正義について考えている

引き続き正義について考えている。

考えているというよりも思い出しているという表現が正しいと思う。今までの正義との関わりや不条理について。それは蛾が灯に吸い寄せられるような行為で自動的な事なのだと感じる。

「正義」は存在する。或いは、「正義」と形容出来る何かが存在するらしい。それは何らかの作用によって人々を規定する。行動を縛る。言葉を形作る。

善悪が存在する仮定で人間や社会は構築されている。

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建設的な方向で考えてみると、周囲に対する説明という意味もあると思う。

僕が社会と関わるには、周囲への説明が不可欠である。

「何でそんなに気持ち悪いの?」
「何でそんな話し方なの?」
「何でそんな歩き方なの?」
「どうすれば出来るようになるの?」

他にも色々とあるけれど、僕が人と関わると様々な説明を要求される。厄介な事は、彼等は説明を求めるだけでなく、納得感を獲得したいらしい。

「それは僕が発達障害者だからです」

と説明して障害者手帳を見せても納得出来ない。

多くの人間が主張するのは、「責任の概念」である。自分の行動の結果は自分が選択した結果起きたものであって、何かの責任ではないという考え方らしい。

僕の障害者認定は僕の責任を否定する行為であり、自分が悪いと思わない事が、僕の気持ち悪さや無能の原因であり、僕が罪を認めなければならないとする。僕が罪を認めた事は、僕が気持ち悪くなくなった事で証明される。

要するに、多くの人間は僕を罪人にしたいのだと思う。僕を凝視して、怠惰や甘え、偽りを見つけ出し、糾弾したくなる。それはが灯に吸い寄せられるような自動的な行為であるように感じられる。

「発達障害」という概念を導入してしまうと、僕の異質性を調べる事が出来るようになってしまう。僕に要求していた「責任の概念」が自分達に返ってくる。

以下は、2014年5月31日(日)に放送された「めざせ!2020年のオリンピアン ~東京五輪の原石たち~15歳天才スプリンターを朝原が本気指導」へのリンク。

http://www.nhk-g.co.jp/program/documentary/olympian/002/index.html

男子100mで、中学最高記録を持つ中学生について、番組内では歩幅を速さの理由としている?100mを48歩で走る歩幅の広さが速さの理由であるらしい。

スランプの原因を、足が後ろに流れ過ぎていると分析?足の回転がコンパクトでないとしている?

そこでアドバイスされた練習は以下の通り。

・陸上競技に使用するハードルを跨ぐ練習。
 腰の使い方を習得する
・スキップの練習。足を流しすぎないようにフォームを改善する
・マーカーをトラックに置いて、歩幅を意識して走るようにする

発達障害の概念も同じ事だと思う。気持ち悪いと感じる側が、理由や原因を調べる事が出来る。その意味は大きい。何をすべきかを回答出来る人間はいないと思う。だから、ほとんどの人間は発達障害の概念から逃避する。手に負えない責任が発生するからだ。

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善悪が実在するとした場合、僕は悪に属すると思う。それが僕の不安の一因だと思う。

僕が誰かに殴れなれた場合、僕に原因があるとされる。何かされても仕方がないと思われる。逆は成り立たない。

僕には善悪が分からない。

そして「正義」や「愛情」を否定する事が困難であるとも感じている。

多分、心理学的に自我の存在を否定しても、理解出来る人間はいない。他人に伝わるような言葉で表現する場合、「正義」や「愛情」とは異なる何かを仮定する必要がある。

数式や理論は僕には扱えない。文学や歴史の言葉を借用する。物語に登場する人物達は、利己や憎悪、嫉妬心の実在を仮定する事で、正義や愛情を否定しようとする。

それは簡単に論破される。『罪と罰』では愛情やら宗教心によって利己心は否定されてしまう。多くの小説では、自分が愛されないがために、不貞腐れており本当は正義や愛情を信じていると説明されてしまう。

最後まで利己や憎悪の強靭を主張する小説は収まりが悪く、多くの指示を集める事は無い。

歴史上の事例を集めると、正義を否定しようとする行為が別の正義になってしまう事が多いと思う。広く信じられる正義とは、最も多くを屈伏させた正義なのだと思う。少なくとも出発時点においては、思想は並列で平等だ。

人間の思考形態が大幅に変化しない限り、僕が考えている事は伝わらない。

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