲得された知見を平凡な人間が利用可能になり、平凡な人間が天才と同等の権利を主張した結果、欧州は分裂した?

以下の三つの知的衝撃が1492年~1543年に生じたとする。

①地球は宇宙の中心ではなない
1543年にコペルニクスが地動説を提唱。
②欧州は世界の中心ではない
1492年のアメリカ大陸発見。
③欧州の中心は教会ではない
1517年にマルティン・ルターが「九五ヶ条の論題」を提示。

カトリック教会は、人間は教会の教えを通じて神の知に到達出来るとした。教会の枠組みの外にいる人間はキリスト教の教義について自ら解釈を加えてはならなかった。

ルターは個人の良心、個人的信仰という概念を持ち込んだ。各自が別に聖書を解釈すると、解釈に食い違いが生じ、教会の勢力が分裂するようになる。宗教的分裂の結果、国境線が強く意識されるようになる。印刷技術の普及は読み書きを一般化させていき、言語を共有する人間の結束を生み、言葉の違いが境界となる。

個人判断の重視は権威に対する疑念の温床となり、科学革命の要因となる。ルターは、神が人間に直接介入する事はなく、神の創造した自然秩序は不変とした。そのため、自然法則を理解すれば、世界を理解出来るとした。聖書には自然の事はあまり書かれていないため、聖書だけでは不十分という事になる。

人間が理性によって世界を理解出来るのであれば、出自よりも理性的である事が重要になる。しかし、啓蒙主義では人間の理性有無を区別する方法は示されなかった。

正しい人間を特定する方法は無いが、人間が他人と協調せずに生きていく事は困難。自由に生きている人間は常に惑い続ける事になり、土地の文化や歴史から切り離される事も難しい。

科学は人間を物理的存在として理解する。それは身体と欲望だけの存在。そうした存在でも共同体に帰属する必要があるので、共同体を魅力的にする物語が作り出される。国家を神話無しで正当化する事は不可能。

教会から解放された人間を説得して参加させるための国家主義。科学技術が齎す経済発展と国民国家が齎す道徳は互いに矛盾するものであるが、教会に代わる秩序を作り出したとする。

Ⅱ 三一年間
第4章 大虐殺
1914年~1945年の世界大戦で約一億人程度(9100万人?)の人間が死亡した事について。

1939年時点の欧州の人口は5億5000万人だが、第二次世界大戦における死者は5100万人に達するという情報がある。ポーランドは人口の16%、ドイツは約10%、ソヴィエト連邦は約14%の国民を失ったとする。

国家主義的思想や民族自決の思想は、欧州の発展を後押ししたが、同時に他国への敵意を増幅させた。

1900年時点での欧州はドイツの台頭が問題となっており、各国間の競争によって軋轢が生じる事になる。科学技術の進歩、工業の発達、国家意識の浸透は強い軍隊を可能にし、それ故に被害は拡大する。

国家に普遍的価値を認める人間が増えた結果、個人という概念が飲み込まれ、道義的責任のために軍隊に参加する人間が多勢となる。

各人が神の存在抜きで自由に正義をを設定出来る社会。幾つかの基本的な原理を知れば、それを全てに応用し、全てを説明、定義可能とする。

共産主義とファシズムは「集団」を基礎とした政治思想であり、国家の目的は不定形な集団に秩序を持たせ、人類の将来を決める存在にする事となる。それは一部の選良が私欲のために集団を道具として利用する構造である。

ロシアにおける共産革命は、伝道者(知識人)と戦士(軍人)によって引き起こされたとする。理論は現場から離れた場所にあるほど冷静に機能し、それ故に虐殺を生み出すのかもしれない。

ヒトラーも知識人であり、血筋に基づいて国家神話を創作した。ニーチェの「地平」の概念では、人間は「地平」という自らの認識や思考の境界線を必要としているとする。幻想であっても境界線を設けなければ世界が広過ぎて人間には対処出来ない。世界人類という概念では広過ぎるため、人種、民族は不平等という思想は広く信じられた。

非論理的であっても魅力的な物語は共鳴する者にとって正しくなる。

二度の世界大戦は欧州の黄昏を告げるものであったとする。

第5章 疲弊
第二次世界大戦は、唐突に終了した。ヒトラーの死後、ドイツ国家は戦闘を止め、大英帝国の物語(世界中の劣等民族の文明化)も終了した。

欧州は裕福な米国と貧しいソヴィエト連邦によって分割される事となる。覇権国が一つだけでは均衡が崩れるため、両方共が撤退出来ない。

米国はソヴィエト連邦に対抗するためにドイツを強化し、地中海へ海軍を派遣されないようにギリシャとトルコを盤石にし、イタリアを同盟に引き入れた。

欧州は世界的影響力を喪失し、EUによる統合により一つの共同体となる事を目指す事になる。戦争によらない統一。

第6章 アメリカが始めたヨーロッパの統合
第二次世界大戦後、ソヴィエト連邦への対抗のために、米国による欧州への援助が行われる。

英仏海峡によって欧州と隔てられた英国は、欧州の統合に乗り気ではなかったが、フランスはソヴィエト連邦への対抗やドイツとの緊密な関係の必要性、欧州統合を主導する事による実質的支配等により欧州経済協力委員会(CEEC)発足に積極的だったとする。

ドイツとフランスの連携が欧州共同体の軸である。

欧州連合を人民の連合体とし、統一の文化を表す言葉とする事は困難。米国の場合は州毎に言語や文化は大きく異ならない。国民国家の寄せ集めである欧州連合を一つの国家と見せるために、統治体制は複雑になる。議長国は輪番制で半年毎に入れ替わり、欧州議会の権限も曖昧。意思決定は全会一致の場合も多数決の場合もあり得る。

ここでも伝道者と戦士の概念が出てくる?

経済的に弱い東欧や南欧の国々がユーロを導入したのは向こう見ずな楽観主義によるとする。欧州統合は平和と繁栄を拠り所としたが、それが常に存在しなくてはならない。各国毎の格差が意識されれば分裂が生じる事になる。

第7章 危機と分裂
ソヴィエト連邦崩壊により、欧州には500年ぶりに世界的な大国が存在しなくなった。狭い場所に小さい主権国家が犇めいている状態。

しかし、以下の問題が生じる。

①ジョージア
2008年に、ロシアとジョージアの戦争が始まった。
②リーマン・ショック
2008年に、リーマン・ブラザーズが破綻。

ロシアが安全保障への懸念事項となり、金融恐慌は経済を弱体化させる。

欧州連合は国家主義を恐れるが、ソヴィエト連邦からの小国の誕生を喜ぶ事は矛盾である。東欧や南欧の各国は欧州連合に参加すれば安全と繁栄が保証され、欧州的価値観を基礎にした政策を採用できると信じていたが、自国の主権は維持しようとしており深刻な矛盾があった。

欧州連合では、欧州全体の防衛政策が定められておらず、金融危機に際しても統一された意思決定が困難だった。欧州最大の経済大国であるドイツは他国の救済に乗り気でなかった。

しかし、ドイツでは輸出がGDPの35%~40%を占めており(米国は10%未満、中国は30%)、ドイツの輸出の約半分は欧州連合の自由貿易圏で購入されている。ドイツは経済的繁栄を欧州連合による自由貿易によって手に入れておきながら、システム維持には積極的でない事になる。

平和と繁栄を約束する欧州連合の社会契約が守られていない事になる。

欧州で未だに現体制が脅かされていないのは、システム自体に欠陥があるとされていない事と、技術官僚が状況を制御下におけると感じている事にある。

Ⅲ 紛争の火種
第8章 マーストリヒトの戦い
マーストリヒト条約が起草、調印、施行され、欧州連合が設立された時期に、バルカンやコーカサスで紛争が発生した事について。

どちらも山岳地帯であり、複数の民族が混じり合っている。戦争があっても山に逃げ込めば生き残る可能性が高い。しかし、山は人を守るのと同時に分断し、山岳地帯には国家に準じる小規模集団が点在する事になる。

小集団は好戦的で、大国の圧力が緩むと争い始める。

敵対民族が一つに纏まるとしたユーゴスラビアは1991年に崩壊した。バルカンは南東のトルコ、北東のロシア、北西のゲルマン国家による争いの歴史があり、それらの国家の痕跡により、宗教的にも民族的にも雑然としている。

1990年代にはソヴィエト連邦が崩壊し、米国は無関心、ドイツは東西統合に忙しく、トルコは内向きだった。欧州連合は紛争を防げなかった。

*************

コーカサス山脈は、黒海とカスピ海を繋ぐ陸橋のような場所であり、欧州とアナトリア、ペルシャを結合する。

南西のトルコ、南東のイラン、北のロシアに囲まれている。コーカサス山脈は険しい山であり、その北部のヨーロッパ平野は防衛困難であり、戦略的な要地である。

コーカサスの支配権とアゼルバイジャンの油田はソヴィエト連邦にとって重要だった。ソヴィエト連邦時代に、アルメニア人がアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ地区に大量に流入した結果、ソヴィエト連邦崩壊後に同地区を巡って1992年に紛争が発生している。

バルカンとコーカサスの2つの地方の紛争は、欧州連合が紛争を防止出来なかった事を示している。

第9章 ドイツ問題の再燃
大国としてのドイツの問題。

1871年にプロイセン王国を核に、ドイツは一つの近代国家となった。1918年に第一次世界大戦に敗れ、第二次世界大戦にも敗れるが、その度に復興し欧州を牽引する大国となる。

その理由の一つは、ドイツの地理的位置にあり、北欧州平野の中央に位置する国は欧州にとって重要な存在となる。

ドイツは唯一無二でなく、同じような復興、繁栄を遂げた国に日本がある。共通するのは社会的連帯で、規律を保つ事が出来る。
両国共に国策として工業化を進め、工業化、国家統一、軍事力という要素が絡み合った。同時期に統一したイタリアが同じように発展しなかったのは、両国のような地政学的脅威に直面していなかったからであるとする。

ドイツと日本は米国の戦略の下にあり、米国が方針転換すれば将来は不透明になる。

ドイツの問題は輸出への過度な依存であり、欧州連合という自由貿易の枠組みが機能しなくなるのなら、新しい顧客を見つける必要がある。ロシアやラテンアメリカ、アフリカ各国との経済的関係の深化。

フランスとロシアとの関係について決断を下す必要があるとする。
 
第10章 ロシアとヨーロッパ大陸
欧州大陸とロシアの境界線は、バルト三国からウクライナまでと、ポーランドからブルガリアまでの二層から成るとする。

欧州大陸は狭く、デンマーク北部からイタリア南端まで2400㎞しかない。ピレネー山脈の細い部分は南北500㎞である。反対にロシアは広い。北から南まで長いところで約3200㎞あり、ウラル山脈あたりでも南北1800㎞ある。

民族的にもロシアは均質で、約100の民族集団があるが、人口の80%超はロシア人であり、次に多いタタール人は3.9%である。

ロシアは実質的に内陸国で、欧州大陸には5億人超の人々が住み、ロシアの人口は1億4000万人程度。欧州大陸のGDPは約14兆ドルで、ロシアは約2兆ドル。一人当たりでは、欧州大陸はロシアの二倍以上裕福になる。

欧州大陸とロシアの圧力が合流する地はウクライナとなっており、緩衝地帯になっている。著者は、冷戦後に勢力を東部に拡大した欧州連合とロシアの間の争乱を予期しているように思える。

第11章 ロシアと境界地帯
ソヴィエト連邦崩壊後、ロシアは石油や天然ガス等の資源輸出によって経済運営する事になる。

石油の輸出先は主に欧州諸国であるが、そのためにはパイプラインを第三国に通す必要があり、ベラルーシやウクラナイナ等のパイプライン通過国への主導権を握る欲求がある。

ウクライナは、モスクワに近い戦略的要衝でもある。ロシアの戦略は、欧州平野にて可能な限り西に進出して縦深性を高める事と、カルパチア山脈まで到達して防護壁とする事である。両方とも現状での実現は困難。

ロシアは東欧へのNATOの影響力を低下させたいと思っており、投資や諜報によって東欧への進出を図るかもしれない。また、欧州連合の機能不全に悩むドイツと経済的に連携する可能性も有り。

軍事的要衝であるバルト三国にロシアが関与し、紛争の火種となる可能性。三国には無視出来ない数のロシア人が居住している。

第12章 フランス、ドイツとその境界地帯
フランスとドイツの境界は、欧州を二分するものと言える。欧州大陸全土を巻き込む戦争は、フランスとドイツの境界で発生した?

フランスの衰退は、19世紀初頭にナポレオンが敗北した時に始まり、19世紀後半にはドイツに経済で抜かれた。著者は、英国のように貿易上の優位を確保出来る大帝国を構築出来なかったためとしている。

ドイツには英国のような帝国は無いが、地理的位置は欧州の中でも交易に有利であり、ドナウ川やライン川を利用出来た。

フランスとドイツの関係は、フランスと英国、米国との関係によって決定される部分があり、ドイツを拒絶出来るのは英国と米国の支持がある場合に限られるとする。

フランス経済は弱く、ドイツに比べて欧州内での地位が低下しているため、欧州連合の枠組みから抜け出て独自の経済政策を採用せざるを得なくなるかもしれない。

欧州連合に代わる案として、北アフリカや中東との地中海連合があるとする。2008年に設立され、明確には何も定義されていないが可能性はあるのかもしれない。

第13章 イスラムとドイツに挟まれた
     地中海ヨーロッパ

地中海は欧州の内海であり、北部にキリスト教徒、南部にイスラム教徒が居住する。

第二次世界大戦後に欧州にて多くの労働力が必要になると、北アフリカ等のイスラム世界から数百万人のイスラム教徒が移民として欧州へ移住した。

この移住は、以下の点で過去と異なるとする。

①移民の数
②移民の定住場所
北欧州の都市に居住し、パリは10%~15%、ブリュッセルでは約1/3がイスラム教徒となっている。
③流入速度
流入が本格的に始まったのは1960年代だった。

欧州の国民国家は、歴史、言語、文化を同じくする人々の集まりであり、移民は本来の国民の概念とは対立する。欧州各国は問題を多文化主義によって解決しようとしているが、それは分離主義に繋がり易く、先進国と呼ばれる国では急激な人口増加への対応が困難。

19世紀の欧州でオストユーデンと呼ばれる東方ユダヤ人が流入した時は、対処が出来なかった。

金融危機により、南北欧州での分裂も発生している。北部欧州は平野部が多く、国民国家という抽象概念が発達した。対して南欧では山が多く移動困難であるため、小集団が残り易く家族という集団が重要になる。

南北の対立が発生した状況で、移民排斥の感情を利用した極右政党が力を付けるかもしれない。

第14章 ヨーロッパの縁のトルコ
以下の2つの理由からトルコは欧州でないとされている。しかし、文化的影響は大きい。

①イスラム教徒である事
②東ローマ帝国をオスマン帝国が滅ぼした事

第一次世界大戦後にトルコ初代大統領となったムスタファ・ケマル・アタテュルクは、多国籍帝国の代わりに国民国家を設立し、国家を世俗化した。

これはイスラム国家を欧州の価値観で組み直す試みである。世俗化を保証するのは軍隊であった。

トルコはイスタンブールとそれ以外に分けられ、イスタンブール以外は保守的である。現在では、西洋の魅力が薄れ、世俗的軍事国家はイスラム世界全体では支持を失いつつある。

総人口7500万人の20%程度を占めるクルド人と、アルメニアが紛争の火種となっている。注目すべきはトルコが強大化している事であり、欧州に長期的な影響を与えるかもしれない。

第15章 イギリス
英国は、北海周辺では人口、国力ともに圧倒的である。英国の安全は海上支配権にかかっており、敵国の海軍力を弱めるために大陸に介入し、地上での戦争によって消耗させる事が基本戦略となる。

第二次世界大戦後に大英帝国が消滅すると、欧州大陸内部のバランスでなく、米国と欧州の間でバランスを取る事が基本戦略となった。

大陸欧州では、未だに英国を米国と同様に自分達とは異質と見做している。実際に英国の最大の貿易相手は米国であり、欧州連合とも一定の距離を保っている。

英国における紛争の火種は英仏海峡でなく、米国にあるとする。

第16章 終わりに
欧州の紛争の歴史は終わっていない。基本的な構造は変わらず、狭い土地が多数の地域に分かれ、国民国家が犇めき合っている。民族間の憎悪は未だに健在だ。

1945年~1991年の平和は米国とソヴィエト連邦が欧州で対峙したためとする。

欧州は世界の中心ではないため、世界大戦が発生する可能性は低いとする。世界大戦は欧州を静止出来る力が存在しなかったため発生した。裕福だが弱い状態にある。

発生するならば小規模紛争で、ドイツとロシアの境界地帯は紛争の火種となり易いかもしれない。それはコーカサス地方も同様。

コーカサスでは特にトルコが重要であり、南欧へのエネルギー供給通路であると同時に移民の流入経路である。

現在の欧州は以下の4つに分かれており、各領域間で状況が異なる。

①ドイツ、オーストリア
②上記①以外の北欧州諸国
③地中海諸国
④境界地帯の諸国

こうして統合しかけた欧州は、再び国民国家の集合に戻ろうとしている。自国の主権を維持しつつ、共同体として平和と繁栄を手に入れようとする望みは矛盾している。

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ABCDEFG

Author:ABCDEFG
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード