「劉邦の宦官」と「21世紀の資本」

「劉邦の宦官」(黒澤はゆま著)とトマ・ピケティの「21世紀の資本」に関する評論を読んでいる。

「劉邦の宦官」は、やる夫スレの「翆星石はやる夫の宦官になるようです」と並行して読んでいると楽しい。原作に忠実に話を作っているようで、作者の色が出ると感じる。

「21世紀の資本」については、労働者の所得と金融資産が異なる理に支配されているとしているように感じた。

r > gというのは、r = 金融所得、g = 労働所得という事かな?

労働者の所得は経済成長率によって決定される?が、金融資産は別の理によって増加する?

経済成長率が鈍化する状態では、金融資産を多く保有している人間が相対的に有利になる。近年は、上下格差が極度に拡大している事が問題としているのかな。

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読んでいて、『言葉』が決定している状態を考えてみた。

ある人間が誰かに「部屋を片付けろ」と命令したとして、指示に従わなかったとする。この場合、当人の意志の問題とされる?反抗的だから命令に従わないという解釈。

しかし、「部屋」、「片付ける」という言葉が理解されていない可能性がある。発達障害の概念が示唆するのは、こうした事態だと思う。

そして、指示する人間が「部屋」、「片付ける」とはどのような事か説明出来ない可能性が高い。それは当然の事であり、常識だからだ。自分自身でも説明不可能な「言葉」の上に人間の思考は確立している?

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「正義」というのは相対的な概念だけれど、絶対的な概念と感じられる事が前提になっている。「言葉」が確立された上に「正義」が成り立つ。

時々、ブログのコメント欄に荒らしが出没する事がある。荒らしが出没すると、高確率で対抗して言い合いをする人間が出てくると思う。相手をして貰いたがっている蛆虫と、相手をしたがるゴキブリの戦い。

荒らし行為をする蛆虫達も迷惑だけれど、気持ち悪いのは荒らしの相手をするゴキブリ達の示す行為だ。何故だか自分が感謝されていると思い込む。そして、自分の行為は私欲に基づいたものなので感謝の必要は無いと言い出す。何時の間にか保護者や理解者になった事になっている。

「正義」には「悪」が必要なのだと思う。倒されるべき「悪」と戦ってこそ「正義」だ。言葉が再解釈される場合、あらゆる事象は相対化され「正義」は成立しなくなる。

そして、そのように考える僕自身が「正義」に縛られている。絶対に覆す事の出来ない感覚があると思う。そうした感覚に基づいて僕は行動しており、僕の感覚は他人の感覚と違うから、僕自身もゴキブリのような存在なのだと感じる。

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「言葉」が完全に崩壊した状況が未来にはあるのだと思う。意味や意志、意欲の存在しない時代。僕はそうした世界に存在出来ないはずだ。

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物語化出来ないものか

NHK スペシャル「NEXT WORLD」がつまらない。「もう見るのを止めれば良いじゃん」と妹や妹の旦那さんに言われながら見ている。見てしまう。

番組自体がつまらないというより、途中の寸劇がつまらないと思う。

以下、自分でなんとなく思いついたネタ。未来における可能性

①プライバシーについての変化
仮想世界での取引が盛んになるに連れて、自分の個人情報を公開出来る人間ほど社会的に有利になる。自分の生活習慣、言動まで監視されるため、人格的信頼度が重視される。
信頼度が高い個人情報を持っている場合、情報を高値で売却可能になる。自分の今までの人生の記録を売却し、別人としの情報を購入すると何が発生するのか?

②可能性について
遺伝子情報が解析された結果、子供の将来性を正確に見積もる事が可能になる。少年スポーツにおいても意識変革が見られ、現状では活躍しているが成人時に最高で身長160㎝にしかならない子供と、現在は活躍出来ないが高い潜在力を持つ子供の比較。子供の場合、現時点での評価と潜在力の乖離が激しい気がする。

③超能力者達
情報技術が進んだ結果、今まで何気なく見過ごしていた事が特殊な能力と見なされるようになる。以下のような能力者達。
 超被虐者:極端に他人の嫌悪感を煽る。
        組織内においては、他の人間達の結束を強める。
 カナリア :病気や体調不良に陥り易い。
        伝染病の流行を察知するために活用出来る。
 異常味覚:甘味や辛味の感覚が無い。
        どのような食物も食べる事が出来る。
 
その他いろいろ。

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こういうネタを放り込めば、立ちどころに物語化してくれる機械はないものかと思う。

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色々と整理している

読んだ事や考えた事を整理している。上手く纏まらない。

『説明責任』という言葉がポイントだと思う。誰かを責める事によって向上するという思想?

企業や国家等の組織は、指導者の意志によって管理されるという前提条件。

人間の行動にも理由や原因があるとされ、思考や行動には本人によって説明可能な原因や理由があるとされ、それを取り除けば問題は解決する。特に「謝罪」は有効であるとしている。謝罪が為された後でも、真の謝罪であるかどうかが重要視される。

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愛情や憎悪、怠惰、嫉妬、利己心、ETCが存在する前提が間違っていると思う。一方で認識自体が錯誤である以上、『真』は存在しない。

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仮想通貨投資やクラウドファンディングを活用する場合の前提に応用出来ると思う。

企業や通貨の価値を考える場合、以下のように考える。

①数値による評価
②他の会社や国家との比較、
③過去からの推移
④指導者の能力
⑤ETC

多分、上記のような方法論は活用出来ない。単一の尺度による評価が困難。独自性が強い場合、類似を見つけられない。離合集散を繰り返す場合、過去情報は無意味?

結局、自らが主体になる事が近道なのかもしれない。資本家の時代から起業家の時代への転換?

やっぱり分からない。

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「仮想通貨」の衝撃

読んだ本の感想。

エドワード・カストロノヴァ著。2014年6月10日 初版発行。



プロローグ
2000年代?を「通貨のイノベーションと拡大」の時代と考える。仮想通貨をデジタル決済システム(Digital Value Transufer)、略して「DVT」と呼ぶ。既存の電子決済システムは、一つの通貨単位の尺度に固定されているが、DVTは複数の価値を表す手段間の換算レート表を持つ。

通貨を作る行為は有触れた事となり、接続が重要になる。多くの通貨は、財全体の価値把握を困難にする。しかし、世界単一通貨の流れは逆転しつつある?

以下の2つの政策提言。

①境界線を引くべき
仮想コミュニティーと現実のコミュニティーの境界線は明確でないが、ゲーム経済圏は楽しませる事を目的としており、マーケティング経済圏は売る事を目的にしている。境界線は、何の役に立つかに基づいて引かれるべき。
②事前テスト
仮想通貨は、開発手順としての事前テストが常識化しているゲーム業界で生まれた。政府は公共政策を仮想世界でテストする事が可能になる。

仮想世界が現実の世界を浸食する未来が到来する?

第Ⅰ部 爆発的に増えている通貨
第1章 仮想経済圏が持つポテンシャル
仮想通貨はゲームの中で成長したが、あらゆる場に浸透している。2011年の世界のバーチャルアイテムの市場を年間150億ドルとする推計がある?欧州中央銀行の報告書では、2008年~2010年にゲームとソーシャルメディアの仮想通貨を支払うために支払われた金銭は2億ドル~100億ドルと見積もられている。それは仮想通貨経済圏の一部を示しているだけである。仮想経済圏のバーチャルアイテムの多くは、製作者によって直接消費される。

①マジック:ザ・ギャザリング
1993年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストが上市したカードゲーム。ゲームは、二人のプレイヤーの対戦によって行われる。各自が60枚のカードが入ったデッキ(カードの1セット)を持ち、自分の手番にカードを1枚引き、カードの効果によって対戦相手を攻撃する。片方のライフポイント20点が0になった時点でゲームは終了する。

カードを売買する市場が生まれ、ボットクレジットという架空の通貨を支払う事でカードを買う事が出来る。

②イブオンライン
2003年に開始したオンラインゲーム。コーポレーションと呼ばれるグループによる戦争が仮想空間で行われる。ゲームの舞台は広大で端から端まで移動するのに数時間必要。
移動には宇宙船が必要で、格納庫が必要である。新しい船を購入するか建造し、売却も可能。イブの世界には法律も裁判所も存在せず、コーポレーションが独自のルールを作る。イブのゲーム通貨はISKと呼ばれ、リアルマネートレードの対象となっている。
各プレイヤーは学習によってスキル強化が可能であり、多くのプレイヤーは戦闘と航海スキルを強化するが、商人志向のプレイヤーは遠方にある市場の価格情報を調べられるようにする。市場間の価格差を利用して儲ける事が出来る。

③フェイスブック
2010年には、フェイスブックはフェイスブックポイント呼ばれる通貨を持った。フェイスブック内のアプリやゲームを購入する仮想通貨であり、開発者への支払いも行った。フェイスブックポイントは2012に終了している。現実の通貨を使用した取引管理体制を整備する事になる。
著者は、フェイスブック経済圏の推定は困難としている?

④スチーム
2002年?にゲーム開発会社のバルブ社が構築したパソコン向けのゲーム配信チャンネル。ゲームのアップデートを行う。ユーザーがスチームマーケットで商品を購入する場合、費用はスチームウォレットから出す。スチームウォレットにクレジットカードへの請求を許可する事で入金出来る。スチームウォレットに保管されている通貨は、実質的にはバルブ社の管理下にあるバーチャルな通貨の一部となる。

第2章 貨幣のさまざまな形
貨幣について、「物としての性質」と「貨幣としての性質」の間に関係無い事は良くあった。貨幣は社会的期待の産物であり、ゲームの設計者が全てを管理可能なオンラインゲーム内でも自律的に動く。

①金属の通貨
金属を、様々な物品の価値を数える基準にする。
②奇妙なお金
塩や石貨等。
③紙幣
貨幣になるためには物体の性質は重要でない事を示す。紙幣の価値は発行機関に対する信頼にかかっている。

産業以前の社会は、地域社会の共同作業等によって物品を入手可能であるため、貨幣は不必要。商人や専業の職人が増加するに連れて貨幣が必要とされるようになる。市場ネットワークに参加する人数をN人とすると、全ての参加者間で取引が行われた場合、取引回数は1/2(N×N―N)になる。参加者が増えるに連れて取引回数は指数関数的に増加する。

国民国家の利点の一つは、広範囲での単一通貨を実現した事だった。物の価値について、共通の尺度を通す事が出来る。一方で、単一通貨の不利点は、貨幣制度を各地域の実状に合わせて調整出来ない事にある。特定地域で有効な通貨政策が、他の地域でも有効とは限らない。

第3章 仮想通貨は合法か?
米国憲法は、議会に対して、貨幣を鋳造し、価格を規制する権限を与えているが、コインとは何かについて述べていない。政府以外の者が貨幣を鋳造してはいけないとは書いていない。

南北戦争時に財政が悪化した米国政府は、1億5000万ドルの紙幣を発行し、国民が法定通貨として受け入れるよう命じる法律を通過させた。19世紀末までには、最高裁判所が政府が法定不換紙幣を発行する権限を明確に認めるようになる。

以後、1933年には全米国民が保有している金を1オンス当たり20.67ドルに強制的に交換させる大統領令が出され、紙幣と金の交換も1970年代には不可能になる。現在の不換紙幣は政府の強制力によって担保されている。

バーチャル資産の地位に言及する判例は少なく、知的所有権が判決の根拠となる例が多い?著者は、ギャンブルにおけるチップやスポーツのルール等を用いて仮想通貨を説明しようとしているが良く解らない。仮想通貨を管理する法的枠組みが無い以上、仮想通貨は合法としている?

第4章 それは貨幣なのか?
貨幣の本質は「慣習」である。多くの人間が貨幣である事に同意すると貨幣になる。
貨幣には、以下の3通りの機能があるとする。

①交換の媒介
②価値の尺度
③価値の貯蔵手段

上記の基準を満たす物が貨幣である。現在の社会は価値尺度が一つしか無い社会であり、価値ある物を無意識的に貨幣としてしまうかもしれない。

著者は、貨幣の4つ目の機能として「喜びを提供する事」を提案する。人間には、抽象的な手段で物質的対象を入手出来る事を理解する能力がある。所有の喜び。

仮想通貨の有望度を4つの機能から検討する。

①交換尺度
仮想通貨に重さは無く、電線を通じて光速で移転するため交換し易い。分ける事も纏める事も簡単に出来る。また、税金や規制を回避出来るかもしれない。
②価値尺度
人々が理解し易い数字で表現可能である事が重要である。仮想通貨は大きさを簡単に調整可能。
③価値貯蔵手段
完全に価値を変えない貯蔵集団は不可能なはず。購買力を保つ唯一の方法は、流通量と取引量の関係に注意する事である。貨幣価値を保つ場合も需要と供給を一致させなくてはならない。仮想通貨が優れた価値貯蔵手段であるかは、管理方法に左右される。
④喜びの機能
所有する喜びついて言えば、仮想通貨も喜びを齎す事が出来る。

貨幣が内発的動機付けを満たす理由について。ゲームにおいては以下の3つの内発的動機付け要素がある(スコット・リグビー、リチャード・ライアン)。

①自律性:自由と選択
②有能感:状況を支配している感覚
③関係性:自分の行動が正しい事を確認してくれる社会

貨幣は、上記の3つの動機付けを強める。自律性の指標になるし有能感を強化する。所有する金銭を他者と比較する理由から関係性の動機付けともなる。

経済的成功の評価基準としての仮想通貨は、現実の通貨と同じ意味を持つ?

第Ⅱ部 この先、仮想通貨はどうなっていくのか?
第5章 「計算の単位」としてのお金
仮想通貨は種類が多く、共通する価値単位を幾千もの単位に置き換える。共通単位が無ければ経済を全体として把握出来ない。経済成長率、貿易収支、通貨量等の経済指標を政府が正確に計上不可能になる。
近代における政府は、情報を把握して管理を強化する傾向にあった。国家が国民を操作するには、大量の情報を収集し、分析する事が不可欠である。

政府と仮想市場では、仮想市場に分があるように思え、国家の税収基盤や管理能力が弱まった結果、国家が衰退するかもしれない。

以下は、著者の主張する現実経済の欠陥。

①不安や恐怖
現実世界では、金銭はリスクであり報酬である。自分の手にしている以上の金銭を求めるよう仕向けられた結果、既に入手した物を危険にさらす事になる。一方で、ゲームやソーシャルメディアの世界では、参加者が一度達成したレベルから転落する事は滅多に無い。
②気まぐれ
現実世界は、奇妙なルールや規範、過剰な期待等で満ちている。成功する条件は曖昧であり、何が発生していたか長い時間が経過してから気付く事もある。仮想世界は、技術、情報、興味の度合いによって報酬が与えられるよう設計されている。仮想世界では、成功する条件が明確化されている。
③主体性の喪失
現実社会には主体性が無い。細かい義務に従って生きている。仮想世界は独立心と主体性を与える。富を築くのに、誰の承認もいらない。
④金銭が機能しない
現実世界では、金銭という報酬が有効に機能しない。早い段階で挫折する人が多い。仮想世界ではステップアップする方法が親切に伝授される。簡単な課題から始まり、技術を蓄え、徐々に課題の難易度が上がる。危険が発生するタイミングが分からない現実社会と比べ、予測可能な新しい課題が継続する。

著者は、上記の理由から仮想通貨を中心とする経済の方が、人々の幸福のためになるとしている。仮想世界は動機付けと満足感を提供し、現実経済から労働時間を奪っている。

また、単一通貨の時代は富は一貫した価値を持ったが、多種類の通貨が併存している状況では、自らの財産価値を調べたり、推測する必要がある。保有している通貨が常に取引出来るとは限らない。

⇒多数の価値基準への移行

第6章 「価値を蓄える」というお金の役割
仮想通貨の運営者が検討するのは、経済全体の健全度でなく、自らの担当範囲の健全度である。これは19世紀以前の世界?各民間銀行が独自通貨を発行し、価値を操作する。

著者の意見として、仮想通貨でデフレーションは滅多に発生しないらしい。ビットコインについてもデフレを経験していない。採掘のための演習問題は年々難しくなるように設計されており、2050年頃には地球全体に匹敵するサイズのコンピューターを光速で動かす必要がある。そうなると採掘困難により通貨量が増えなくなるため、ビットコインの価格は上昇するかもしれない = デフレ。

仮想通貨でも金融恐慌は発生し得る。ただし、仮想通貨は貸付に使用されず?、既存の金融商品の方が不健全?この辺りの記述は難しい。

第7章 お金の進化を予測する
お金の未来を制度から考える。制度は社会に根付いており、進化 = 変化する。金銭が活発に使用される場合、制度が整備されているからであり、価値あるものとして大勢に認められている。

以下の2つの変化が価値に対する期待の変化によって起こる?具体的に記述されていない。

①なだらかな変化
新しい文化が徐々に広がる。現実の通貨が仮想通貨に置き換わっていく。

②突発的な変化
1990年のドイツ統一によって東ドイツマルクが一晩で廃止されたような事態。

第8章 勝手通貨に国家はどう対していくのか
政策への影響①:
1.犯罪防止
単一通貨制度は、経済活動を監視し、操作する能力を政府に付与する。勝手通貨の世界では監視能力が低下する。通貨政策において信頼性に欠ける政府の通貨は価値が低下する事が予想される。

2.政府の能力
徴税が困難になる。中心となる管理者が存在しないシステムの場合、政府が圧力をかける事は出来ない。国家の管理能力は大幅に低下する。

3.政府の変化
仮想通貨は新しい環境や規制を必要とする。仮想世界の破綻への対処や情報収集。

仮想世界は政策をテストする環境としても使用出来る。複数の仮想世界に異なる政策を嵌め込む事で社会学上の知見を獲得可能。

テストサーバー:
仮想世界のレプリカを作り、選抜したテストユーザーに試して貰う。予想外のトラブルを発見する。

ABテスト:
一般ユーザーが気付かない内にシステムのバージョンを変更する。

さらに、ゲームが人間の行動を規定する方法を現実世界に適応出来るかもしれない。ゲーム世界では、喜びのために仮想通貨を獲得しようとする。同じように、通貨を利用して規則を順守させる。

エピローグ バーチャル世界では「目的」こそが重要
ファンタジーゲームは楽しむ事が目的であり、ソーシャルメディアが人々の繋がりが目的である。政策決定においては、対象となる世界の目的を考慮する事が重要である。現実世界の常識をそのままゲームに適用すると、仮想世界を崩してしまう?

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ビッグの終焉

読んだ本の感想。

ニコ・メレ著。2014年2月13日 第1刷発行。



第1章 すべて焼き払え
ネットワークの発達によって伝統的な巨大機関の根幹が揺らいでいる。産業界内の階層構造は消え去り、文化の権威は失墜し、法の支配・市民的自由・自由市場は終焉しようとしている。

人間に役立つ道具である技術が文化を決定するようになる。除け者にされていたはずのナードが技術的問題を解決する事で支配者となる?

1974年にテッド・ネルソンが発表した『コンピューター・リブ』は、個人のためのコンピューターをを論じている。人々が自分用のコンピューターを持つ世界を理想とする。中央管理の象徴としてのコンピューターが解放の道具となる。

同様にインターネットも冷戦の終結に伴い、商業利用されるようになる。個人間での自由な情報の受け渡し。

ナードには、機関は信頼出来ないという信念と、市場による支配を求める矛盾した願望がある?それは技術が個人に授ける巨大な力と、巨大なプラットフォーム企業の対立軸でもある。ナードは、意図的に複雑を作り出し、自らの専門知識に対する需要を作り出す?

インターネットは、各人が様々な興味を自由に追求可能なツールであり、人々を一つに結び付ける共通項を減らす。同じ国境内に住んでいるだけで同国人とは言えなくなる。国家は複数ある忠誠の対象の一つとなる。

社会秩序を保つためには、既存の巨大機関ではなく、ボトムアップ型の動きが必要となる?

第2章 ビッグ・ニュース
現在では、主流メディアの記者が情報を報じる前に、インターネットを介して野火のように情報が広まる。かつて新聞社やテレビが牛耳っていた情報は、ブログやツイッターのようなプラットフォームから入手されている。ニュース―ビッグ・ニュースは、今までのビジネスモデルを修正する必要に迫られている。

ニュースは気軽に発信可能になり、瞬時に拡散し、脱専門職化が進んでいる。著者の懸念する問題点としては、新しいニュース組織が説明責任を追及可能であるかにある?ユーザーが発信する情報が無限に氾濫する可能性。

既存の情報組織が追い込まれている理由の一つは、各人が興味を持つ情報を十分に提供出来ない事にある。落伍者やはみ出し者の切り捨て。客観的で公平な情報を提供しない。

著者の懸念するのは、既存メディアが衰退すると、政治家に批判的な意見が出されずに、自らに好意的な情報媒体のみを使用する権力者が出現する可能性?

さらに2010年に行われた調査では、ブログの新しい記事のリンク先の99%は新聞等の伝統的メディアであり、インターネットによる情報拡散は、未だに伝統的メディアに依存している。小さな機関は大きな機関に依存している。

著者の望みは、従来の新聞を基盤とする階層型システムの持つ反権力、腐敗監視等の価値観を様々な記者が活動する分散型の生態系に埋め込む事にある?

小さな草の根ニュースメディアが公共の利益の守護者となり得るか?

第3章 ビッグ・パーティー
米国のオバマ大統領が既存組織に頼らずに、インターネットを利用して資金を集めた例。体制の外側で伝統的機関の階層と無関係な挑戦者が機動的な政治運動を展開出来る時代。

一方で、そうした時代は急進的な候補者が容易に支持を獲得出来る時代でもある。

テレビやラジオの無い時代は、候補者を有権者が監視する事が困難な時代であり、政党が信頼出来る指導者と政策を送り出す役割を担っていた。マスメディアの発達によって政治は民衆に開かれるようになり、密室の派閥政治は困難になっていく。一方でテレビ広告が重要な役割を果たすようになり、選挙費用は高騰する。企業献金の存在感が増し、政治は政策要求を振りかざす者達の連合体となる?

インターネットによる政治運動は、そうした状況を打開しつつあるが、一方で社会の分極化を促進する。著者の願いとして、高い資金調達能力を持つ一般大衆を代弁する指導者でなく、将来世代への影響を考えて倫理にかなう判断を下す指導者を選ぶ体制が実現して欲しいのか?

第4章 ビッグ・ファン
インターネットは、娯楽を生み出す費用も下げる。誰でもメディアを創り出し、低費用で公開可能。娯楽は金融資本家の支配から解放されつつある。

著者は、上質な文化的作品が作られなくなる可能性を懸念している?

現代の芸術家で生き残るためには、一人で一つの産業を作る必要があり、芸術家とビジネスマンの両方の才能を持つ必要がある。ビッグ・ファンが終焉した場合、内向的なクリエイターが活動出来なくなる可能性がある?創作活動に全身全霊を傾ける芸術家が育ち難くなる?

さらに著者はフィルター・バブルを懸念している。プラットフォームがユーザーの好みを推測して、好みのコンテンツを表示するようになると、自分の好きなコンテンツのみを見るようになる。娯楽の個人化は、社会を一つの結合体して結束させる文化の役割を阻害する。共通体験が失われる事で、社会から連帯感が薄らぐ?個の世界に閉じ込められ、共有する文化空間が消滅する可能性。

また、プラットフォームとなる企業が絶大な力を持つ可能性。ビッグ・ファンが消えた結果、ユーチューブ等の「さらに大きな」プラットフォームが出現する?検閲や利用可能性等の問題?

現代は文化の過渡期にあり、生み出される作品の数が増えており、選択肢が増えている。古い機関は、才能を育成する能力を失っており、新しい方法論が必要とされている。

第5章 ビッグ・ガバメント
市民が結集し、官僚的な政府よりも、賢く低費用で問題解決する可能性。現代では、社会の速度と量に行政が対応出来ない。機会の平等と大きな共同体を守りながら新体制に移行する事は可能か?

著者の意見として、政府をプラットフォームとして、個人が社会に貢献するシステムを構築すべきとしている?

第6章 ビッグ・アーミー
テクノロジーで武装した個人に対して、どのように対応するか?強力な軍隊の優位性が揺らぐ時代。プロパガンダ、検閲、監視は、巨大政府の優位性を維持するはずだったが、逆に個人に有利に機能している。

インターネットを活用してプロパガンダを撒き散らすアルカイダ、ウィキリークス、アラブの春、アノニマス等。インターネット上で活動する団体は、既存の階層的組織とは違う。拠点も指導者も決まっておらず流動的だ。一人が何かを始めると同好の士が追随し、雪達磨式に拡散する。プロセスも文脈も仲間も無い集団が政府にとって脅威となっている。

第7章 ビッグ・マインド
学校教育の変化。講義室に生徒を詰め込み、教師が体系化、凝縮した知識を入力する方法は意味を失っている。

情報はデジタル化され低費用で配布出来る。教育教材や研究成果のオンライン化が進んでいる。知識の創造、消費、伝達が民主化されている。

大きな知性―ビッグ・マインドの終焉

かつての学校は、そこでしか学べない知識を授け、学んだ事を認定していたが、誰もが学校にいく時代では教育バブルが発生し、真の智恵が育成されなくなっている?大学に進学する理由は、修了認定と評判、人脈作りになっており、真の教育は行われない?

同時に、知識の本質も崩れている。事実と虚構を見分ける査読システムが攻撃されている。研究者の研究内容を専門家が評価するシステムが査読であるが、情報が民主化される現代においては査読は時代遅れであるかもしれない。査読が終了するまで平均二年が必要であるし、多くの科学系学術誌は年間購読料が数千ドルする。

さらに科学研究が失敗した場合の論文は公表されない場合が多い。科学においては失敗が重要であり、何が上手くいかないか知る事が困難なシステムになっている。

ドレクセル大学ジャン・クロード・ブラッドリーは、「オープン・ノートブック」サイトを立ち上げて、成功した実験と失敗した実験の両方を公開している。このようにオンラインで情報公開した方が良い?

それは一般人が専門家と論争する時代の到来であり、価値観の問題が出現する。人間は、情報に基づいて妥当性を判断するのでなく、自分の理想化された世界観に合っているかで妥当性を判断する?デビッド・ワインバーガー著『大きすぎてわからない』―知識が巨大になり過ぎて、全容を誰も捉えられない。

文化的権威は後退し、正しさを証明出来る知識は衰退する。

第8章 ビッグ・カンパニー
小規模ビジネスの台頭。米国国勢調査局によると、1997年~2005年に1100万人が大企業を解雇されているが、同期間に新興企業が4800万人以上の雇用を創出し、その内3100万人は起業家自身である。

ビッグ・カンパニーの誕生は、17世紀初めの東インド会社設立とする。可能な限り規模を大きくし、可能な限り市場を支配する方法論の誕生。その後、企業規模拡大は継続し、1800年頃は米国労働者の75%を自営農民が占めたが、1860年には米国民の40%が被雇用者となり、1920年には米国の賃金労働者の87%が企業に雇用されていた。

ネットワークの普及は規模の経済効果を低下させる。効率的に資源を共有協業可能な環境。

著者の考える2030年頃の世界は以下のよう?
服は自営職人が作った物で、Webサイトで購入する。靴は3Dプリンターで成形し、電気は共同購入する。小規模製造型の企業が何百万社も誕生しニッチに合わせたカスタマイズが可能になる。
専門職は自分一人だけの会社を作り、共有ワークスペースで仕事をする。大きな仕事をする時には他の人を勧誘する。プロジェクト終了後にチームは解散し、別のプロジェクトに向かう。

今までは大企業でなければ技術を活用出来なかったが、個人が競争優位性を持つと状況は変わる。著者は、企業による支援や信頼性の喪失を心配している?説明責任の消失。

第9章 ビッグ・チャンスをつかめ
時代の変化は予測出来ない。

バーバラ・タックマンの『八月の砲声』は、英国王エドワード七世の葬儀から始まる。1910年当時に、欧州の君主制が数十年で崩壊する事は予測出来なかったに違いない。

20世紀の機構は自壊しつつあり、一般市民や「さらに大きな」プラットフォームが権力と影響力を持つようになる。選良と膨大な資本を要するビッグが、階層型の組織を形成して物とサービスを提供する時代は終わる。

誰でも何でも作れるようになり、結び付きが重要になる。

既存秩序の崩壊は不安を呼び起こし、中毒性のある技術が人々を支配している。新しいシステムを構築し、法の支配、自由という価値観を存続させるべきと著者は主張している?

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精神とかそんなもの

昨日の続き。

人間が上部構造 = 精神やら文化やらについて考えられるのは、下部構造 = 経済的基盤が確立されているからだとしてみる。極端な空腹時等、生死の境を彷徨う状態で、精神的な思考は不可能?

経済的基盤が確立されている状態とは、現在の空腹が満たされている状態でなく、衣食住が長期間に渡って確保されていると信じる事が出来る状態であるとする。

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信じる事は容易い事だ。何かを疑うためには、何かを強く信じなくてはならない。それは無自覚的な前提条件である。心理学の本からは、認識には前提条件が不可欠であると書いてある?

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ほとんどの人間は自分が次の瞬間には衣食住が確保出来ない状態になるとは思わない。無自覚的な前提条件を信じており、それが自分の安全を保証していると考える。

そのために前提条件たる社会常識を疑う事が出来ない?

起業の条件が整備され、組織内に適合出来ない人間が多くとも、あらゆる人間が会社員になろうとする。他の手段は疑わしいものとされる。

組織内に迷惑な人間がいると思う人間は多くても、ニートやフリーターを賛美出来る人間は少ないかもしれない。

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僕が生きている事で感じる恐怖。それは安全が確保されない事だと思う。それは正常な認識なはず。あらゆる可能性を考慮していけば、何も信じる事が出来ない。

そして信じる事が出来ないという事は、疑っているという事であり、僕は何かを強烈に信じている事になる。僕以上に騙され易い人間は少ない気がする。

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価値観を規定するもの

以下は、『ケインズかハイエクか』の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-1362.html

社会変化に応じて、社会を記述する理論が選択されるという仮説。ケインズは、様々な要素の集合体に「需要」、「供給」、etcの名前を付加する事で社会全体を記述する理論を無自覚に生み出したと考える。

ケインズだけでなく、幾多の思想家達が様々な概念を生み出し、社会が概念を選び、多くの人間が無自覚的な前提条件として受け入れるとしてみる。

*************

「資本論」を記述したマルクスは、社会を階層構造によって理解した?以下の二層構造。

下部構造:
生産体制を含む経済的基盤

上部構造:
政治、文化、思想を含む精神的基盤

下部構造が上部構造を規定すると考える。どのように食物等の生活必需品を生み出しているかによって、社会精神は変化する?精神的基盤が経済的基盤の変革を生み出す可能性もある。

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現在の社会変革に対する恐れは、前提条件となる思想が変化しない事にあると思う。マルクスの生きた時代では、下部構造に位置する労働者が、上部構造に位置する資本家になる可能性は低かった。

現代でも大企業の経営者となる事は困難だが、小規模のビジネスを立ち上げる事は比較的簡単に出来る。一介の労働者であるならば、経済成長に依存した所得を受け取るに過ぎない。しかし、資本家となれば社会全体に貢献出来る。

無能な人間が激減する可能性。

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障害者手帳を取得するか悩んでいた時に、起業について相談した事がある。周囲の反応は否定的だった。

「会社員としてまともに仕事が出来ないのに、経営なんて出来るはずがない。大金を稼いだり出来るのはごく一部の人間だけだ」

僕もそのように思っていた。今でもそう思っている。しかし、僕は億以上の金銭を稼いだ。恐ろしい経験だった。ほとんどの人間は、自らの可能性なんて信じたくないと思う。何もしなくて良いからだ。

本当に無能な人間は少ないはず。若しかして一人もいないかもしれない。

技術進歩は、人間の能力を拡大させる。20年前には20億円だしても購入出来なかった機器が、20万円で購入出来る。そして、20年後には現在では20億円だしても購入出来ない機器を20万円で購入出来る。

社会から脱落する人間が続出するのでなく、無能とされていた人間にも多くの可能性がある事になるはず。

少ない労力や熱意、才能によって目的を達成出来る状況とは?

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10年間で色々あった

会社で新人だった時の先輩と10年ぶりに再会した。現在は嘱託で働いているらしい。

10年間で色々あったと思う。

これから数十年を生きるとして、出来ない事が沢山あると思う。それは可能性が潰えたのでなく、最初から出来なかった事が出来ないと証明されただけだ。

やりたい事や楽しい事も無いかもしれない。

そういう風に生きていく。

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あれやこれや

気が付いたら、本の中に埋もれている。読み終わる前に新しい本を買うから、どの本も読み終わらない。

会社内での業務も普通にやっている方だと思う。来月から仕事の担当範囲が広がるので、そこで上手くやれるかが心配だ。

新しい仕事を始めて1年近く経過しているが、どこにでも無能な人間がいると思う。僕だけに限らず、あらゆる所に無能が溢れている。

誰がどのようなパターンで失敗するかは定型化しているが、誰も解決策を見つけ出せない。同じような仕事をして同じように失敗する。誰かを責める事が解決策とされる。

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振り込め詐欺の特集記事で、詐欺事件に加担する人間に奇妙な特色があると書いてあった。騙した人間から金銭を受け取りにいく役割りをやりたがる。普通に考えれば被害者に顔を記憶される可能性があり、監視カメラに撮影される危険性もある。実入りも首謀者達に比べれば圧倒的に少ない。

指導者でなく構成員を目指す傾向。それは振り込め詐欺だけでなく、あらゆる場所に見出せると思う。

会社が崩壊し、多くの人間が仮想プラットフォームで仕事を探し始める場合、有利になるのは起業家として仕事を発注する人間だと思う。経済的格差を縮小するには、誰もが事業家になる必要があると思う。

社会的価値観が労働者である事を賛美している事が問題なのかな?

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そうした価値観の形成に関する本を集めているが読めていない。

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考えている事

①慈善事業とか
現在の悩み。世の中のために金銭を使った方が良いではないかと思っている。自分のために金銭を使う事の罪悪感。しかし、一方では寄付に多量の金銭を使いたくないと思ってしまう。板挟みだ。

②仮想通貨の買い方
仮想通貨の売買について考えている。市場が未成熟なので、様々な方法があるのだと思う。最近はリップルが値上がりしているので、参加者が増えているようだ。仮想通貨のコミュニティには、以下の方法が書いてあった。
 ・裁定取引
  取引市場毎にビットコインやリップルの値段が異なる。
  複数の取引所に口座を開設する事で利益を出す事が出来る
 ・チャート無視
  取引価格を無視した投げ売りが発生する事がある。
  通常の取引価格よりも10%以上下で買う戦略が有効?

全般的に、多くの人間が適正価格の根拠について悩んでいるように感じた。円やドル等の場合、購買力平価等の現実の取引を仮定する事で適正価格を算出する。他に、通貨量や金利、貿易量等も加味する?

仮想通貨の場合、新しい通貨なので過去の履歴を参照し難い。また、管理主体となる中央銀行も無いので思惑を狙う事も出来ない。

仮想通貨の導入は非常に合理的だ。特定の国家において、特定の通貨を強制的に使用させられる場合、企業業態によって有利な為替ルートが異なる。そのため、国家が特定の業界に有利な通貨レートを維持しようとするために矛盾が生じる。

現状の円安では輸出産業に有利な為替レートではあるが、輸入産業に不利な為替レートである。

本格的に普及していない仮想通貨の場合、現実世界と照らし合わせる形での価格形成が困難であると考える。市場参加者が少ないため、直近の価格とは大幅に異なる価格で売りだされる事も多い?

そのため、仮想通貨のコミュニティでは、円やドルをビットコインやリップル、ライトコインが代替した場合の価格を参考にする事例が多い?

うーん。多分、他の人のように、低い価格での投げ売りを待つ戦略が有効?

どっちにしても、投機で儲けるのでなく、仮想通貨を有効利用する方法論が必要だと思う。新しい通貨が次々と誕生する。

③面白い物語の作り方?
仮想通貨のコミュニティで、ゲーム通貨の話が出ていた。

話を読んでいて、オンラインゲーム内での各個人の行動を小説化出来る可能性があると感じた。

全ての人間が魔物を倒す勇者になりたがる事はない。商人や職人を目指す人もいるし、悪役の方が楽しい人もいると思う。

経済学を適用して、世界全体をデザインする話もあるらしい。

各人が自由に行動し、自由に自分のプレイヤーの感情を設定し、それらを文章化して纏めれば、一つの物語になると思う。現実化しないものか?

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アントンの話

以下は、『社長がとんでもない女を雇用した…その日から、その女「アントン」は職場を破滅に追いやっていった…オレはこの女に興味が湧いたww』へのリンク。

http://nihonjinnanmin.com/archives/14532836.html

内容は以下の通り?

2002年頃の話?精密機械を設計・製造する会社で営業事務を務めるスレ主の会社に、社長の知り合いの娘であるアントンが入社する。アントンは35歳でデブで顎に特徴がある。トラブルメーカーの彼女が問題を起こし、多くの社員が退社した事でスレ主の会社が倒産した。

以下は、アントンのエピソード。

①匂い
アントンは毎日じゃないけど、1週間に2日は沼みたいな匂いがしてた。一度、凄く臭くて気持ち悪くなって早退した事がありました。
②delete
アントンは『delete』を「デレーテ」って言ってた。 お前が「デレーテ」されれば良いのにと思った。
③煙草
アントンは煙草を吸う時の吸引力が凄かった。怪獣みたいだった。 他の人が同時に煙草を吸い始めても、アントンはいつも優勝してた。

以下は、アントンの問題点。

①業務態度
アントンは、配属先として設計部を希望したがCADが使えない。設計経験も専門知識も無い。雑用であるコピー取りやFAX送信を嫌がる。両面&縮小&拡大コピーが出来ない。エクセル・ワードもぼちぼち。電話応対&敬語が変。 全てにおいてオーバーアクション。一度にコピーを取ればいいのに数回に分けてバタバタ走り回る。電話を取れば耳と肩に受話器を挟んで自分のスケジュール帳?にメモ。

②何故か自慢話
どこの会社にいっても部下から慕われる。いずれは親の会社の経営に携わらなければならないので苦痛。どこで働いても、自分の能力を活かしきれない。とりあえず私はお金持ち。お金に困った事が無い。有名俳優や歌手にプロポーズされた事がある。 今は、3人からプロポーズされている。などなど。

⇒他にも色々あったけど、発達障害系の本に書いてあるエピソードに似ている。

考えさせられたのは、アントンの恋愛エピソード。

アントンが会社内の独身男性を好きになる。「本当にアントンに恋人が出来れば、心落ち着いて良い人になるはず」 、「片思いでも良い。好きな人が側で仕事をしてるだけで落ち着くかもしれない」とかいう考え方によって、周囲の人間がアントンを煽る事になる。アントン恋する乙女大作戦(通称AKO)。

「良く食べる人がタイプらしいです」 と吹き込まれたアントンは大食いを周囲にアピールする。アントンの意中の男性は、自分がアントンから好かれている事を知っているが、気づかない振りをする。「じゃ、アントンと結婚してくれ」と言われると、「無理です。嫌です」と断る。

⇒どんなに醜くても、どれほど性格が悪くても恋愛感情はあるし性欲もある。他人から好かれない人間はどのようにすれば良いのか?

以下は、『発達障害者の取り扱い方について』へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-1152.html

かなり前に参加した就労訓練施設の職員向けのセミナーでは、職員の一人が訓練対象の発達障害者を殴ってしまう悩みを相談していた。憎悪から逃れる事は出来ない。

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アントンに関する文章を読んでいて『ヒルダよ眠れ』を思い出した。ヒルダは涙に値しないらしい。誰からも嫌われる存在。



憎まれて当然の人間がいる。存在自体が不愉快であるのならどのように生きるのか?

アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』では、内省による自己向上が奨励されている?自己の存在を前提にする限り、そのようになるしかない。それは有効に機能しない。解決策は無い。



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僕と一定期間接した人間は、僕から離れたいと思うようになる。人間社会に包まれている事の苦痛。

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雑感

頭脳労働は機械化し易いが、肉体労働は機械化し難い。計画策定や判断、企画等は過去の事例を調べて定型的に処理出来るかもしれないが、介護や医療等の肉体労働は、対象となる人間の個性や状態が異なるため、定型化し難いとする。

介護や医療において、人手不足が心配されるなら、大勢の人間が仕事をせずに精神や肉体が健康になるような生活をするべきなのかもしれない。

現行の文化が労働や辛苦を尊ぶため、労働に偽装した健康維持や人生開拓が望まれるのだと感じる。既にそれは労働を浸食しているはず。自分は働いていると思っている人間の大半は、実際には社会に貢献していない。

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職場の同僚達に、仮に一億円持っていれば何をするか質問すると、今と変わらないと答える人ばかりだった。上司や同僚等との人間関係で悩んでいても、仕事をし続ける。

気付かない内に、多くの仕事が暇潰しの手段になっている。自分の仕事の目的、商品の種類、量、販売期間、将来の展望、ETCの仕事に関する何かを知っている人間は少ないと思う。

あらゆる分野であらゆる行為が細分化されており、全体像を知る人間はいない。

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未だに『正義』について考えている。

職場に迷惑な人間がいれば殺したいと思う。それを同じ職場の人間達に吹聴すれば、仲間意識が芽生える。痛めつければ皆の気持ちを代弁した事になる。それは、多くの人間の願望を成就した事になるから?

しかし、それを集団外部の人間達に主張する事は困難。それは、集団外部の広い範囲の人々の願望にそぐわないからか?

『正義』は確かに存在する。何らかの作用をもって、『正義』は僕を縛る。何かが行動を規定している。

僕は、他者からの視線に影響される。引き籠るためには、外部からの接触を遮断する必要がある。外部に自分の力を誇示しようとする。自らが優しい人間であると示そうとする。貢献をアピールしながら、自分の私欲と社会善が、偶然に一致した事にしたがる。

善悪の基準は何か?内観によって結論が出ないなら、誰かが何かを物語るまで待つしかないと思っている。既に回答は用意されているのかもしれない。

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分立に向けて

読んだ本から。

統一された“個人”は存在しない。同一の脳内部には、矛盾する情報が同時に存在する。

各個人は、自分は一貫した信念を保持しており、信念に従って行動しており、自分で自分の行動を説明・操作可能と思い込んでいるが、それは誤っている。

人間の認識、思考、etcは、脳内の各部位に隔離され、同時に存在し、別々の解釈が成される。同一の脳内の様々な部位が様々な見解を持つのだ。人間は、様々な多様性を内包し、各個所が互いに協調すべく設計されている。

人間の『意識』によって知覚可能な心の働きは一部に過ぎない。そして、心の知覚は必ず誤っている。内観によって自己の行動原因を探る事は不可能。

単一の自己が存在するという妄想は、脳内の言語化機能を司る部位に接続する脳部位の情報のみを知覚しているからであると考えられる。

脳は、肺に指令を出して息を吐き出させ、唇や舌を操作して発声させる。そのような操作を実行する脳部位は存在する。しかし、それは脳の一部であり、全てではない。

内観による人間の行動原理解明は妄想に過ぎない。

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著者の言いたい事は何となく分かる気がした。しかし、自らの主張を通すために機能局在を前提にしてしまっている。適切でない前提を使用するしかないのか?

会社や国家等の組織に例える事が出来ると思う。単一の“個人”を想定する観念は、階層型のピラミッド状組織に擬える事が出来る。そうした集団では、組織の長が全てを決定しているように思える。組織に帰属するスポークスマンに接続し、情報を発する人間が限られているため、一部の人間が全てを決めているように思える。

インターネット等の普及によって各個人による情報発信が可能になった結果、一部の人間が全体を動かす観念は不適切になっていると思う。

あらゆる組織において、様々な人間が協調して機能している。人間の優劣は簡単には決められないし、多くの貢献が無ければ何も出来ない。一部の人間だけが優遇される状態は効率が悪い。

組織を定義する新しい思想が必要なのだと感じる。

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さらに興味深いと思ったのは、2008年のオリンピックに競技参加したオスカー・ピストリウスに関する記述。

両足を切断し、義足を装着した走者として有名であり、走る事に特化した競技用の義足と、日常生活に特化した歩行用の義足を用いた。用途に応じて異なる身体部位を使用したのだ。

こうした状態が、組織・個人において『常識』となる可能性。

日常生活用、レジャー用、業務用、ETCの各身体部位、そして状況に応じて脳機能を操作する。現在の人間の身体は汎用性が高い代わりに、特定の状況下で最適のパフォーマンスを実現出来ない。

組織についても同様で、外部環境に応じて組織構造を瞬時に変換する。仮想世界においては、そうした素早い変更が可能になるはずである。

自らの内部や外部に知覚出来なかった可能性が見つかる。

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「机&PC&スマホ」整理術

PRESIDENT 2015.2.2 P74~P77より。

「整理」は、以下の3つのステップに分かれる。

ステップ① 減らす
 選別:何を残して何を処分するか決める
 分別:使用頻度や業務内容による分類
 一掃:必要無い物を捨てる

ステップ② 整理する
 配置:使用頻度の高い物を使用し易い場所に置く
 保管:使用頻度の低い物を箱等にしまう
 回復:有効価値の高い物を利用

ステップ③ 維持する
 見直し:利用方法を再検討
 改良 :利用方法を変える
 修正 :整理の仕組みを変える

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「理論派」と「直感派」で方針が異なる。

理論派:
・コツコツ繰り返す事が得意
・文字や数字に強く、地道な作業が好き
・下調べや積み重ねを重視
・ごちゃごちゃしているのは苦手

直感派:
・物語は一気に進めたい
・綿密に調べるより、ひらめきで行動
・柔軟性やゆとりのある計画が好き
・フィアリングが苦手

【机の整理】
理論派:
机上に置く物を厳選する。メモや付箋はノートに纏める。領収書はファイルに分類して整理。書類は進行中の作業文のみをファイリングして、ファイルスタンドで机上に縦置きする。それ以外のストック文書は引出しに収納。一定期間使用しない物はスキャンして処分。
 引出しの上段―文具をトレーに入れて整理
 引出しの中段―大き目の文具や私物
 引出しの下段―終了した業務のストック文書を時系列でファイル管理

直感派:
使用している物を出しっぱなしにし、古い物を入れっぱなしにしておく傾向。トレーや引出し等の、物を置く位置を決める事が重要。文房具等は収納場所を作り、領収書や作業書類はファイリングせずに、月単位にして箱を使用して管理する。書類はデスクトレーに入れて、色別にクリアファイルで視覚的に進行状況を判断出来るようにする。
 引出しの上段―名刺や大き目の文具(小さい文具は小棚で机上に)
 引出しの中段―辞書や参考書籍、DVD等の情報
 引出しの下段―終了した業務の文書をテーマ別にファイル管理

【PCスクリーンの整理】
理論派:
フォルダの数と階層分け、分類方法の見直しが重要。フォルダ階層は、期間→内容→詳細の3段階で階層化する。具体的には、業務内容別、プロジェクト別にフォルダを作り、その中で起業や個別案件毎にフォルダに分け、書類の種類別にフォルダを作る。詳細に落とし込む事で規則性が出る。ワードやエクセルの文書にはファイル名に、作成日、取引先、プロジェクト名、書類内容の順で記入し、分かり易くする。フォルダ名の最初に、使用頻度順に通し番号を付加すると整理し易い。

直感派:
デスクトップにアイコンが散らばりがち。「進行中」、「準備中」、「終了」と作業段階別にフォルダを用意し、そこにファイルを入れる。使用頻度の高いフォルダやファイルはショートカットを置く。階層分けするよりも、検索し易い名前を付加する事でファイル検索を容易にする。顧客先名、プロジェクト名、「考え中」等の感覚的に探し易い言葉、ETCをファイル名に使用する。

【E-MAILの整理】
理論派:
トレイを取引先別に分け、さらに「その他トレイ」を設定する。取引先担当者の担当メールアドレスを自動振り分け設定にしておくと、メールをフォルダ分けする手間が省ける。すぐに返信出来ないメールは未読に戻す。一日の終わりに不要なメールを削除する。

直感派:
「要返信」、「要作業」、「待機」、「処理済み」等、必要な作業別にフォルダを作り、届いたメールを手動で移動させる。メールを開いた瞬間に返信可能なメールは、その場で返信する。「要返信」、「要作業」のメールを優先的に処理し、処理が終われば「処理済み」に移動。時間が有る時に「待機」フォルダに対応する。

【スマートフォンの整理】
理論派:
右手でスマートフォンを持つ事が多い場合、使用頻度の高い順に右下から並べていく。ホーム画面に良く使うアプリ、2ページ目に一カ月に一回程度使うアプリと階層分けする。

直感派:
視覚的にアプリの位置を把握する傾向がある。アプリの種類毎に、画面上の置き場所を決めておく。具体的には、右上を便利ツールの場所、左上にカメラ・録音、右中にニュース、左中に仕事、右下に地図・交通、左下にプライベート等。
使用頻度の低いアプリは、一旦削除し、必要になったら再ダウンロードする。

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各人のキャラクターによって整理方法が異なるという考え方が新鮮。本来、発達障害とは、こういう使い方をするはず。

自分の方法や考え方を他人に押し付ける事は良くないと思う。上手く自己反省出来ない。

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色々

今日は図書館で一日中過した。

世の中はかなり良く出来ているのだと思った。自分が疑問に思う事は、誰かが自分よりも前に疑問に思っていて、回答まで用意してくれている。

そして、世の中は上手く出来ていない。回答は見つけ出せないかもしれないし、見つけた方法が上手くいくとは限らない。

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会社を辞めて、人間関係とかも上手くいく方法はあるのだと思う。そして、それは簡単に見つかるのかもしれない。自分の中にある常識だとか抵抗感が思いつく事や検討する事を拒否している?

ブログのコメント欄に、会社を辞める事を命令する文章が記述される事がある。それらのコメント全てから不幸になっている印象を受ける。自分が不幸になっているから、引き摺りこみたい印象だ。

それなら今の自分が良いのかというと、そうした事も無い。

昇進とか結婚とか、社会の枠組みの中で生きる事は大変だ。

このまま緩々と生きていく。

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見栄っぱりな姉に男嫌いな妹、そして女装癖のある弟の話

同じ作者かな?

以下は、『やる夫と彼女と見えないアイツ』の記事へのリンク。

http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-816.html

『やる夫と彼女と見えないアイツ』は、2010年6月10日~2011年11月18日に連載され、その後は更新が停止されている。

以下は、『見栄っぱりな姉に男嫌いな妹、そして女装癖のある弟のお話 』へのリンク。2011年3月2日~2011年5月6日に連載され、その後は更新が停止されている。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/otaku/14504/1299058668

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14504/1300443883/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14504/1301661782/

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14504/1304513426/

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違うかもしれないけど、上記2作品は同じ作者が書いているような気がする。

以下、適当にあらすじ。

以下の三人兄妹の話。

入速出亜美 :高校三年生、見栄っ張り
入速出やる夫:高校二年生、女装癖
入速出あやせ:高校一年生、男嫌い

第1話『見栄っぱりなお姉さんの事情』
入速出亜美が彼女を作ろうとする話。亜美は、容姿端麗・スタイル抜群・成績優秀・スポーツ万能という評判だが、家族に対しては横暴という設定。負けず嫌いなので外面が良いらしい。自分に恋愛経験が足りないと思い、彼氏を作ろうとするが断られてしまう。

第2話『男嫌いな妹さんの事情』
入速出あやせが同性の同級生から告白される話。あやせは男嫌いで男性に触られると、その男性を殴るという設定。

第3話『女装癖のある弟くんの事情』
女装好きの入速出やる夫が、女性として友達になっている女の子の兄から告白される話。

第4話『家族会議』
入速出家で、現在の状況について会議する。話せば分かって貰えるという結論。亜美がふられたのは、女装したやる夫が好かれていたからだというオチ。

第5話『ちょっとざんげしていきませんか?』
入速出亜美の前に、謎の存在が現れる。自分が完璧な人間であるかのように世間に対して嘘をついている事を懺悔しろと伝える。

第6話『それで、どっちがホンモノなんだ?』
入速出やる夫へのホモ疑惑が囁かれる。やる夫の前に謎の存在が現れ、「アンタは男? 女?」と尋ねる。「・・・そういえば、私どうして女装なんて始めたんだっけ?」

第7話『ほら、大丈夫でしょ?』
遊園地でのデートの話。入速出あやせの前に謎の存在が現れ、男嫌いは嘘だと伝える。手を触れても何も起こらない。

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2作品は、何だか似ている。話の作り方、登場人物達のセリフ回しや論理展開、噂話は怖い、人の話を聞かない人達、etc。

2作品の連載時期が被っており、『やる夫と彼女と見えないアイツ』の更新が滞りがちになった所で『見栄っぱりな姉に男嫌いな妹、そして女装癖のある弟のお話』の連載が始まっている。

『見栄っぱりな姉に男嫌いな妹、そして女装癖のある弟のお話』の話が進むにつれ、『やる夫と彼女と見えないアイツ』の世界観が浸食していっているように思える?

話が複雑になり過ぎて、展開出来なくなったので別作品を作ってみたのかな?元になったアイデアが同一なので、2作品の世界観を別個に出来なくなった事が更新を停止した理由なのかもしれない。

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両作品に登場する謎の存在は、「オメガトライブ」を参考にしているのだと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

人間の脳内に寄生するウイルスが隠された欲望を解放する話。

同作者であるとなると、作者が名前を変えて連載を継続しているのかもしれない。好きな作者さんなので、そうであれば嬉しい。

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4000万円の損害

昨日、変な事を書いたせいか4000万円ほどの損害が出た。

この数カ月間の利益を吹っ飛ばして、現在の財産総額は9000万円くらいかな。

悪銭身に付かず。年末に金銭を大量使用しておいて良かった。

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人民元の一部が決済された事が痛い。どうしようかな?

株式、円相場、ユーロ相場は異常値を示している。

何もしない場合、何もしないを選択した事になり、円資金に偏った構成になる。取り敢えず焦っている。

月末まで様子を見る。月末時点で豪ドルやニュージーランドドルが高かった場合、売ってみる。そこを起点として、株式やら外貨を組み込んでみる。

仮想通貨もかなり面白い。

今までの方法を変える必要があるが、変え方が分からない。

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なんとなくの倦怠感

倦怠感というか厭世感の強い感覚が続く。通常状態か?

学生時代に部活動を引退した時の感覚に近いと思う。

残り50年程度の寿命があるとして、何をするかは難しい問題だと思う。出来なかった事は実行しなかった事でなく、出来なかった事だ。自分を過大評価してはいけない。努力しなかったのでなく、最初から無理だったのだ。短い人生で何が出来ようはずもない。

古文では、この後に煩悩に惑わされず、仏の道を邁進せよと記述されていた気がする。仏の道って何?

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1/10(土)の飲み会で、Wが「今が株の買い時だよ」と言っていたが、やはり全体的に株価が低迷している。カクテルパーティー効果みたいだ。

その時の僕は、Wが勝手に唐揚げにレモンを振りかけるのが気になっていた。僕はかけない派だ。

株式を買っているらしいWやKから、株式に関する話題を拾っていく。話題を継続するためには、相手の興味ある話をする。聞き役に回り、相手の自慢話を聞く。

「えー、そうなの、すごーい」

わざとらしくならないように、相手を褒める。僕は言動に感情が入り難いので注意が必要だ。

それ以上に難しいと思う事がある。こうして投機活動を話題にする際には考えている方が話題を出し易い。飲み会等で話の種に出来るのだ。しかし、実際にストレス無く投機を楽しむには何も考えない方が好ましいと感じる。

僕の場合で考えると、上海株式のインデックスファンドと中信証券の株式を同時期に購入したが、インデックスファンドの方がパフォーマンスが良い。銘柄選択の手間を考えれば、何も考えないでインデックスファンドを定期購入するべきだ。

問題は、株式という投機方法が時代遅れになりつつある事だ。新しい方法論を模索している。結論は出ないかもしれない。

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こうやって金銭の話を書いていると、卑しい気分になってくる。財に拘る事は醜い。それはそれで損失を出すと落ち込むのだろう。どうなっても不満足になるように出来ている。

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言葉の威力とか色々

以下、思いついた事。

①言葉の威力
「紹介された本を読んでみました。すごいですよ、この本。こういう事だったんですね」

と言われる。

本の威力というのは、物凄いものがあると思う。発達障害系の本は、特殊な人間に関する考察としてでなく、人間についての一般的な意見として読むと効力を発揮すると思う。

ジョン・レイティの本が人気なようで、本の威力というのは侮れないと思う。僕が何も出来ていないという点を除けばだが。彼に話を合わせる事が大変だった。

せっかく本を読んでくれたけど、上手く結び付ける事が出来ない事が申し訳ないと思う。

②印象的な僕
障害者系の施設を歩いていると、施設の職員に呼び止められた。僕は彼を知らない。

「おい、中学の時に同級生だった○○じゃないか。やっぱりそうだったんだな」

中学卒業以来だから、20年は没交渉だ。中学生時代に仲が良かった訳でなく、僕は彼を思い出せなかったが、向こうは一目で僕と判別出来たらしい。

さらに、近所のコンビニで、

「○○さん。忘れ物ですよ」

と呼びかけられる。知らない間に、コンビニの店員にも顔と名前を憶えられている。

会社でも

「○○、久しぶりだな」

と言われる。あなた、誰なんですか?とは言えない。

行動範囲のあらゆる所に知り合いが出来ると、行動し難くなる。20年近く通っている近所の豚カツ屋さんとは、一度も会話をした事が無い。豚カツ屋の主人は僕を理解していると思う。

③文字の限界
最近、考えている事がある。

小説や漫画を読んでいると、多くは一部の選良が世界を動かすような話だと思う。大多数の愚民と、一部の賢者という設定なのかな?

文字による記録の限界だと思う。歴史書を読むと、少数の英雄や悪漢、暗君、etcが社会を動かした事になっている。歴書が王族の功績を記録するものであるから、仕方が無いのかもしれない。

現実はそうでないと思う。後世における影響という点では、あらゆる人間が平等なのかもしれない。歴史書や遺物に頼る方法論では数千年、極小の歴史を妄想する事で、仮想的な物語を構築するしかない。

数十万年、広域を把握する方法論は、文字を必要としない気がする。

様々な本に、この辺りの考察が書いてある。人間の脳は退化しつつあるとしているが、そうではなく新しい事態に対応しちているのだと感じる。

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永遠に生きる事について考えてみた。最低な人間が永遠に生きる事は醜いと思う。あらゆるケースを考えたが、死んだ方が幸福なように感じた。

にも関わらず生きている。

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何だか疲れている

昨日から5冊くらいの本を読んで、データベース系の問題集を解いた。

何か気が晴れないのは、明日からの仕事に自信が無いからだと思う。周囲からの信頼性が無いと感じる。それなのに会社に帰属している。

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人間の頭脳を強化する研究がある。薬物によって記憶力や集中力を増強する、或いは機械を脳内に埋め込む、人間自体を仮想空間上に再構成する展望もあるらしい。

そうした話を読む度に、『賢い事』は可能であるのかと思う。多くの人間が不老長寿を達成したとして、それに値する人間は存在するのか?

結論は、30年~50年の間に出るのかもしれない。

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分配に関して。

100億円の資金があった場合、それを多くの人間に分配するのでなく、少数の人間が独占するべきという意見を多く読む。資金は集中する事で力を発揮する。分散してしまっては意味が無いらしい。

これからは、別の見解が生まれるかもしれない。100億の人間が力を集中すれば、巨大な力を発揮する。

世の中の構成上、高尚な人間やリーダーシップを発揮する人間、多くの人間に好かれる人間は、それほど多くは必要とされない。大勢の人間が優越しようと願っても、そうした人間の居場所は少数しかない。

誰もに欠陥がある前提。

問題は、自分や他人の欠陥を許容する事が難しい事だと思う。

あるべき姿を思うと、逸脱を見過ごせない。

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正義や善悪について考えている。

何らかの方法で善悪を把握する事が出来ると思う。それが分からない。

沢山の本を読む理由は、何処かに善悪の正体について記述されていないかと思っているからだ。

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何か楽しい事を探している

色々な事がつまらなくなっている。

生活の土台が定まっていない気がする。

昨日の飲み会で集まったメンバーの中にも同様の考えを持つ人がいて、30代を過ぎると意味やら価値観やらについて考える事になっているようだ。

自分の不安の一つは仕事についてで、周囲の人間が分かっていない事にある。慣れれば対応出来ると思っている。

「はい、はい、って本当にそう思っているのか?」

これが本音だ。

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人間の考え方とか価値観の形成について、奇妙である事は理解しているつもりだ。それがどのように成り立っているのかが分からない。

多分、ずっと分からないと思う。

他人を信用する事が難しいし、何かを楽しむ事も難しくなっている。人生が残り数十年も残っている事が重荷だ。自分に出来る事は全て達成してしまった気がする。

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疲れた

色々とあって疲れた。

結婚祝いとか。長時間の人間との接触でとても疲れるようになっている。

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誰かと長く一緒にいると疲れる

他の人間が自分に抱いている感想を聞くと疲れてしまう。

何十年も生きていなければならない事がどうしようもない。

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久しぶりに忙しい

仕事の担当範囲を広げるように頼まれる。

僕が手広く何をしない方が良いと思うが、流れとして忙しくなると思う。

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何度目か分からないけど、部屋が本で埋もれている。読んでいない本ばかりだ。

なんだか忙しい。明後日の結婚祝いはどうしよう?

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人間関係を作っていく事について

長期的な人間関係を構築する事は難しいと思う。

会社制度や家族制度は、長期的な人間関係を構築する上で役立つと思う。短期的、流動的な人間関係は疲れる。そして、組織や血縁に頼る事が出来ない場合、どうすれば良いのか?

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昨日の続き。

社会の上層部に位置するために必要な能力は、営業や管理能力であると考える?顧客を掴む力、人を使う力、人間関係を調整する力、ETC。

人工知能や仮想空間の発達が、そうした優位性を覆す可能性?

現実世界においては、人間と区別出来ないロボットを作る事は困難だと思う。しかし、仮想空間上であれば、30年後~40年後くらいには可能になっているかもしれない。

自らが、機械と会話しているのか人間と会話しているのか判断出来ない時代が到来すると思う。

人間関係を構築する能力以上に、機械との相性が重要になるのかもしれない。

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抽象を規定するもの。

能力や愛情、憎悪、強弱、ETCは実体の無い抽象的な言語だと思う。

多くの人間が了解出来る事項としての抽象。

「公」の概念。私欲は蔑視される。他の多くの人間の利益となる行為が尊ばれると思う。

ヘイトスピーチや差別に反対する事が困難な理由は、「公」の概念が揺らいでいるからだと感じる。インターネットを介して幅広く情報を取得する事が可能になった。

現在の「公」の概念では、他国で行われている自国へのヘイトに対応出来ない。自民族の行っているヘイト行為のみに反対する事になる。

それは、以下のような言葉で表わされる。

・ヘイト行為は、自民族の評判を下げる行為である
・何をされても我慢しろ。そうすれば礼儀正しい民族と思われる

こうした言葉に説得力が無いのは、自民族の評判 = 自らの利益だからである。自分の評価を向上させるために、他者に強制する行為は私欲を満たす行為だ。「公」が有効に機能する時代は絶対正義を主張出来たが、他民族によるヘイトを批判出来ない正義は絶対正義ではない。

ヘイトは私欲を満たす行為であるが、反ヘイトも私欲を満たす行為となり、相対的に同レベルの意見となる。多くの人間を従わせる事の出来る「公」は、仮想空間を通じた多民族の発見によって揺らいでいる。

こうした傾向は継続し、あらゆる「他者」が発見されるはずだ。

一方には、「公」の概念を拡張する動きがある。あらゆる民族を包括する概念を構築すれば、世界を支配する絶対正義を構築出来ると考える。その思想は統一通貨ユーロのような運命を辿るはず。

他方には、分立がある。哲学者達が忌み嫌った虚無が復権している。それは抽象を具体によって突き崩し、全く異なる何かを再構成すると予想する。

近代は、「公」の概念を拡大する過程であったと考える。同一民族という妄想。多くの人間が同じ事を考えると仮定する。多くの人間の考える事だから、従わなくてはならない。

これからの数十年は、あらゆる価値観が分立する時代であると考える。民主主義や自由が本当の意味で実現する事になる。

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会社員である事や結婚する事に逆らい難いのは、それが唯一の道であるように感じられるからだと思う。

22世紀には「人間」は消え去っていくかもしれない。

概念自体の崩壊。

それは僕が生きている内は発生しないと考える。何も発生しない時代を生きていく。

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長期的な働き方

日本ビジネスプレスの『「あいつはすごい」と言われる社員が出世できない理由』と、atmarkITの『なぜ理系は文系に使われるのだろうか?』を読んで。以下、適当にコピペ。

専門知識や技術が足枷となる理由。技術を身につけても上手くいかない理由。

①要求される能力の変化
若い時から仕事が出来る人間は、目前の仕事に全力を傾けていれば良いと考える。そのため、「会社では、ある時から知識や行動だけではなく、『考え方』が求められるようになる」事に気がつかない。

「例えば営業マンなら、『売り方を若い人に伝える』とか『営業研修用のケーススタディーを作る』、『今まで攻めていなかった新しい業界へのアプローチ方法を考える』というように、より幅の広い仕事を期待されるようになる。

仕事が出来る場合でも、仕事はどうあるべきか、自分はこれからどのようにキャリアを形成していくのか、そのために何を身につけるべきかなどを考え、整理する必要がある。

②政治力の欠如
政治力とは、社内の利害関係を巧みに調整しながら、最終的に、自分の思い通りに人と組織を動かす力。若いときから優秀な人は、往々にして社内の人間関係や上層部のパワーゲームに目を向けようとしない。しかし、政治力が無ければ課長職以上の仕事は出来ない。

以下は、優秀な人間の落とし穴。

(1)上司に逆らう
秀であるがために上司が無能に見えてしまい、上司を小馬鹿にするような態度を取る。上司は自分の人事評価をする身近な「権力」であり、基本的に、直属の上司は味方につける事が社内政治の第一歩

賢い人は、上司の尊厳を傷つけずに自分の主張を通す術を心得ている。上司の言う事を否定せずに受け止める。そして、上司が何を求めているかを探り出し、それに沿った形で建設的な提案をする。

(2)正論で相手を説き伏せる
議論で相手を打ち負かす行為は敵を作る。本当に優秀な人は自分から議論を仕掛けない。自分が優秀である事を周りに気付かせない。「いやあ、僕なんて全然ですよ。皆さんにはかないません」と謙遜する。その上で、会議等で意見を聞かれたらきちんと答える。

(3)周囲から嫉妬される
嫉妬に負けないためには鈍感力を身につけ、自分より下の人間を味方につける。若い社員とはどんどん一緒に飲みに行った方が良い。そうやって若手を集め、誰が将来使える社員かを見極める。下の人間を味方につけている社員は影響力がある。世論というのはたいてい弱者にある。世論が出来ると敵は攻め込み易い。

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専門職として長期的に機能するためにも、「営業」と「管理」が必要になる。

自分の専門分野での自分の能力に自信を持っている場合、営業やサポート等、顧客に近い仕事を避けたがる傾向がある。営業よりはサポート、サポートよりは開発、開発よりは基礎研究、といった具合に、純粋研究に近い仕事を「高度な仕事だ」と見る気質がある。

自分の専門知識を直接生かす機会が少なく、顧客から「断られる」、「目標数字未達」等のリスクがある営業の仕事を避けたいと思うエンジニアが多い。

しかし、優れた技術があっても、顧客を結び付ける「営業」が無ければ、技術は経済価値を持たない。収益により近いポジションにいるのは、開発よりも、営業なのだ。

例えば証券会社では、複雑な金融商品を開発するリサーチャーよりも、金融商品を買ってくれる顧客を取り込んでいる営業の方が人材価値が高い。

ビジネスの世界では、「客を持っている」、「ノウハウを持っている」の2つが、人材価値の根拠となる。高く評価されるのは前者だ。営業の王者が、ビジネス組織全体の王者。

組織管理においても、専門家は他人に対して「出来るか」「出来ないか」という専門能力面に関心が向き易い。しかし、良い人事を行うためには、評価対象者たちを「どう使えるか?」を価値にして、評価の与え方と人材の使い方を考える必要がある。

営業と管理力を高めるためには、自分の会社が業務プロセスのどこで利益を出しているかを「ゲーム」として理解し直すべき。会社全体の予算を読む事が有効。顧客と接する機会を持つ事が重要だ。会社の仕事の機会を利用するだけでなく、個人的な人脈を通じてでも、顧客との接点を持つ。

加えて、仕事において全ての面で、リーダーらしく振る舞うことが大事。意見を大きな声で言い、仕事に率先して取り組み、誰に対しても言う事を変えずに一貫性を保ち、同僚を元気づけるような言動が「リーダーらしい」。こうした人物が、組織の中では頼られるし、高評価を受け易い。

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うーん。会社員という枠に限らずに必要な事だと思う。面倒だ。

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物語を作る難しさ

昨日の続き。

「NHK-SP ネクストワールド私達の未来」について考える事。

他の創作物との関連。IF物語を作る事の難しさ

①前提条件を変える困難
高度に思考機械が発達した状態でも、人々が定時に出勤し、携帯端末を見ながら行動し、家族の振れ合いがあり、会社制度が存在している。
仮想空間が発達しているのなら、そうした社会構造自体が崩壊すると思う。当たり前に存在している事は、当たり前であるために認識する事が出来ず、存在しない状態を想像出来ない。

そのため、過去に見た映画や小説から設定を借用するのだと思う。機械に誘導されるディストピアをイメージしているように感じられるが、製作者こそが他作品に誘導されている。

②別の存在との混同
思考機械が人間と同じような行動パターンを持っている矛盾。既に存在している人間の行動パターンを模写した結果、人間よりも賢いはずの思考機械が、人間のように愚昧な存在になっている。
機械が人間を不要な存在と認識する可能性は無いはず。機械と人間は異なる思考形態を持つからだ。
世界が画一化する事も無いはず。各個人の好みが先鋭化する事態を予想する。未来は過去によって予想されるのでなく、過去によってしか未来を予想出来ないのだと思う。

③思考障壁
製作者側の逃避。若返る薬が誕生するドラマについて、製作者側が若返りをシミュレートする事から逃避しているように思えた。話の途中で主人公が10年間の昏睡状態に陥り、その間に夫が死亡。さらに、夫が前夫を殺害した犯人であると手紙で自白し、若返ると目撃者に犯罪が露見する事から老いたままだった事になる。最後は全ては夢であったとして終了。若返りをテーマにしたドラマとしながら、話の内容は若返りと関係無し。羊頭狗肉。

若返りが30年後に実現する可能性は低いと思う。そうした実現困難な事象であっても、想像する事を拒否した結果、未来予測と関係無い超展開になったような気がする。常識を否定する未来は予想不可能?

⇒若しかすると、「NHK-SP ネクストワールド私達の未来」は人工知能が製作しているのかもしれない。

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社会構造や常識は当たり前なので認識出来ず、それ故に未来予測は不可能なのだと思う。創作も同じ。

インターネット上の創作物を読んでいると、作者が物語を進行出来なくなったように感じる事がある。出版社等を通じて発表される作品は、完成品である必要がある。インターネット上に存在する作品の多くは、完成されるか否か定かでない。

作者の意欲低下や多忙が理由なので無く、本人の中に作品を進行出来ない何かがある。そうした印象を受ける。それは作品の山場に差し掛かった時に突如中断する場合であったり、登場人物が禁忌に触れた時であったりする。

書けなくなってしまった状態から、話を進行しようとする人もいる。

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常識を否定困難であるために、マイナーな機械打ち壊し運動はスポットライトを浴びるが、フランス革命や明治維新は参照されない。

未開部族と言われる人々に鉄器を渡した結果、石器の加工技術によって尊ばれた族長の権威が失墜した話を聞いた事がある。真偽は知らない。

機械の普及によって仕事が無くなるのでなく、多くの人間が自活出来る状況が生まれるのだと思う。

歴史的に見た場合、失職した底辺者が他の仕事を見つけられない事態で無く、階層の上部に位置した人間達が役立たずになる可能性が高いのだと思う。

現状で駄目な人間とされる人達に、計り知れない価値がある。

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そう思っても、自分が失職した場合、とても焦ると思う。組織やら社会に沿って誘導されながら生きていく事は楽だ。

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生活のリズムを戻さないと

明日から会社だ。気が重い。

夜型の生活リズムになっているので、生活のリズムを戻す。

以下、適当に書く事。纏まらない。

大勢の人間が長期間に渡って活動している共同体は、帰属していると楽だ。指標や方法論が確立されている。

あらゆる共同体は変化し続けており、必ず崩壊する。

共同体が存在しない状態は、基準の存在しない状態であり、曖昧である。

絶対的な真理やら正解やらは、認識出来ない領域に存在する。共同体の構成員の多くが、前提条件を前提条件として認識した場合、前提条件は前提条件ではなくなる。

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昨日、今日と「NHK-SP ネクストワールド私達の未来」を見た。何か違う。完全に違う。

現在の感覚を維持したまま、未来に移行しており、製作者の意図が出過ぎている。

多分、自由意志の問題や人間と見分けがつかない機械等の葛藤は存在しない。

現在の世界に内在している前提条件が露わになるのであり、全く異なる何かが誕生するのだと思う。

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みずほ銀行次期システム開発が順調に破綻中らしい

以下は、『みずほ銀行次期システム開発が順調に破綻中らしい』へのリンク。

http://blog.livedoor.jp/majisonictokyo/archives/13157934.html

以下、面白いと思ったコメントを書いてみる。結構変えている。

コメントA:
A「ハァ・・・」
B「どうしたんだい?」
A「プロジェクトが間に合わないからって、人員が2倍になったんだ」
B「それは良いじゃないか!」
A「会議に10倍時間が掛かるんだ・・・」

コメントB:
銀行業務ってそんな要件がコロコロ変わるような物なの? 唯の金貸しじゃないの?
⇒細かい所で使用をコロコロ変える。
 担当によって全く違う事を言う。
 開発側で相手を丸め込んで要件を纏められる人がいない
⇒間違えてクリアボタン押して客の残高が消えたら困るだろ。
 まぁ・・・本当の勘定系ってのは少し前にあったみたいな
 「振込処理がたくさん来たから障害が発生しました」
 みたいなのは起こらないはずなんだけどね
⇒日本のシステム開発は村社会ルールとか特例入れるせいで
 狂うんだよなぁ。
 システムに合わせろよ!っていうのが出来ない
⇒楽をするための道具で苦労したくないというのがジャップランド。
 新しい人的オペレーションの構築の方が面倒なんだろ。
 だってそれは銀行の仕事になるから。
 勘定システム開発は外注の仕事だから銀行は
 どんなに開発が大変でも困らない
⇒役員が旧銀行の持ち回りだから仕様が定期的にリセットされる

コメントC:
俺も似たような経験あるからあれだけど、一度作業をすべてストップして、要件定義に全勢力を注いだ方が結果的に一番早上がりだと思うわ。
⇒「自分がトップの間だけ耐えてくれれば後は野となれ山となれ」
 って感じの考えが多いと思う
 「今までずっと眠っていた『虎」を、今俺が起こす必要はない、
 勝手に起きて大事故となる可能性もあるが多分起きないから
 俺の後任に任せよう」 の無限ループ
⇒皆働いてればお金をクライアントから毟れるもんねぇ。
 その後、出来なかったとしてもそれは「責任問題」として
 開発とは別の土俵で争われる事になるw。
 守銭奴(銀行)vs詐欺師(SIer)の戦いはここから

コメントD:
システムが複雑になる理由。
プログラマ「この基幹部分のロジックやばくね?一から
      作り直した方が良くね?」
SE「これで動いてんだから余計なことすんな(#゚Д゚)ゴルァ!!」
プログラマ「分かりました」
結果ツギハギシステムの完成

余談だが人間の脳もこうやって基幹部分にツギハギを重ねて複雑化して知能を生み出すに至った

⇒よほど問題が無い限りリファクタリングなんて
 大してメリット無いからあながち間違ってない。
 リファクタリングをする人間は
 
 ・設計力とデザイン力が高い
 ・システムを熟知している
 ・デグレーションの影響範囲が掌握できている
 ・細かい単体テストとシステムテストが書ける
 ・同時進行しているコードのコミットとマージ出来る

という厳しい条件を満たさないといけない。

リファクタリングが必要になるのは、そもそものコードレビューがなってないからだと思う。Java・VB・PHPエンジニア辺りの書くコードはレビュー無しで通してはいけないよ。

コメントE:
技術よりコミュ力だろ。少数精鋭でやったらええねん
⇒コミュ力でシステムが完成するなら、これ程までに簡単な
 仕事って無いよ。
 コミュ力が捻りまくって、権力闘争中でグローバルに組織を
 どうするかって意志が丸っきり無いから。
 大抵の最後はやっつけ仕事で形だけ作って終わり。
 被害は顧客に廻ると…最低だ!
⇒コミュ力ってのは上層部のそれぞれが、
 自分の希望をゴリ押しする能力。
 上層部がコミュ力に優れていると下はしわ寄せが

コメントF:
こいつらが気にするのは、自分の責任になるかどうか?その一点だけ。 こういう階層構造ね。豆。

銀行ユーザー部門責任取りたくない

銀行システム部門責任取りたくない

MHIR責任取りたくない

日立、IBM、NSOL、NTT Data等の統合基盤部門俺たちアプリ作ってねーから

プライム自社だけじゃ単価安くて作れない

二次受け自社だけじゃ人集まらない

三次受け

⇒官僚主義だから、責任は持たないけど手柄だけは
 掻っ攫うみたいな厭らしい連中がうようよ居て、
 そいつらがありとあらゆる嫌がらせ業務遅延を息を吐くように
 行ってくる。
 その網を掻い潜りつつ本来必要な業務を遂行とか
 世の中の湯田菌奴隷は凄いスキル持ってるよな

コメントG:
基幹部分はいじれない。これが重要。基幹部分をいじると数万人の開発者に影響が出る。テスト工数も恐ろしいことになる。でも基幹部分なんてのは十数年前に作られたものだから当然糞。でも今までこれで動いてきた実績があるからこのソース使い回せとなる。でも土台が糞だからそれを枝葉の末端でフォローするために糞人数が駆り出される。糞な基盤をフォローするための糞なコードがいくつもの箇所で量産される。その結果糞システムの出来上がり

⇒失敗した時の責任を誰も取りたくないから…。
 稼働実績のある昔のコードに手を入れて、
 見かけだけ違うようにしてきたのだよ。
 だから、糞コードの超糞スパゲティーシステムが出来上がるのね。
 其れでも、一様は動いてると…

 アメリカでも同じで軍年金と軍給与システムが破綻してるんだわ。
 誰もシステムを再構築出来ないくらいにね。

 やっすい銭で雇われてるのに責任だけ青天井だから
 誰もやりたがらない。

 本当ならシステムを最初から作り直すのが一番なのは
 誰でも判ってるんだよ。
 そのシステムが本稼働するまでは昔並みに
 手作業勘定すれば良いだけさ。
 算盤と鉛筆に電話ですけどね。
 そうすれば、行員雇用も増やせるしね。

⇒ほんまこれ。「稼働実績のあるコード」 。これが糞

 もう今の時代はソフトウェア工学なんて研究され尽くしてる。
 だが「稼働実績のあるコード」はそんな時代以前に
 書かれているから当然保守性も拡張性もない糞。
 それ使い回して作られる後継システムも当然糞。

 小脳って拡張性乏しいけど生命維持に重要だから変えれないし
 大脳でツギハギしていこうぜで、システムが肥大化していった
 人間の脳システムのように設計が糞

⇒東電の原発も同じだ。
 あれだって技術者みんながマズイと思っていたはずだ。
 でもなんとかするには原発を設計段階から
 作り直さないといけない。
 そんな事出来る訳がない。
 だからツギハギしてなんとか今を誤魔化して対応するしかない。
 でも、そもそも根本の部分が終わってるから詰んで終わった

コメントH:
炎上していて危ないんだったら、人を増やすのではなくて、むしろ減らす事を考えた方が良いんだけどな。下流工程のプログラマなんて要件定義と設計が終わってから投入すれば良い。でも日立富士通NTT含めたSIerにとっては、人を出来るだけ送り込んで客から金貰うのが目的だからそれは絶対にしない。かくして、今日も優秀なのに上流から仕様が降りてこないからエクセル方眼紙に仕方なくドキュメント作らされてる人達がいる。

⇒精鋭20人に絞れば1万月で終わるな
⇒精鋭20人がSEから集めた要件を纏めて定義して
 そのまま詳細設計コーディングに入り
 完成後もトラブルシュータとして残るなら安心なんだけど
 日本はそれやらないよねw
⇒判ってる所は最初から最後までやるコアメンバー?
 を設けたりしてるよねw。
 政治力によりシステムを捻じ曲げたりとか普通だから
 頭の悪い経営陣の元では何やっても無駄なんだろうけど
⇒何故やらないかというと、精鋭20人を集めて
 100万/月で1年かけて作るよりは、
 1000万で別の会社に丸投げした方が金を絞れるから
⇒システムが大きくなってくると、論理的に正しいとかよりも
 政治力が 物を言う世界になってくる。
 そうなると強力なトップダウンじゃないと上手くいかない

コメントI:
銀行系のシステムだとテストに掛ける労力が半端じゃない。「あ、やっぱ○○条件が成立するときは金利○%アップってサービスがあった。しかも○銀行の時の加入者でさらに○年○月以前加入者だけね。直しといて」って改修がはいると、死者が数人出る悲惨な状況になる

⇒そのサービス間でも優先順位があったり
 処理の順番で条件が覆ったり
 何が起こるか想定出来ないくらい複雑なのがシステム開発
 ここら辺の感覚を分かった人が上位にいないと悲惨な事になる

⇒もし処理をこんな風に書く奴がいたら、
 プログラマーとしてセンスは残念な事に余り無いと思う。

// 20140920 NO.123456
  「特定条件が成立する時は金利1.1%アップ」 
ADD START
ClsBankUser clsBankUser = new clsBankUser();

if (clsBankUser.getBank().equals("FujiGinkou") && clsBankUser.getMembershipDate.toString().equals("2000/1/1") ) {
ClsBankUserInterest clsBankUserInterest = new ClsBankUserInterest();
 if (someCondition == true) {
clsBankUserInterest.setRate( clsBankUserInterest.getRate() * 1.1 )
}
}
// 20140920 NO.123456
  「特定条件が成立する時は金利1.1%アップ」 
ADD END


更に残念な事に、大半のプログラマーはこういう手続き型志向でクソコードを量産してしまい、またJavaという言語自体がこういうコードを書かせるように助長させてしまう駄目な言語・エコシステムを有してるのである。

⇒条件読み込みが延々あると考えるとスパコンの性能アップが捗るな
⇒別にオブジェクト指向にしたら
 良いコードになるわけじゃないからな
 逆に処理が各オブジェクトに分散して何やってるのか
 分からなくなるのがオチ
⇒今テストやってるシステムがなんか動きおかしくて
 引数一つ持ってくるのにあっちこっち盥回しにされて
 元辿るのに超苦労したわ
⇒とりあえずClsやめようか

コメントJ:
新規に複雑怪奇なものを作るよりは、複雑を紐解いて単純に置き換えた方が楽だわな。そもそも銀行業務が突然変わる訳無いんだから、大半は同じものを作り直すはめになるだけだからなあ。

コメントK:
俺はサンデープログラマーだが、俺が1人で、自分のためだけの複数の実行ファイルと、それらが共有するソースコードからなる一種の「システム」を作っていても 出来上がるのはいつもぐちゃぐちゃした何かであって、洗練されたプログラムとシステムを効率良く作るにはどうすれば良くか、難渋してるっていうのに、こんな巨大プロジェクトがすんなりいくはずもないよね(´・ω・`)
⇒要件定義と設計をちゃんとしてからやれば一人なんだし
 綺麗なものが作れるんじゃね?
 問題はコード書いてる最中に設計やり直しになったりするのと
 納期に追われてゴミみたいなものを適当に放り込むのが
 問題なわけで

コメントL:
開発規模を未だにステップ数で判断する無能ジジイ経営陣がいる。プログラム内の殆どの動きが変わってしまうif文1行を変えても、1行だけなら大した事無いだろ、ってマジで判断する。幾らテスト規模を説明しても理解出来ないらしい

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年賀状を書いた

年賀状を書き終わった。

①コンビニまで出掛ける
②コンビニで年賀状を選ぶ
③帰宅する
④インターネットで年賀状の書き方を調べる
⑤年賀状を書く

上記だけの作業だけれど、物凄くが時間がかかった。去年の内に年賀状を出しておこうか迷ったけど、これは今年も送った人にだけ返信した方が良さそうだ。

精魂こめて書いたのに字が汚い。書く事に自信が無いのでイラスト付きの年賀状を出す事にする。

*************

以下、考えている事。会社を辞めて稼ぐ方法。

①博物館 or 美術館
何らかのテーマに沿って小規模な美術館を作れるかもしれない。例えば、インスタントラーメンの博物館を作る場合、関連する備品を集めて展示する。インターネット上の仮想空間で良い。
一定の需要を集める事が出来るかもしれない。

②農業
栽培する品目によっては上手くいくかもしれない。需要が多い割に、供給が少ない作物があり、数年後にはブームになるかもしれない(既になっている?)。

*************

各分野で最高の存在になる事には無理がある。最低水準を満たせば良いと考える。

会社員であり、障害者認定取得済みであり、一定額の資金を持っている。給与収入以外の所得も僅かだがある。

現在の職場にはいつまでもいられない。

今の自分はリスクを取っているのかもしれないし、取っていないのかもしれない。

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