ケインズの乗数効果?

昨日、ケインズの乗数効果という記述をしたので、ちょっと、妄想してみました。

乗数効果については以下のBLOG(『金融日記』)に詳しく書いてあります。

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51651294.html
下記のように機能するらしいです。

①政府又は企業が物・サービスを買う。
 ↓
②政府又は企業に物・サービスを売った政府又は企業が儲かる。
 ↓
③儲かった政府又は企業が物・サービスを買う。
 ↓
④政府又は企業に物・サービスを売った政府又は企業が儲かる。
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上記のような過程をえて、誰もが大儲けするらしいです。なんて、怪しい理論だ。

『金融日記』でも書いていますが、本当にこんな事が起こるのであれば発展途上国なんて世界には存在しないはずだし、将来的には税金で、使ったお金を賄うので誰も得をしていないじゃないですか。

経済学の本を読んでいても、実際に乗数効果が観測された例は無いらしいです。
(僕が知らないだけ?)

これほど、批判しやすい理論があるでしょうか?

でも、考えてみると、これって凄く変な事ではないでしょうか?こんなに矛盾に満ちた理論が世の中に溢れ、教科書に載っている。それは何故だろう?
こんなに、簡単に論破されてしまう理論を何故、ケインズは提唱したのだろう?

僕が思う事として、ケインズは乗数効果なんて存在しない事を知っていたんじゃないでしょうか?

ケインズの活躍していた時代は「神の見えざる手」だとか「自由放任」という理論が信仰されていました。市場に任せよ、さすれば各個人の欲望が調和し物事は上手くいく。なるほど、確かに魅力的な理論です。

でも、それは本当に有効に機能するんでしょうか?そんなに簡単にいくのであれば世の中に貧しい国なんて存在しないはずでは?
乗数効果を批判する人達が信じている理論は本当に有効なものなのか?
誰にも証明出来ないのだと思います。

そして、ある理論が正しい事を確認するには、相違する理論を実施する必要があります。白い白鳥が何匹いても、黒い白鳥が一匹いるだけで白鳥が白いという理論は覆ります。

元々、経済学の理論は多種多様な活動・物品・お金の動きを「生産」、「投資」、「消費」、ETCといった包括的な概念を使って纏め上げ、それらが一つの法則に則り作用すると仮定している所に矛盾があると思います。

様々な人がいて、様々な物があり、様々な活動がある。だから、どのような理論を構築しても、それは例外や矛盾を許容せざるを得ないのではないでしょうか?

一人の人間、一つの理論では真実はつかめない。だから、目の前の現実と理論が噛み合わないのであれば、間違っているのは理論である。人間は所詮、猿の一種にすぎず、思考は妄想である。何かを信じるためには別の何かを疑うしかなく、何かを疑うためには別の何かを信じるしかない。

自由放任を疑うための理論が乗数効果ではないでしょうか?僕の妄想です。

【会話】
A:乗数効果とか言って、公共工事をしても将来、増税するんでしょう。
  プラスマイナスが0だから意味ないじゃん。
B:今、死にそうな人間が救われるんだから仕方ないだろ。

といったところでしょうか?もちろん、乗数効果理論を絶対的に正しい事として解釈するのも、無理があるので誰かが反論するのは良い事なのでしょう。
正しい理論なんて存在しないんでしょうか?

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