易における幼・若・老

以下、コピペ

陽:
活動発展性を表す。潜在しているものが表現し、表現と共に分化する。

⇒活動すれば疲労があり、表現されると実体から遊離し限定される。表現は無限の自己限定である。

人間の肉体を例とすると、親は二人だが二十代遡ると総数は百万人を超える。その極一部が一人の人間を形成しており、潜在的生命が限定されている。

表現は潜在されたものに支えられており、分化となる。分化するほど抹消化し、簡単に破滅して元の潜在に返る。

陰:
分化を統一し、表現を含蓄し、全体性と永続性を保つ働き。

⇒統一・結合・含蓄は、過ぎれば萎縮し、固定し、終には死滅する。

****************

文字から陰陽を考えると、以下のようになる。

表音文字:
陽的な文字。知性的で機械的。

表意文字:
陰的な文字。様々な意を含蓄する。

漢字に代表される表意文字は、陰原理のために永続性があり、数千年前の文献に学ぶ事が出来る。対して表意文字には含蓄性が無いために、時代が変わると読めなくなる。

従って、表音文字を中心とする社会は専門家による分化に注力する事になる。表意文字を使用する社会においても専門家が必要だが、民衆が専門に入り易いとする。

⇒陽原理を追及する社会は、分化、分析を希求し、自我観念が明白となるために個人主義思想が発達するとする。権利観念だけだと社会が分裂するために、統一への要請から義務観念が起こり、権利と義務 = 自他の区別と侵入の禁忌が生まれるとする。

⇒陰原理を追及する社会は没個性的であり、大きな環境に自己を統一させようとする。

***************

以下は、Wikipediaの「六十四卦」の記事へのリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%8D%81%E5%9B%9B%E5%8D%A6

人生の流れを以下のように考えるとする。乾(天)と坤(地)の後。

(1)水雷屯
上卦が水で下卦が雷。
水は障害を表し、雷は動き出す事を表す。陽の動き出す初動。胎児。

(2)山水蒙
上卦が山で下卦が水。育み徳を育てる時期とする。児童。

(3)水天儒
上卦が水で下卦が天。
蒙が成長し、各種の要求が起こった状態。内卦が全て陽であり、生命力が発展した事を示す。少年。
この時期に多いに与えるべきとする。

(4)天水訟
上卦が天で下卦が水。
子供が成長し、種々の文句をつける時代。

(5)地水師
上卦が地で下卦が水。
さらに子供が成長するとグループを作るようになる。これが師であり、類をもって集まる。

(6)水地比
上卦が水で下卦が地。
自他を比較する時期。陽性化。

(7)風天小畜
上卦が風で下卦が天。
陰の徳を養うべき時。

(8)天沢履
上卦が天で下卦が沢。
新たな実践活動のために冒険が必要とする。

(9)地天泰
上卦が地で下卦が天。
安泰という一つの安位。第一期の終わり。

(10)天地否
上卦が天で下卦が地。
外卦が全て陽で、陰卦が全て陰。表面が立派で、内実が伴わない。泰になって伸びると、履を外れてどうしても否に行くとする。

(11)天火同人
上卦が天で下卦が火。
社会的に発展した成人に求められる卦。子供が師・比を経過するが如く、比に該当し、社会的勢力がついてくる。

(12)火天大有
上卦が火で下卦が天。
大有を受けるには、謙をもってしなければならない。

(13)地山謙
上卦が地で下卦が山。
謙を以て余裕が生まれるとする。

(14)雷地預
上卦が雷で下卦が地。
余裕を持ち、前途を予見して楽しむ事で人が付いてくる。

(15)沢雷髄
上卦が沢で下卦が雷。
前途や計画を忘れると、享楽一方になる。

(16)山風蟲
上卦が山で下卦が風。
出来上がった時に虫が食う。大有の時期に自戒しなくてはならない。

(17)地沢臨
上卦が地で下卦が沢。
第三段階として、新たな舞台が開ける。臨は光明、発展を表す。

(18)風地観
上卦が風で下卦が地。
意義が発揮される。

(19)火雷噬嗑
上卦が火で下卦が雷。
発展し新たな問題が始まる。

(20)山火賁
上卦が山で下卦が火。
問題を消化して新たな臨となる。飾るという文字で、種々の経験を積むと粉飾が生じる。飾りは誤ると破滅になる。

(21)山地剥
上卦が山で下卦が地。
一段上にある陽が陰を食い止めるかで運命が決まる。

(22)地雷復
上卦が地で下卦が雷。
一陽来復で再起を考える。

(23)天雷无妄
上卦が天で下卦が雷。
復から進み、予期しない災難にぶつかる。

(24)山天大畜
上卦が山で下卦が天。
陽徳を養うべき。

(25)山雷頤
上卦が山で下卦が雷。
頤で咀嚼するように新たな発展をする。

(26)沢風大過
上卦が沢で下卦が風。
失敗があり、船が沈む。

(27)坎為水
上卦が水で下卦が水。
沈み切ってしまわずに、再び姿を現す。

(28)離為火
上卦が火で下卦が火。
発達に赴く。

******************

上記は、易の上経に属する。下経は、異なる観点から卦を展開するとする。

(1)沢山咸
上卦が沢で下卦が山。
「沢」は上に陰があり、若い女性、「山」は上に陽があり若い男性を表す。若い男性が若い女性を負っている。男が積極的に女を追っており、男性が女性を理想化する。恋愛。

(2)雷風恒
上卦が雷で下卦が風。
上卦が男で下卦が女。女が男を追う事を表す。連続性、定着性が生じる。結婚。

(3)天山遯
上卦が天で下卦が山。
一定の生活形態を整えると家事が生じ、家族に支配される。形態から生じる係累から脱却する事を考えなくてはならない。最も愛する者から離れる必要性。ただし、自由になるためには礼を尊重しなくてはならず、我儘になってはならない。

(4)雷天大壮
上卦が雷で下卦が天。
陽が壮んに伸びる事。生活形態から離れる事で人格を伸ばす。

(5)火地晋
上卦が火で下卦が地。
地上に火が出るように、周囲が明るくなる。

(6)地火明夷
上卦が地で下卦が火。
火が地の下に落ちる。艱難辛苦の時期で、この時期に人を見捨てず逃げてはならない。

(7)風火家人
上卦が風で下卦が火。
因縁を同じくする親しい者を集める。恋愛、結婚を経過して、家人の情愛が深くなるとする。

(8)火沢睽
上卦が火で下卦が沢。
「火」は姉、「沢」は妹を表す。女が集まると睨み合うとする。アンバランスが生じて足が不自由になる。

(9)水山蹇
上卦が水で下卦が山。
アンバランスな状態への対処。

(10)雷水解
上卦が雷で下卦が水。
アンバランスを解決するために、私利私欲を抑制すべき。

(11)山沢損
上卦が山で下卦が沢。
克己修養の卦。損する事によって力が出る。

(12)風雷益
上卦が風で下卦が雷。
克己修養によって物事が順調に進む。

(13)沢山夬
上卦が沢で下卦が山。
決断決行の卦。

(14)天風姤
上卦が天で下卦が風。
局面を打開すると、目的と違う方向へ向かう事がある。

(15)沢地萃
上卦が沢で下卦が地。
如何に組み合わせるかの法則。

(16)地風升
上卦が地で下卦が風。
発展向上が行われる。

(17)沢水困
上卦が沢で下卦が水。
発展した後の困難を表す。

(18)水風井
上卦が水で下卦が風。
井戸を掘るように自我を掘り下げて困難を解決する。

(19)沢火革
上卦が沢で下卦が火。
革命の卦。真に徹して行き詰まりを打開する。

(20)火風鼎
上卦が火で下卦が風。
革命の後の建設。沢火革の互卦は、天風姤であり、革命は最初に注意しないと破壊の方向に進む。今一つ発展すると、天山遯になり逃げてしまう。もう一つ発展すると天山になる。そして次に風地観に到達し、宗教的な境地に立たなければ救われない事になる。それが下手をすると山地剥になり崩壊する。そのままでは地に帰してしまうから地雷復により再革命が起こる。

(21)震為雷
上卦が雷で下卦が雷。
雷が鳴りはためくように啓蒙する。

(22)艮為山
上卦が山で下卦が山。
私欲のない無欲の働きでなくてはならない。

(23)風山漸
上卦が風で下卦が山。
正しい堅実な進歩。独力ではいかず、新たな力との結合を要する。

(24)雷沢帰妹
上卦が雷で下卦が沢。
政略結婚や私利私欲からの結合への戒め。

(25)雷火豊
上卦が雷で下卦が火。
謙譲でなくては思いがけない変化が始まる。

(26)火山旅
上卦が火で下卦が山。
様々な苦労によって地山謙のように自己を従順に出来る。

(27)巽為風
上卦が風で下卦が風。
従う、入る、事物の中に徹する。

(28)兌為沢
上卦が沢で下卦が沢。
人と人が相和楽して、難問題を解消する。

(29)風水喚
上卦が風で下卦が水。
南極にあたって天子の命令を渙発する。

(30)水沢節
上卦が水で下卦が沢。
道徳的進歩発展の締めくくり。

(31)風沢中孚
上卦が風で下卦が沢。
誠は最も造化的力であるとする。そのためには陰徳を積み、内面的に生きなくてはならない。

(32)雷山小過
上卦が雷で下卦が山。
謙虚な内面生活を説く。

(33)水火既済
上卦が水で下卦が火。
火に水をかける相。新たな創造の一段階。

(34)火水未済
上卦が火で下卦が水。
新たな乾為天。

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