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スッポンで生活する人

最近、幾つかのブログやfacebookの記事で、スッポンを釣って売る事で生活する人が話題になっている。

本人が、インターネットの掲示板で書いた記述によると月収30万円ほどになり、特に技術も必要無いらしい。

本来であれば、仕事というのは、そうしたものだったんじゃないだろうか?

会社という共同体の中では、年齢に応じて技術向上等が期待される事になる。僕は仕事を覚える事に失敗した。自分自身の教育方法は今もって分からない。

この出来るようにならないという事を理解出来ない人が多いと思う。

進歩や向上が望まれない世の中に期待したいが、それは相当に先の事だろう。

アシモフやケインズの未来予測では、21世紀前半には生産性の向上によって「退屈」が大きな問題になるとあった。今もって兆しは見えていない。

自らに価値がある事を証明しなくては、共同体の中に所属する事は出来ないし、価値を喪失した場合、共同体の外に放逐される。

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会社の外で生活する方法を探す人は多いのだと感じる。オンラインカジノから、前述のスッポン釣り、転売にネット小説、ゴミ拾い、etc。

生活の方法も寄生からホームレス、山中での一人暮らしまで幅広い。

そうした選択肢を模索する力は既に自分の中に無いと思う。

今までに構築した基盤に依存する方法しか選択出来ない気がする。

そういう事を考えて、統計学を少しだけ勉強している。今から統計学をアピールして転職を目指すのは厳しい。しかし、金銭を稼ぐための方法として、使える学問なのではないか?

発達障害の互助会では、就職を目指すより起業を目指した方が現実的ではないかと言うと笑われてしまう。しかし、会社に帰属する事で技術向上や人脈構築が期待出来ないのなら、会社に就職する意味は無いのではないか?

就職するために、語学や情報技術、数学の勉強をするには無理があるが、自分で稼ぐ方法を見つける事は出来るかもしれない。

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アシモフやケインズの予測した「退屈」が問題となる状況は現出しているのかもしれない。何しろ、会社に帰属するだけで、何もしていない人間が多いのだから。

会社員として認知される人間の2/3が仕事をしなくなれば、社会全体の生産性は大幅に向上するだろう。そして、その事に多くの人間が気が付くのは早くとも20年後くらいか?

それまでは、何をしていれば良いのだろう?

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