信頼と裏切りの社会

読んだ本の感想。

ブルース・シュナイアー著。
2013年12月27日 初版第一刷発行。



第1章 概論
相互接続された文明は信頼を必要とする。文明における協力と裏切りの間には根本的な緊張関係があるとする。社会規範に十分な数の人間が協力しなくなり、集団内部の裏切り者が増加すると、社会は崩壊する。

○意図についての信頼
状況がどうあれ正しい事をしてくれるとの一般的信頼

○行動についての信頼
非人格的信頼。他者が社会規範に従うはずと考える。

信頼は一貫性や予測可能性に還元しており、以下の機能がある。

①社会生活を予想し易くする
②共同体意識を作り出す
③人々が協調し易くなる

社会性圧力:
集団規範に従わせるための恫喝メカニズム。社会全体としての裏切りの範囲を一定水準に留める事を目的とする。裏切りが少な過ぎると進歩も発生しない。

以下の4種類がある。

①道徳的圧力
個々人が自らの内面に持つルールを順守する性向。
②評判圧力
他人が自らの行動を注視する事から生じる集団規範への順守圧力。
③制度的圧力
成文化された規範で、制定と強制は大義的に行われる。
④セキュリティシステム
社会性圧力の一種。人々の行動に対する物理的制約として機能し、個人が自分自身で実装可能。鍵や塀、警報システム等を含む。

社会:
共通の利害を持つ様々な人間集団。共通属性を核として相互作用するアクターの集団。幾つかの集団利益があり、社会の目標となる。成員は集団利益と対立する競合利益を持っており、集団規範と対立する競合規範も持っている。規範同士の対立が社会性ジレンマとなる。

裏切り者:
集団規範に従わない者。本書では裏切りの規模が焦点になっており、人数、発生率、頻度、損害量を扱う。

第Ⅰ部 信頼の科学
第2章 セキュリティの自然史
生命が進化していく過程で、捕食を回避する防衛機構としてセキュリティが誕生したとする。歯や爪、集団分散行動等。捕食者と被捕食者間の競争が進化を動かしたとする?

そうした中で人間は知性を発達させ、社会を形成した。知性は社会的競合に対処する上で有効な武器となる。霊長類では、騙す頻度は新皮質の規模と正比例しているとし、人間の脳はチンンパンジー?の4倍の新皮質を持つ。

霊長類学者ロビン・ダンバーは、38種類の霊長類の属を研究し、新皮質の大きさと群れの規模が相関しているとした。人間集団の最頻値は150人とする(100人~230人くらいの幅がある)。チンパンジーの群れは平均60匹、アウストラロピテクスは70人程度、ホモエレクトスは110人で、ネアンデルタール人は140人。

知性と殺人性は相互に強化し合い、強い人は生き延びやすいが、敵は強い人を殺そうとする。

第3章 協力の進化
協力戦略と裏切り戦略の競合は、利己性と集団利益が一致しない場合に発生する。多くの場合、集団利益に従って行動する。

社会全体と裏切り者の関係は、規制関係で、社会が生存するためには協力者が必要で裏切り者からの防御にエネルギーを費やす。

<タカ/ハトゲーム>
1971年に、遺伝学者ジョン・メイナード・スミス、ジョージ・R・プライスが発明。異なる生存戦略を持つ個体群を仮定する。ハトは協力し、タカは裏切る。
ハト:分かち合い、攻撃されたら逃げる
タカ:他の個体を攻撃し、攻撃されたら反撃する

シミュレーションすると、ハトとタカのどちらが支配的になるかは初期パラメータ次第。食物の価値が下がり、戦いの危険が高まると個体数はハトとタカの混合に落ち着く。ハトだけの群れは安定だが、そこに到達するには、初めからそう設定しなくてはならない。

⇒戦いの危険 = 社会性圧力を高めてもタカの比率を0には出来ない。比率が低くなるとタカである事が有利になる。

⇒社会が外界と紛争状態にある場合、攻撃的な個体がいた方が有利。

血族を信頼する事には遺伝的な優位性があるが、血族以外に信頼を広げる事は難しい。非血族協力には、以下の2種類がある。

①互恵主義
個人では達成出来ない目標を、集団で達成する。
②返報的愛他性
自分にされた事を返す。

人間は協力を尊ぶように進化したとする。心理学の実験では、公平を尊び、不公平を忌み、社会文化規範に従おうとする。外部要因として、エスカレーターを上がったり、雲の中を飛ぶビデオを見る等すると親切になる傾向がある。

以下は、非血族集団で愛他的行動が自然発生するメカニズム。

・直接返報性
相手が自分に返してくれる。
・間接返報性
別の人が返してくれる。
・ネットワーク返報性
愛他的集団に帰属している。
・群淘汰
協力的集団は生存確率が高い。

上記を理解する計算高い知性と返報的愛他主義が協力には必要である。

第4章 信頼の社会史
人間の協力を実現するために、個人の社会志向的衝動と社会性圧力の組み合わせが必要である。道徳と評判による制御は、先史時代に生まれた?
原始社会では、こうした社会性圧力で充分だった。共同体が拡大して複雑になり、匿名性が高まると、道徳や評判による圧力は失敗し始める。

ダンバー数を考案したダンバーは、三倍ずつ増える自然な集団規模を提案している。

身内:3人~5人
感情的損害を被った時に助けを求める人々。
共感グループ:12人~20人
親密な関係を持っている。
狩猟採集民の野営キャンプの平均規模:30人~50人
150人くらいの集団から選ばれる。
メガ組織:500人
部族:1500人
人が見分けられる顔の数。狩猟採集社会の平均規模。

集団が大きくなるに連れて非公式な社会的圧力は失敗するようになり、公式な仕組みを開発しなければならない。多くの人を信頼する必要が出てくると、追加の社会性圧力を作って新しい規模での信頼性構築を行う。

以下の2つの公式な社会的圧力。

①政府
評判の圧力の公式化。法律の執行、公式の処罰。相手の意図を信頼出来なくとも、行動を信頼出来るようにする。
②技術
具体的には鍵や警報装置等。

小集団では親密を前提に意図を信頼するが、大集団では社会性圧力による遵守、行動を信頼する。社会性圧力は社会を守り、社会が変化しないようにする。

第5章 社会性ジレンマ
集団利益と利己心のトレードオフ。囚人のジレンマの話。自分だけが協力的に振る舞っても、他者が協力しなければ一方的に損をする。
<百日咳の例>
百日咳ワクチンは、標準的な児童向け接種として四回の接種が必要。ワクチンには悪性反応の危険性があり、便益は集団免疫である。1974年から1979年にかけて、スウェーデン児童の百日咳ワクチン接種率は90%から12%に激減し、4歳以下のスウェーデン児童の百日咳発生率は、1975年の0.05%から1983年の3.4%に上昇した。

⇒裏切り者はワクチンの副作用を避けつつ集団免疫の恩恵を受けるが、裏切り者が多過ぎると病気のリスクが増大する。

第Ⅱ部 信頼のモデル
第6章 社会性圧力
社会性ジレンマを解消するために、社会は集団利益に沿って行動する事が個々人にとって最大の利益となるようにする。以下の方法。

①裏切りの困難を増す
②裏切りの齎す結果を高める
③裏切りによる利益を減らす
④裏切りによる被害を制限する
⑤協力の便益を高める
⑥協力の費用を下げる

上記を実現するために、以下を活用する。

○道徳的圧力:
小集団で効く。
○評判圧力:
中小規模の集団で効く。知り合いでなければ評判も伝わらない。
○制度的圧力:
大規模グループで効く。小集団では意味が無い事もある。
○セキュリティシステム:
各種スケールで機能する。

第7章 道徳的圧力
道徳は複雑な概念で、意思決定を導く生得的、文化的ガイドラインを指す。明示的ルールや直感、熟慮と自動的反応含む。以下の二種類。

①一般的道徳
宗教や倫理的コードに反映される。
②個別的道徳
個別行動を規制する。

道徳は個別の行動を命じるものでなく、メタ規則となっている場合がある。意図を規制し、実際の行動を指示しない。

以下の五つの根本的システム。

①危害/配慮システム
人間は自然に他人に配慮する傾向がある。
②公平性/返報性システム
③集団内/忠誠システム
人々二つに分類する。我々と彼等。
④権威/敬意システム
権威に従属し、命令に従う。
⑤純粋性/聖性システム
父権社会が各種女性行動を監視する理由。『汚穢と禁忌』(メアリー・ダグラス著)

集団規範は道徳的圧力の一種であるが、人々は周囲に影響されるため、裏切り者が僅かでも存在すると、裏切りは拡散していく。

以下は、道徳の弱点?

○人々の個々の行動は違っている
○道徳はしばしば対立する
○道徳はしばしばやり過ぎる
○道徳は操作出来る
○道徳はあまりスケーリング出来ない

第8章 評判圧力
人々は自分の評判を重視する。評判は裏切りの費用を高める仕組みである。評判の問題点は、自然にスケーリングされない点であり、社会が大きくなると直接的知識以外で評判を類推する仕組みが必要になる。

所属集団に基づく一般化であったり、自分に似た外見であったりする事をマーカーとして使用する。ステレオタイプ化は、150人以上とは意味ある形で交流出来ず、1500人以上の顔と名前を結び付けられない以上、認知的な近道として合理的ではある。

協力する場合、自らと同じ社会独自の協力方法を知らなければならず、自分と同様の機構を持っている事が重要。

代替案はコミットメントである。後戻り出来ないようにする事で評判の欠如を補う。

①担保
②段階を分ける
③儀式

評判は、帰結が生じなければ社会性圧力として効かないので、人々は協力者に報酬を与え、裏切り者を処罰する。評判圧力は、知り合い同士の集団で上手く機能し、集団規模が拡大すると評判だけでは対応出来ない。150人が上限?

以下は、評判の弱点?

○裏切り者は評判を操作する
○悪評の影響を最小化するための広告や宣伝
○一部の人は評判を気にしない
○一部の人は間違った評判を背負う
○造反者は、違う評判ルールを持つサブ集団を作る
○裏切りの価値が評判への損害を上回る場合
○集団が大き過ぎると機能しない

第9章 組織制度的圧力
自分の即時的利己性を集団利益に従属させるよう強制する力。集団に加わる条件として、各種組織制度圧力に従うと合意する。

組織制度的結果は、評判と異なり、公式でコード化され、目視出来る事が大切。

制裁には、以下の三種類がある。

①資産や所有物の没収
②恥
③身体的処罰

心理実験では、社会性ジレンマの提示があり、罰金が少ない方が協力可能性が高い事がある。罰金を追加すると道徳的判断よりも金銭的判断になる。

<スイスの例>
1993年に、スイスの幾つかの町で核廃棄物の処分場建設地についてアンケートを取ると、半分以上の住民が町の近所への設置に賛成した。しかし、保証金を年額一人2000ドルとした場合、賛成者は半減した。

2009年にノーベル賞を受賞したエリノア・オストロムが提示したコモンズを管理するためのルール。

①皆が集団規範を知っている
②集団規範は集団が求めるものである
③集団は規範を変更出来る
④集団規範を委託された組織は責任を持ち、自己統制する
⑤裏切りの罰則は裏切りの深刻さと対応する
⑥処罰が公平で安価、一貫性がある
⑦集団に独自の組織制度圧力を発達させる能力がある
⑧複数の集団同士を階層構造化させる

以下は、組織制度圧力の弱点?

○多過ぎたり少な過ぎたりする
○必ずしも意図した効果を齎さない
○執行出来るとは限らない
○法律は解釈次第で抜け穴がある
○法律は一貫性を欠き、平等に作用しない

第10章 セキュリティシステム
以下の分類。

①防御
鍵や番犬等
②介入
カメラや認証システム等。
③検出/対応システム
侵入検出システム等。
④監査/鑑識システム
⑤回復システム
保険等。
⑥予防的介入
化学療法や断種等。

以下は、セキュリティシステムが失敗するケース。

・宣伝されたほど役に立たない
・攻撃者も技術を回避する方法を編み出す
・技術変化がセキュリティ技術を左右する
・他のセキュリティシステムによる新しい攻撃
⇒信用情報機関のデータベースがハッキングされる等。

現代では、他者の意思疎通の相当部分が、意図的に構築された社会技術システムに移行している。技術は背景に退き、脳は社会的側面に専念する。結果として、SMSの会話が後から引き出される事や、他人に公開される事を忘れてしまう。

第Ⅲ部 現実の世界
第11章 競合する利益
幾つかの規範が競合するケース。

1958年に心理学者ローレンス・コールバーグが提唱した道徳的発達の六段階。

レベル1:前慣習的道徳
正邪は報酬/処罰で判断
①懲罰回避と服従
②恩義との交換
レベル2:慣習的道徳
他人の味方を考慮し、責めを避け、承認を求める
③良い子
他人が喜ぶ事を重視
④法と秩序
社会全体に行動の導きを求める。ルールは変えられないと考える
レベル3:脱慣習的道徳
正義についての抽象的概念
⑤社会契約
ルールは社会的契約であるとする
⑥普遍的倫理原則
個別の具体ルールを超えた少数の抽象的原理に準拠

⇒トレードオフを行う時には、幾つかの相反する圧力がある。親族や集団、社会、人類、抽象的道徳体系。

競合する道徳的圧力による裏切りを利己心によると誤ると解決策を間違える。人間は多くの公式/非公式の集団に参加しており、社会性ジレンマの原因となる。

第12章 組織
人間は集団を理解する時に個人についての理解を使用してしまう。一般化は有益な事もあるが危険性もある。社会性圧力が個人に対するのと同じように組織に作用すると思うと失敗する。

以下の傾向。

○利己的な利益
組織は個人と同じように利己的な利益を持てる
○自己保存利益
組織は個人と同じように自己保存利益を持っている
○エゴ保存利益
組織の自己イメージ

組織には心理は無いが、文化はある。組織に帰属する人間は、社会全体と協力するか組織に貢献するかで社会性ジレンマに陥る場合がある。大組織は自然に入れ子構造になり、企業の中には多数の部がある。会社の集団利益や部署利益との競合もあり得る。

第13章 企業
企業と個人の以下の違い。

○利潤動機
企業にとって唯一関係ある利益は株主価値最大化である。個人には様々な競合動機がある。
○組織への貢献
経営者や昇進する人間は、企業利益を優先する傾向がある。個人は自分の需要に合わせて、自分の身体を雇用出来ない。
○巨大
組織規模が大きければ潜在的裏切り規模も増大する。
○特定の場所に拘束されない
組織制度圧力や道徳、評判の圧力が減る。損害を与える人々から社会的に切り離される。
○複雑
内部サブ集団を多く持つ。
○強い力を持ち得る
○多くの帰属者
○処罰困難
○永久に生きられる
○個人より失う物が多い
評判が損なわれた際の影響が大きく、保守的になる。

企業に道徳的圧力は効き難く、金銭利潤を重視する。

組織では規模に比例して権力も増える。歴史的には巨大組織は少数しか無い。組織規模は情報交換の限界で制約される。ほとんどの組織は階層構造で意思疎通を行う。意思疎通費用が、組織の一部である利益を上回る上限が組織規模を決定する。

第14章 制度機関
多くの社会性圧力は権力者によって処方される。歴史の多くを通じて人々は独裁者に支配され、自らを支配するルールに従うしかなかった。権力者も役割に制約され、社会に支配される。

プリンシパル = エージェント問題として、制度機関にも社会性ジレンマが発生する。制度機関の利益と社会全体の利益が異なるのでセキュリティ実施が過小になったり過剰になったりする。

第Ⅳ部 結論
第15章 社会性圧力の失敗
社会性圧力の目標は高い水準の社会的信頼である。社会は親密な形での信頼には複雑過ぎるため、協力と遵守で妥協する。人々が協力するには、他の皆も協力すると信じなくてはならない。

社会性圧力は全ての状況で協力を強制するものでなく、裏切りの規模を十分に小さくしようとする。社会性圧力実施による変化には遅れが見られる。

各種圧力が効力を発揮するには時間がかかるし、変化が浸透するにも時間がかかり、変化の計測にも時間が必要。

社会性圧力失敗の以下の分類。

○アクターを把握し損ねる
裏切り者の意図を把握し損ねて、見当違いの対策を練る。
○セキュリティインセンティブを誤解する
社会性圧力を追加しても、一部の人は上手く立ち回る方法を探す。特定の競合規範の費用を引き上げると、他の競合規範が魅力的になる。
○リスクを誤解する
裏切りの規模を実際より高く/低く見積もる。
○裏切りを促進するジレンマ
囚人のジレンマのような状況
○協力の費用を高くし過ぎる
○裏切りのインセンティブを増やす
懲罰を高くし過ぎる等。
○異なる社会性ジレンマとの相互作用
○社会規範の変化

第16章 技術進歩
社会の規模増大は、個人的な人間関係に基づく信用と信頼性から、非人間的信頼(予測可能性と遵守性)への移行を強制する。道徳と評判を組織制度圧力やセキュリティシステムで補う。

○人口増加
裏切り者の比率が同じでも、人数が増えると徒党を組む機会も増える。
○複雑性増大
交流が増えると、社会性ジレンマも増える。
○新しいシステム
新しい社会性ジレンマや攻撃。
○技術的強度増大
社会の技術依存度が高まると、裏切りの被害の増加する。
○頻度の増大
自動化システムが操作する領域が増えると、裏切り頻度も増加する?
○距離の増大
距離が増えると関係する人が増え、社会的絆も弱くなる。
○惰性と変化への抵抗が増す
集団が大きくなると決断も遅くなり、社会性圧力も停滞しかねない。

社会よりも裏切り者の方がシステム攻撃に技術革新を使い易い。社会は集団でやらねばならず、合意や協調を必要とする。防御者は全て防御しなくてはならないが、攻撃者は一つ欠陥を見付けるだけで良い。

結果的にセキュリティギャップによって社会が容認出来る裏切り規模と、実際の裏切り規模に差が生じる。それは技術革新が急激であるほど大きくなる。

以下の変化。

・情報がインターネットに移行
・社会システムの技術による仲介
・自然発生的社会システムを意図的な社会システムに移行
・共通性の高い破綻
同一製品には共通の弱点がある
・自動化
頻度が増せば、成功可能性が低い攻撃や収益の小さい攻撃も有効になる
・遠隔活動
・技術拡散
・技術の反復改善
・裏切り者を纏める

○組織構造の変化
インターネットは組織費用を引き下げ、個人が大きな目標に向かって僅かだけ貢献する事を可能にした。

○組織行動の変化
短期的利益の重視、人は計測した物を入手する。短期収益は、長期的事業性等の抽象概念や評判等の実体を持たない物より計測し易い。情報技術の発展で短期的な数値を監視し易くなった。

第17章 将来
グローバル社会は大量の信頼を必要とする。全ての機構を自分だけで機能させる事は不可能で、個人的に確認出来ない数百万人を間接的に信頼しなくてならない。

信頼は、相手が自分の期待に沿わないリスクに身をゆだね、裏切りられる可能性を無視する事。社会全体に協力を促す事で、人生は快適になる。

グローバル社会に対応するために、新しい社会システムによって社会に信頼を組み込まなくてはならない。

以下の論点。

○社会性圧力を使用しても裏切り者は無くならない
協力と信頼システムは、悪用する人間がいる。
○社会性圧力強化は必ずしも有意義でない
セキュリティは常に副作用を生む。
○社会性圧力は協力を阻害する事もある
○人間は、いつか何かについては裏切る
○良い裏切り者も悪い裏切り者も見分けがつかない
社会性圧力は、社会がルールを強制執行する仕組みである。一部の社会で良いルールでも、別の社会では悪いルールかもしれない。
○社会は裏切り者を必要としている
裏切りは、イノベーションのエンジンでもある。多様性の保存場所、社会変化の契機。

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