あなたを天才にするスマートノート

読んだ本の感想。

岡田斗司夫著。2011年2月25日 第1刷。



以下は、「FREEexなう。」へのリンク。

http://blog.freeex.jp/

無理せずに才能を発揮するためのノート術について。

「天才」は、以下の能力を持つとする。

①発想力
②表現力
③論理力

上記の内の1つだけを鍛えても、枠組みの中で誰かに能力を認めて貰う「使用人としての価値」が上がるだけとする。

以下の7つの段階

①行動記録(5行日記)
毎日、1分~2分で、その日の行動を5行書く。具体的に名詞と動詞で書く。一見開き = 2ページずつ使う。
右ページには実際にあった事を書いて、左ページには感想、反省、連想した事等があれば書き加える。

毎日書けるようになったら②へ。

②行動採点(行動の六段階評価)
行動記録に、0点~5点の間で点数を付ける。点数を付ける事で、反省や後悔をしなくとも、無意識的に点数が低かった行動を避けるようになる。マイナスの点を付けず、0点や5点を乱発しない。

4点:楽しかった
3点:普通
2点:楽しめなかった
1点:つまらなかった

0点と5点は1週間い数回程度とする。物事を考える時に、極端に考えない癖を付ける。語彙が乏しいと極端な表現をしがちになる。豊富な言語表現が可能になるよう、多様な評価をする。

毎日、一見開きを使用し、左ページには好きな事しか書かないようにするのは、「勿体無い」という心理を利用し、自らの表現能力を開花させるため?

5行では書き切れなくなったら③へ。

③論理訓練(毎日、見開きを一つ書く)
著者は、B5判の大学ノートを使用しているらしい。

右ページに言語、左ページに連想を書く。この段階では、理由(何故?)を書き出す。つまらなかった事は、具体的につまらない理由を書く。通常、多くの人間は考えているのでなく、感じているだけであり、書く作業は考える一歩手前の想念を固定化させる働きがある。

自分なりに題を設定し、理由(なぜ?)と推理(という事は?)、参考(昔はどうだったか?)、類似(同じような事例は無いか?)、自分事(私はこう考える)を繰り返す事で論理力が身に付くとする。

さらに、左ページに図解や要点、面白い事等を書く事で発想が広がる。

以下は面白い要素。

1.具体的な経験
2.的確な比喩
3.抽象化(要するに)
4.駄洒落
5.イラスト、替え歌
6.キャラ化

平均して週に4日以上、2ページ書ければ④へ。

④表現訓練
スマートノートの中身を他人に公開する。ブログやSNS等。

誰かの相談にのる場合、右ページに相手の言い分を書き、左ページに自分の意見や話し合いの結論を入れる。右ページに箇条書きしながら、左ページに要点を纏めたり図解すると効率が良いとする。

上記③、④を繰り返していると、⑤の段階になるとする。

⑤臨界突破
これまでの断片的な論理が塊になる段階。

スマートノートを書く行為は、当たり前かもしれない事を、自分の言葉で言語化する行為であり、臨界値を超えた時に、これまで書いた事の関係が分かるとする。

効率を重視するのでなく、膨大な無駄な書き込みが養分になる。

⑥知識、教養、見識の統合
これまでの段階で、右ページに論理的な事を書き、左ページに面白い事を書いてきた。

論理的:
問題について原因を辿り、どうなるかを具体化する。

面白い事:
具体例や失敗談、比喩や駄洒落、連想した事やイラスト等。

こうした事を書いていると、自分なりの意見や仮説が出来る。意見や仮説が見識に成長する。見識は知識と人格、教養から成り立つ。

知識:
情報を個人のフィルターで取り込んだ状態。

人格:
取り込んだ知識を解釈するスタンス。

教養:
学問的に確立された知識体系。先生や先輩がいて、入門書もある状態。時間(歴史的視点)や空間(地理的視点)に沿って整理されている。

さらに、見識を作るには立場(自己同一性、肩書?)と判断(主体的決断)が必要とする。

⑦世に出る
習得した見識をブログ等で公表する?スマートノートにて成熟させた面白い事を、世に出す。

自らの脳内世界を現実世界や電脳世界と交流させる。

*****************

以下、書いてある事。

<議論について>
著者が学生時代に遭遇した議論について。
話した事をメモしていないと、議論は記憶しているキーワードを手掛かりに会話を再現する事にある。その上で、思い出した事を組み立てて論理を組み上げ直す。
互いの同意点が見つかる事は少なく、立場を利用する人や論理の帳尻を合わせる人間が無理矢理言い負かす事になる。

著者の武器はメモであり、イベントが進んで情報が錯綜すると、全てを正確に記憶している人間はいなくなる。最終的に派、メモを取る人間に確認しないと仕事が出来なくなったとする。

<ノートを手書きにする理由>
自分で書いた文字には感情が乗り移る。絵や図解を書く場合の自由度の高さは手書きの方が上。

<悩みについて>
悩みの本質は、複数の問題を並行して考える事によって生じるとする。悩みが多くなると、全てを同時に考える事は不可能。幾つかの概念を組み合わせて考える異なる。組み合わせが変わると悩みも違って見えて、悩みが無限にあるように感じられる。

記憶に頼って脳内で考えるのでなく、紙に書きだしてしまう事で、同じ悩みを繰り返す事から逃れられるとする。

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