仮想通貨存続のための金融サービス

以下は、一昨日書いた記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-1396.html

ビットコインが継続困難である理由は、取引手数料が安いから?

ビットコインの取引認証は、不特定多数の参加者によって行われている。認証に協力した参加者への報酬は、以下の2つである。

①新規に創造されたビットコイン(一日に約3600BTC)
②ビットコインで行われた取引の手数料(一日に十数BTC?)

取引認証に参加するために、各参加者は高額な設備投資を行っている。新規に創造されるビットコインは、4年毎に半分になっていき、2141年には新しいビットコインは創造されなくなる。そのため、ビットコインの取引認証に参加しても儲からなくなる。儲からなくなった取引認証に参加する人間がいなくなると、ビットコイン自体が存続不可能になる?

こうした事態を防ぐには、取引手数料を増やせば良いのではないか?手数料自体を増やさなくとも、取引回数が300倍になれば、徴収される取引手数料の総額は300倍になる。そうなれば新規に創造されるビットコインが0になっても取引認証に参加するインセンティブが働くのではないか?

2014年1月時点でのビットコインの保有者は200万人以下?使用可能な店舗も少ないから、取引回数を大幅に増やす事が出来るかもしれない。

それは他の仮想通貨についても言える事で、ユーザーの取引回数を増やす事に成功した仮想通貨がメジャーになっていくのだと思う。投機対象から決済手段への転換が鍵だ。仮想通貨自体に投資する事や、採掘作業に参加する事よりも、取引回数や取引手数料を増やすような金融サービスを開発する方が利益を出せるかもしれない。

***********

以下は、国際金融の本に書いてあった金融取引。20年以上前の本だから、古くなっていると思う。

<信用状取引>
信用状は、輸入取引を行う際に、輸出者に代金支払いを約束するもの。通常は、銀行による発行が行われる。売買契約が結ばれた時点で、信用状発行銀行が支払いを約束する。銀行は、信用状の発行によって取引保証を行う。

<輸出関連融資>
・船積前金融
 輸出を実行するための生産や集荷に必要な資金を融資する。
・船積後金融
 輸出為替の買取等。

<輸出関連保証>
・入札保証
 入札=最も良い条件の業者と契約するために、
    複数の業者に条件提示を求める事。
 入札後に契約が未履行にならないよう、
 保険として銀行等が入札保証金を積み立てる。
・契約履行保証
 上記と同じ?契約者が契約を履行しなかった場合、保証金を
 支払う契約。
・前受金返還保証
 取引完了前に、契約が破棄された場合、前受金を返還する事を
 保証する。

***********

上記の国際取引については、取引を行う企業間の契約が履行される事を銀行が保証する。銀行は契約保証の代わりに手数料を徴収する。書類の解釈に当事者間の食い違いが無いように信用状統一規則によって、書類の形式は規定されている。

銀行は契約を保証する際に、企業の信用度を確認するため、企業から提出された書類を点検する。

・商業送り状(インボイス)
請求書、又は商品明細書。輸出者、輸入者の名称、物品明細、数量、重量、金額、ETCが記載されている。

・包装明細書
貨物の包装内容、重量、容積等の明細が記載されている。梱包を開かなくとも貨物の内容を知る事が出来る。

・船荷証券
有価証券の一種。船会社が発効し、船荷証券の所持者は、該当貨物の所有権を主張可能。
 ○船積式
   貨物を積んだ時点で発行する船荷証券
 ○受取式
   船会社が荷物を受け取った時点で発効する船荷証券
 ⇒受取式では、船積がされていない可能性があり、
  銀行が受理しない場合がある?

・航空貨物運送状
航空会社が荷送人から貨物を受け取った事を示す受取書。航空会社が依頼通りに貨物を仕向地まで運び、荷受人に渡す契約書でもある。

・保険証券
運送中に損害があった場合、保険会社が支払う金額を定めた約款。

・領事送り状
アフリカや中南米に輸出する場合に、該当国の規定によって要求される。

・原産地証明書
国際取引において、扱う商品が低率の関税を適用される場合や、輸出禁止商品でない事を証明する必要がある場合等に提出する。

・検査証明書
輸出検査法に基づき、検査証明書を添付する商品がある。

***********

信用状発行を依頼された銀行は、上記の書類と依頼人の信用状況に基づき、以下を確認する。

・信用状発行依頼人の信用
・輸出者の信用
・販売先の信用
・為替リスク
・商品リスク
・カントリー・リスク
・販売代金の回収条件
・荷物の保証条件
・融資の必要性

この辺りの記述から、銀行の各部門が協同で書類確認や依頼人、輸出者等の信用確認や事務手続きを行っているように読めた。契約の条件変更や取消が発生する場合もあり、個人が取引の全貌を把握する事は不可能。それだから、手続きや書類を規約によって定め、処理内容を仕組化する必要がある。

***********

僕には実務経験が無いので、深い事は書けないけれど、輸出や輸入に関わる手続きに仮想通貨を組み入れた場合、面白い金融商品が出来上がるのではないか?

責任者の存在しない集合知を利用した認証システムの応用可能性は広い。STAP細胞に関わる問題でも、単独の責任者による認証は機能し難い事が証明されたと思う。権威ある雑誌や実績のある研究者による査読よりも、インターネットを利用した不特定多数の人間による査読の方が信頼性が高い。誤った場合でも、権威者は責任を取れない。権威や伝統が塗り替えられる時代が到来したのかもしれない。

数年後には様々なアイデアが実現しているんだろうな。

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