発達障害の子とハッピーに暮らすヒント

読んだ本の感想。

著者:堀内裕子 + 柴田美恵子、初版発行 2010年2月10日。



発達障害の診断を受けた4人の子供(長女:アスペルガー症候群、長男:アスペルガー症候群・ADHD・LD、次男:アスペルガー症候群・ADHD、三男:ADHD)を持つ堀内氏の体験を書いた本。

以下は、堀内氏の運営する「ようこそ家庭の夕べ新聞」へのリンク。

http://sweety.jp/kateinoyuube/

以下は、堀内氏が登録(共生科学部)している「星槎大学」のWebサイトへのリンク。

http://www.seisa.ac.jp/

通信制で、「自閉症児・者の心理」、「自閉症児・者への支援」等を学ぶ事が出来るらしい。

以下は、堀内氏の実施した対応?

①拘りについて
二者択一で選ばせる事で気持ちを切り替える(例:有料の望遠鏡を執拗に覗きたがる場合、自動販売機でジュースを買うか、望遠鏡を覗くか選ばせる)。しかし、「ジュースを買ってあげるから、望遠鏡を我慢しなさい」という言い方になると、丸め込まれたと感じて不満が残る。

長男が同じ種類の靴を使用し続ける話が記載されている。新しい靴を購入しても、古い靴を捨てられない。何年もかけて拘りを外していく。

次男には、食事の前にコップの水を一気に飲み干す習慣があった。750ccの容量がある大きなコップを使用して拘りを外す。何回かに分けないと、750ccは飲み干せない。

②パニック
変化や予定変更によってパニックになる事がある。事前に予定変更を説明し、急な変更はしないようにする。パニックが発生した場合、一人にしてクールダウンさせる、又は何かを選ばせる事で気持ちを切り替える。

③意志疎通
父親の話が伝わる理由を以下のように分析。
 ・声が低い
 ・話が短い
 ・伝える事が一つだけ
 ・話の開始と終了が明確
 ・注目するポイントが解り易い

以下のように、話すようにした。
 ・「これから大事な話をする」と注目して貰う
 ・低い声で短く伝える
 ・確認する
 ・確認したら、「以上」と話を終了させる
 ・大切な話は機嫌の良い時にする

④ストレス
感覚過敏が原因でストレスが溜まる事がある。

⑤不注意・衝動性
枠組みを作る。
長女の話が興味深い。
長女が一人暮らしを始めた時、金銭の管理を一人二役で行う。毎日、自分が母親役になり、娘役の自分に1000円を渡す。娘役の自分は、渡された1000円の内、500円を貯金して、残りの500円を使用する。最初から500円を使用して、残りを貯金するとはしない。金銭管理の枠組み。

これは、以下の会話との関連があるのかもしれない?

著者「今日は雨が降るって天気予報で言っていたよ」
長女「うん、わかった」
(夕方、傘を持ち歩かなかった長女から電話がかかる)
長女「ママは、雨が降るとは言ったけど、
   傘を持って行きなさいとは言わなかったよ」

以下は、「いかにして問題をとくか 実践活用編」を読んだ時に書いた記事。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-822.html

天気予報の場合:

①天気予報が雨と言っている
   ↓
②雨が降れば傘が必要
   ↓
③傘を持ち歩けと言っている

金銭管理の場合:

①一日に1000円を渡される
   ↓
②1000円の内、500円を貯金すると決めた
   ↓
③一日に使用出来る額は500円である

上記のように、①→③と途中に存在する②を意識せずに考えられる人間と、考えられない人間がいるのかもしれない。無自覚の前提条件によって、人間の思考は簡略化されている?

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