クラウドソーシングの活用について

日経ビジネスのコラム『僕らのおっかなびっくり「クラウドソーシング」奮戦記』から。

ピアズ・マネジメント株式会社という会社を創業した筏井哲治氏によるクラウドソーシングを利用した起業の体験記だと思う。

以下は、ピアズ・マネジメント株式会社のWebサイトへのリンク。

http://peers-management.com/

発達障害者に限らず、ニートや社内失業者にカテゴライズされる人達を訓練するよりも、経営者として自立して貰った方が、良いのではないか?

グローバリゼーションの影響で、人件費が安い国の人々と競争しなくてはならいないという意見があるが、それは先進国の人間が安価な労働力を確保出来るという事でもある。

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<著者の起業の背景>
数年前までは、人件費が安い国の労働力を活用するオフショア開発は、環境整備等の投資額が大きく、資本と人員が潤沢にある組織でなくては出来なかった。しかし、現在ではクラウドコンピューティングやクラウドソーシングを活用して零細企業でもオフショア開発を行う事が出来る。

<著者が考えた商品>
Facebookに投稿されたポスト(写真、文字、コメント)や写真アルバムを製本して自宅に配送するサービス。
以下は、「Your Days on Lifebook」へのリンク。

https://yourdays-lifebook.com/

⇒著者が国内のソフトウェア企業に商品のプロトタイプの制作を依頼すると、数百万円の見積もりが返って来る。高額であり、著者は開発費を負担出来ない。著者はクラウドソーシング等を利用し、予定の1/10以下の費用で商品の開発に成功する。

<著者の準備>
クラウドソーシングを利用する場合、各国の開発者と英語で意志疎通する必要がある。著者は数週間フィリピンに留学し、スピーキングや発音、意思疎通に特化した訓練を受ける。

クラウドソーシングサービスのプラットフォームとして、oDeskを選択。

https://www.odesk.com/

最初は、ログ制作の依頼をしてみる事で、クラウドソーシングによる仕事の進め方を覚える事にする。ロゴ制作なら、数千円程度の費用で仕事を依頼出来る。

<ロゴ政策をやってみて>
予算5000円でロゴ制作の依頼をしたところ、予想以上に募集者が殺到した。oDeskでは、各種の試験結果等でフリーランサーを機械的に選別出来るようになっている。試験で高得点を取得した人間の依頼単価は高額で、逆に依頼単価を高額にするためには自らに付加価値が無くてはならない。

発生したトラブルとして、提出されたロゴが、ネット上にあるロゴデザインを無断で借用したものである事が判明。信頼関係の醸成が必要という認識。

<クラウドソーシングでのトラブルの対処方法>
以下は、著者が提案したクラウドソーシングでのトラベルへの対処方法。

①委託するのは「作業」だけにする
いい加減に仕事を依頼すると、いい加減な成果物を返されるリスクが高まる。手を抜かれたくなければ、完成形のイメージを明確にし、具体的にどの作業をして欲しいのかを、細かいレベルまで決めておく。

最初に、大まかな内容で開発者を募集する。その後、応募して来たフリーランサーの履歴や実績、レーティングを見て、採用候補に詳細を説明しながら、予算の調整をする。

②こまめにコミュニケーションを取る
英語での意志疎通は単純にする事が肝要。一回のメールに沢山の要望を詰め込むような長い文章や、回りくどい表現は避ける。相手の言葉が理解出来なければ、すぐに聞き直す。oDeskにはメッセージング機能があるので、文字で意見交換をする。

③事前に質問リストを作っておく
採用面接を行う前に、どのような質問をするか準備しておく。技術的な知識、経験が無ければ回答出来ない質問を用意する。メールだけでは相手に調べる時間(=取り繕う時間)を与える事になる。最終的な採用を決める際には、短時間で良いので、Skypeを使用して直接質問し、その場で回答して貰う機会を作るべき。

④似たような成果物がないか検索する
ロゴやアイコンといった、デザインが簡単にコピー出来る成果物については、Google画像検索で表示された画像を確認するなどして、同じデザインの有無を事前に確認する。

⑤oDeskの「Work Diary」を活用する
「Work Diary」という機能は、仕事を請けたフリーランサーのパソコンのスクリーンショットを、発注者の管理画面に10~15分程度の間隔で送信するシステム。データ入力等の単純作業の管理に効果的。

<人選が重要>
クラウドソーシングを活用した開発を成功させるために、良質な人材を獲得しなくてはならない。

①互いに敬意を払えるような高度な技術を持っている
②ポジティブで建設的なアイデアや課題の解決策を出し合える
③素早く円滑に意思疎通出来る

契約する前に、仕事に対する姿勢や誠意、意思疎通のスピード感、お金や契約に対する考え方等について、事前に意見交換する。

良い人材を獲得するには、自分の評価も重要である。発注者も受注者に評価される機能があるので、受注者から良い評価を得られるようにする。

そのためには、

①相手の国の文化や考えを尊重する
②相手国のマネー価値を認識する
 著者は、物価が安い国の開発者の場合、oDeskの手数料を
 著者の側で負担した。
③ビジュアライゼーションスキルを高める
 言葉で伝えようと努力するだけでなく、
 分かり易いスケッチやグラフを表を描く。
 素早く理解出来るよう、あらゆる手段を行使する。
④マイルストーンと支払いのタイミングを明確にする
 仕事の目標を明確にし、中間目標を決める。
 達成可能な中間目標について合意した後、中間目標を達成する毎に、
 即座に支払いをする。

仕事が何を目標にしており、何を実現するかについて意見を共有するべき。案件が進行するに連れて、タスクは細分化され、各人の役割は専門化する。そうした状況で意欲を維持するためにもビジョンの共有や、中間目標の達成は有効である?

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以下は、Amazon Web Servicesへのリンク。高性能なサーバーやデータベース環境を構築出来るらしい。アカウント登録してみた。

http://aws.amazon.com/jp/

Amazon Web Servicesの使用方法についての講義。難しい。

http://dotinstall.com/lessons/basic_aws

UNIXのコマンドが使えないと操作出来ないのが難点だと思う。手軽に高性能サーバーが使用出来るとしているけど、結構な知識が必要だ。

今後、さらに利用し易い各種のプラットフォームが生み出されるのだと思う。個人が起業し易い状況は構築されつつある。自分が何かするよりも、投資家としてミニ起業に参加する事は出来るだろうか。

起業し、経営を維持する具体例、マニュアル、雛型、支援者、ETCが必要だと思う。最も重要なのはアイデアだ。何をすれば稼げるのか?

目標は、楽して稼ぐ事。それから酒池肉林。

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こうやって読んでくださる方がいると頑張って書いた甲斐があったってもんです。ありがとうございました!
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