夢をかなえるゾウ

読んだ本の感想。

水野敬也著。

以下は、「ウケる日記」へのリンク。

https://ameblo.jp/mizunokeiya/

象の神ガネーシャが、悩める人々にアドバイスする物語。

全体的に作者の自信の無さを感じた。主人公達が、建築家、構成作家、カメラマン助手としてどのようにキャリアを積み重ねたのかが書かれない。それは、ガネーシャのアドバイスが他の本の内容を転記したもので、作者自身の成功体験による裏付けが無いためではないか?

特徴的なのは、面白くない事を強調する自虐的な笑いで、作者が自らの漫才に自信を持っていないように感じた。

夢をかなえるゾウ
2007年8月29日 第1刷発行。



サラリーマンをしている主人公(28歳)が、像の神ガネーシャと出会い、建築家を志すまで。

<ガネーシャの教え>
・靴を磨く
自分の商売道具を大切に扱う。

・コンビニでお釣りを募金する
他人を喜ばせたい気持ちを大切にする。

・食事を腹八分に収める
自分をコントロールする事を楽しむ。

・人が欲しがっているものを先取りする
人間には欲があるか、自らの欲を理解している人間は少ない?ため、こちらから予想して提案する。

・会った人を笑わせる
笑いは良い雰囲気を作る。

・トイレ掃除をする
人がやりたがらない事をするからこそ喜ばれる。

・まっすぐ帰宅する
周囲からの刺激に反応して流されない。

・その日頑張れた自分をホメる
辛い事を無理にやっても長続きしない。

・一日何かをやめてみる
時間や労力は有限であるため、何かをするためには、何かを捨てなくてはならない。

・決めたことを続けるための環境を作る
テレビを見ないようにするために、コンセントを抜く等。

・毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
服は変える事の出来る環境の一つ。

・自分が一番得意なことを人に聞く
自分の仕事の価値は他人が決める。

・自分の苦手なことを人に聞く
長短は表裏一体。

・夢を楽しく想像する
想像する事に重圧を感じては駄目。

・運が良いと口に出して言う
自らを錯覚させる。

・無料でもらう
小さい事でも無料でもらおうと思うと、言い方や仕草に気を遣うようになる。

・明日の準備をする
算多きは勝つ。

・身近にいる一番大事な人を喜ばせる
仲が良い人には無愛想になりがち。

・誰か一人のいいところを見つけてホメる
人間は自分の自尊心を満たしてくれる他人の周囲に集まる。褒めるためには、他人を良くしらなくてはいけない。

・人の長所を盗む
全ての創造は模倣。

・求人情報誌を見る
自分の能力が発揮される仕事を見つけるには比較が必要。

・お参りにいく
余裕や集中力は信仰心に関係しているらしい。願うには、神への感謝が必要。

・人気店に入り、人気の理由を観察する
皆と同じものを見て、違う着眼を得る。

・プレゼントをして驚かせる
期待以上の喜びを与える。

・やらずに後悔していることを今日から始める
考えるのでなく体感する。

・サービスとして夢を語る
皆が応援する大義のある夢が理想的。

・人の成功をサポートする
沢山の人を幸福にするから認められる。

・応募する
自分自身を世にアピールする。

・毎日、感謝する
足りない状態と思うほど、足りない状態から逃れる事が出来ない。満たされて他人を思いやる余裕が生れる。

P48:
本当は食いたないのに、無理やり食うてんねん。なんでやと思う?それはなあ、『こういうふうになったらあかん』という反面教師に自ら率先してなっとるからやねんで!
(中略)
「ええか、よう見とけ。こうなったら、終わりやで!」
そう叫んだかと思うとガネーシャはごろんと横になり、またたく間にぐぅぐぅといびきをかいて眠り始めた

P247:
ワシが教えてきたこと、実は、自分の本棚に入っている本に書いてあることなんや

P248~P254:
成功するかもしれへんていう『高揚感』を前借りして気持ちようなってもうてんねや。でもそのうち、そんな簡単に成功でけへんいう現実にぶちあたる。そんとき『先に気分よくなってたんやから、その分返してもらいましょ』て返済をせまられて、ヘコむことになるわな。これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなってく
(中略)
もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
2012年12月13日 第1刷発行。



売れない芸人の西野勤(34歳)が象の神ガネーシャと出会い、貧乏神 金無幸子と結婚して構成作家になるまで。

前作の十数年後の設定?前作の主人公らしき人が40代の建築家として登場する。

お笑いコンテスト『ゴッド・オブ・コント』にガネーシャとコンビ「ガネちゃん勤ちゃん」を組んで出場するが、他の神々も参加しており、同僚の芸人ガツン松田が死神とコンビを組んでおり、優勝出来なければガツン松田が死ぬ事を知って棄権する。

この流れに作者の自信の無さを感じた。

お笑いコンテストのネタは、西野勤が一生懸命考えたネタでなく、ガネーシャが適当に考えたネタで、しかも実力で予選落ちしたのでなく棄権する。作者自身が自らの全力ネタに自信が持てず、且つ、それを認めたくなかったのではないか?

<ガネーシャ、金無幸子、釈迦の教え>
・図書館で本を読む
人間の悩みは昔から変わらない。過去の知恵に学ぶ。

・人の意見を聞いて、直す
不安を大切にする。

・楽しみを後に取っておく訓練をする
楽しみを後に取っておいた方が楽しいという経験を積む。

・プレゼントする
他人を喜ばせる事は自信になる。

・締切りをつくる
追い込まれると力を発揮する。

・他の人が気づいていない長所をホメる
最も喜ばれる褒め方。

・店員を喜ばせる
接待されて当然と思わない

・辛い時、自分と同じ境遇にいる人を想像する
・自分が困っている時に、困っている人を助ける
他人に対する行動は、自分に対する行動でもある。

・つらい状況を笑い話にして人に話す
人目を恐れずに挑戦出来る。

・優先順位の一位を決める
・欲しいものを口に出す
自分の欲求を抑え続けると意欲を失ってしまう。

・やりたい事をやる
憧れは無知だからこそ生じる。憧れを目指すからこそ知らない事を知る事が出来る。

・日常生活の中に楽しみを見つける
自らの手で喜びを作り出す。

<貧乏の種類>
ドリーム貧乏:夢に囚われている
ガネーシャ貧乏:誘惑に勝てない
お駄賃貧乏:お金 = 嫌な作業の対価と考える

<貧乏人の話>
・他人の不幸を願って責めたり批判する事が好きな人
・他人を操作するために褒める人
・喜ばせてもらって当然と思う人

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え
2014年12月25日 第1刷発行。



五年間、彼氏のいないOLが象の神ガネーシャと出会い、フランス人カメラマン シモンと結婚するまで。

途中、稲荷に唆されてガネーシャのペンダントを奪い、ガネーシャが小象になってしまう。ガネーシャを元に戻すために、釈迦、元貧乏神と組んで稲荷達と稲荷象販売競争を行う。

稲荷がガネーシャを憎んだ理由は、子供達へのアンケートで象が狐より人気があったかららしい?

売上では敗北するが、稲荷達に稲荷をプロデュースする方法を売り付けて勝利する。

結局、ブラックガネーシャとは何だったんだろう?

<ガネーシャの教え>
・自分の持ち物で本当に必要な物だけを残し、他を捨てる
自らの器を本当に欲しい物で満たす。

P50:
アロマキャンドルを水平打ちするガネーシャ

・苦手な分野のプラス面を見つけて克服する
欲しい物が手に入った状態をリアルに想像する。

・目標を誰かに宣言する

・次の順序で一つの分野をマスターする
①上手くいっている人のやり方を調べる
自分と他人に大きな違いは無い。
②自分のやり方を捨てて、成功者を真似る
③空いた時間を全て使う

・合わない人をホメる
仲が悪い人を味方に変える。

・気まずいお願いごとを口に出す
自分の望みを上手く他人に伝える。

・今までずっと避けてきたことをやってみる
避けてきた事は、やった方が良いと思っている事であったりする。

・自分の仕事でお客さんとして感動できるところを見つける
自分の感動を他人に伝える。

・一度儲けを忘れて客が喜ぶ事だけを考える
自分が潰れたら、客を喜ばせる事が出来なくなってしまう。

・自分の考えを疑ってみる
・自分にとって勇気が必要な事を一つ実行する
成功するためには不安に打ち勝つ小さな勇気が大切。

・優れた人から直接教えてもらう
・一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える
役に立っていないようでも役に立っている人がいる。

・自分で自由にできる仕事をつくる
他人から押し付けられた仕事では頑張れない。

・余裕のないときに、ユーモアを言う
・目前の苦しみを乗り越えたら手に入るものを書き出す
苦しみを乗り越えた時の楽しみを考える。

・欲しいものが手に入る「ストーリー」を空想する
我慢するのでなく、もっと楽しい事を想像する。

・手に入れたいものを「目に見える形」にして、見れる場所に置く
紙に書く等して見えるようにする。

・自分流にアレンジする
先人の方法に新しい価値を加える。

<稲荷の商売方法>
脳の錯覚を利用したものと説明する。

・希少価値を演出する
・敢えて自分の不利益になる事を言って信用させる
・周囲の人間関係を断つ
・お客を中毒にする

P306~P307:
『他人に優越したい』て思てる
(中略)
サービスの本質は『他人に負けること』やねん
(中略)
人はみんな誰かに勝ちたい思うてる。せやから他人をうまく勝たせて、気持ち良くさせられる人間は、間違いなく成功する

P388:
失敗するちゅうことは、その分だけ現実を学んでるちゅうことやねん。夢を現実にするには―実現するには―何が必要なのかを、身をもって学んでんねん。いや、そもそも自分らが『失敗』て呼んでることは単に『現実を知る過程』にすぎへんのや

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