物語を作る難しさ

昨日の続き。

「NHK-SP ネクストワールド私達の未来」について考える事。

他の創作物との関連。IF物語を作る事の難しさ

①前提条件を変える困難
高度に思考機械が発達した状態でも、人々が定時に出勤し、携帯端末を見ながら行動し、家族の振れ合いがあり、会社制度が存在している。
仮想空間が発達しているのなら、そうした社会構造自体が崩壊すると思う。当たり前に存在している事は、当たり前であるために認識する事が出来ず、存在しない状態を想像出来ない。

そのため、過去に見た映画や小説から設定を借用するのだと思う。機械に誘導されるディストピアをイメージしているように感じられるが、製作者こそが他作品に誘導されている。

②別の存在との混同
思考機械が人間と同じような行動パターンを持っている矛盾。既に存在している人間の行動パターンを模写した結果、人間よりも賢いはずの思考機械が、人間のように愚昧な存在になっている。
機械が人間を不要な存在と認識する可能性は無いはず。機械と人間は異なる思考形態を持つからだ。
世界が画一化する事も無いはず。各個人の好みが先鋭化する事態を予想する。未来は過去によって予想されるのでなく、過去によってしか未来を予想出来ないのだと思う。

③思考障壁
製作者側の逃避。若返る薬が誕生するドラマについて、製作者側が若返りをシミュレートする事から逃避しているように思えた。話の途中で主人公が10年間の昏睡状態に陥り、その間に夫が死亡。さらに、夫が前夫を殺害した犯人であると手紙で自白し、若返ると目撃者に犯罪が露見する事から老いたままだった事になる。最後は全ては夢であったとして終了。若返りをテーマにしたドラマとしながら、話の内容は若返りと関係無し。羊頭狗肉。

若返りが30年後に実現する可能性は低いと思う。そうした実現困難な事象であっても、想像する事を拒否した結果、未来予測と関係無い超展開になったような気がする。常識を否定する未来は予想不可能?

⇒若しかすると、「NHK-SP ネクストワールド私達の未来」は人工知能が製作しているのかもしれない。

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社会構造や常識は当たり前なので認識出来ず、それ故に未来予測は不可能なのだと思う。創作も同じ。

インターネット上の創作物を読んでいると、作者が物語を進行出来なくなったように感じる事がある。出版社等を通じて発表される作品は、完成品である必要がある。インターネット上に存在する作品の多くは、完成されるか否か定かでない。

作者の意欲低下や多忙が理由なので無く、本人の中に作品を進行出来ない何かがある。そうした印象を受ける。それは作品の山場に差し掛かった時に突如中断する場合であったり、登場人物が禁忌に触れた時であったりする。

書けなくなってしまった状態から、話を進行しようとする人もいる。

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常識を否定困難であるために、マイナーな機械打ち壊し運動はスポットライトを浴びるが、フランス革命や明治維新は参照されない。

未開部族と言われる人々に鉄器を渡した結果、石器の加工技術によって尊ばれた族長の権威が失墜した話を聞いた事がある。真偽は知らない。

機械の普及によって仕事が無くなるのでなく、多くの人間が自活出来る状況が生まれるのだと思う。

歴史的に見た場合、失職した底辺者が他の仕事を見つけられない事態で無く、階層の上部に位置した人間達が役立たずになる可能性が高いのだと思う。

現状で駄目な人間とされる人達に、計り知れない価値がある。

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そう思っても、自分が失職した場合、とても焦ると思う。組織やら社会に沿って誘導されながら生きていく事は楽だ。

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