ソーシャル・スキル・トレーニングの本から

ソーシャル・スキル・トレーニングの本からコピペ、意訳、抜き出し。

僕の問題点:
①受けた刺激を概念化して、過去の事例と照らし合わせる事が困難
②部分―全体の関係を理解する力が弱く、完成図を見ないと計画を
 立てづらい。

⇒状況の読み取りや、経験からの学習、相手の意図の理解、情報の適切な伝達が困難。

以下、問題行動の原因と対処方法。

1.他者と適切な会話をする事が出来ない。
相手との適切な会話を理解出来ているか不安。相手の様子を見ながら、相手に合わせて話題を選択する事が困難。

注意事項:
①相手に聞こえる声の大きさで話しているか?
②相手も知っている話題であるか?
③自分は、相手がどのような人間か知っているか?
④相手は、自分がどのような人間か知っているか?
⑤相手の質問の内容(話に興味を持っているか?)、
 相手の表情(楽しそうか)
 から会話を継続して良いか判断する。
⑥相手の話を聞いているように、相槌を打って話を聞いていると
 伝わるようにする。

【ポイント】
場や相手に合わせた自己紹介文を用意しておくと良いかもしれない。

2.相手の言葉で怒ってしまう
怒りをコントロールする方法は以下の通り。

①深呼吸
②自己会話(自分が落ち着ける言葉を自分に言う)
③カウントダウン(数を数え、それに集中する)
④快イメージの想起(自分が落ち着けるイメージを想像する)
⑤その場から離れる

⇒上記から、場に適した方法を選択出来るか?

相手に自分の怒りが伝わらないようにする。自分が怒りを感じている時の思考・行動パターンを知っているか?

【ネルソン・ジョーンズの、相手の非難・批判に対処する方法】
①反射の戦術
 相手の言葉の主旨を繰り返し、相手の批判を聞いている
 サインを出す。
 「私が嘘を言っていると思っているんですね」
②分散の戦術
 非難の一部が容認出来る場合は認める。
 「確かに、言い方は悪かった」
③質問の戦術
 相手の話を聞く態度を見せる。
 「どうして私が嘘を言っていると感じたのですか?」
④フィードバックの戦術
 「非難の内容」、「非難の伝え方」を区別し、伝え方について
 相手にフィードバックする。
 「言いたい事は分かったけど、その言い方は無いのでは?」
⑤延期の戦術
 話を聞いた後、対応を先送りする。
 「今日は時間が無いので、明日答えます」

3.沢山の指示を聞きこなせない
要点を押せえる事が困難なため、相手の指示を的確に理解出来ない。

メモの取り方を工夫する(誰から、期限、内容が判断出来るようにする)。相手の話すスピードを遅くしてもらい、メモを書き易くする。話を聞いた後、内容確認をする。

4.上手に謝る事が出来ない
上手く謝罪が出来ない理由は以下の通り。

①場を上手く理解出来ない。
②謝罪の仕方が理解出来ない。

【謝罪の仕方】
STEP1:「申し訳ありません」、「すみません」といった言葉を
    先に言う。
    ⇒先に理由を言うと、言い訳していると思われる。
STEP2:自分が反省している点を話す。
    ⇒相手の怒りの理由を推察する。
STEP3:自分の失敗の原因を話す。
STEP4:今後、自分が注意する点を話す。

5.仕事の優先順位がつけられない
全体をイメージ出来ないため、仕事の優先順位が判断出来ない。

以下の手順で考える。

①一カ月、一週間の自分の予定を確認する。
 外出、余暇の予定、締め切りまでに自分が使える時間量。
②自分の仕事を項目毎に書き出し、必要な時間量を考える。
③書き出した仕事に優先順位をつける。
 ・締め切りが近いか?
 ・難しい仕事か?
 ・経験の無い業務か?
④リカバリーのための予備時間を設ける。

⇒一度やった仕事については、必要な作業時間を見積もり事が出来るか?

⇒これは実践していたけど、ストレスが凄かった。スケジュール管理をしていると、周囲の人間が僕のスケジュール表に干渉してくる。一人一人の言っている事が違うから、相手をする事が大変だ。しかも、「怠け」や「偽り」を見つけ出そうとするので、解決策を提示しない人間ばかりだ。

⇒これは、どうすれば良いのか?

6.自分の意見を主張出来ない
攻撃的な態度では意見を聞いてもらえない。

以下の手順で考える。

①事実を話す事が出来るか?
 相手が何も知らないものと考えてみる。
②出来事に対する自分の感情を伝える。
③自分の望む事、相手にやってもらいたい事を伝える。
④提案が受容された時の気持ちを伝える。

妥協点を見出す事は出来るか?

7.複数の人間の会話に入っていけない
話しかける集団の様子を確認出来るか?
会話に入る許可を求める声かけ、集団の会話を遮る事に関する謝罪は出来るか?
会話をしている集団に、用件を伝えられるか?

口頭で伝えられない場合、メモを渡す事が有効かもしれない。

8.固執した会話を展開してしまう
自分の興味があるテーマについて固執した会話をしてしまう。

理由1:相手の表情、反応が読めない。
理由2:最後まで話したい欲求。

相手の様子を判断するポイントは以下の通り。

①相手が見ている場所(自分の顔を見ているか?
           時計を見ていないか?)
②相手の表情、態度(頷いているか?そわそわしていないか?)
③相手の言葉(その話題について質問しているか?)

興味が無いと判断した場合、話を続けて良いか相手に質問する。話を続ける事を諦める事が出来るか?相手が皮肉を言っている場合もあるため、言葉と態度を総合して考える。

相手が話題を変えた場合、逆らわずに相手の話を聞く。

9.興奮した時に大声になってしまう
自分の声の大きさや喋る速度を意識出来ない時がある。

興奮している場合、自分がどのような様子になるか事前に調べておく。自分が話している時に、周囲の人間が困った顔になった場合、謝る。

興奮を静める方法はあるか?

10.相手の表情や会話から意図を読み取れない
相手の意図を読み取れない理由は以下の通り。

理由1:相手の態度、言葉の一部にのみ注目している。
理由2:背景にある相手の期待、感情が理解出来ない。
理由3:比喩、皮肉、慣用句の意味が理解出来ない。
理由4:マナーや暗黙のルールを理解していない。

特に部分―全体の理解や、概念化が困難なため、意思疎通は難しい。

相手の言葉と表情が一致しているか確認する。意図が理解出来ない場合、質問する。自分が思い込みをしている前提で考える。

⇒これは、どうすれば良いのか?
 自分で考えて、上記の方法は実行している。
 しかし、上手くいかない。

***********

基本的にソーシャル・スキル・トレーニングをやった場合でも、周囲の人間が理解していない場合、意味が無いように思えてしまう。

「発達障害者だから仕方が無い」という我慢は、一番やってはいけない事だと思う。

相手が興奮して一方的な会話をしてきた場合、相手が理解出来るように指摘出来るか?
自分の意図を、相手が理解出来るように伝える事が出来るか?
相手の意図を理解出来るか?
ETC。

上記の方法論を共有している事が大切だと思う。どちらか一方だけが頑張っても意味が無い。

では僕に周囲の人間が労力をかける価値があるかというと無い。障害者雇用の現場でも、受け入れのノウハウを蓄積している場所は少ないだろう。

それなら引き籠るしかない。が、それを選択出来ないでいる。

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リスク on まりおくん

ダイヤモンド ザイのサイトでweb漫画を見つけた。

以下はリンク先。

http://diamond.jp/category/z-mario

数年前まで、作者のサイト『僕と株と樹海の日々』を良く読んでいた。久しぶりに読んだけど、不動産投資に手を出して失敗していたのか。上手くいかないんだな。

が、何だかんだ言いながら漫画のネタにしているのだから収支はプラスになっているのでは?

web漫画を読んでいて、気分が悪くなってしまった。ストレスに対して弱くなっている。

第1回:
主人公が落ちてくる鉛筆を掴めるか試される。掴めない。「集中力と反射神経が足りないわね。あなた才能ないかも」

第2回:
飲みに行った時の会話。
「(FXで)勝つ人は死に物狂いで必死に努力した人です。まりおさんにはFXの才能がないのは当たり前ですが努力する才能も無いんですよ」
「努力のできない人に手法を教えても無駄じゃないですかぁプププ・・・」

*********

こういう事を言う人がいたら嫌だな。自分もこういう事を言ってしまうのかな?

株やFXでの収益は運によって左右されるのだと思う。才能も努力も関係無い。努力という思想はどうすれば否定出来るんだろう?

考えられる解決策は以下の2通り。

①自らに見合った手法を採用する(あまり良くない解決策)
集中力と反射神経が無く、死に物狂いになれないなら、その前提で戦略を組み立てる。西洋的な論理的思考を基盤にするのでなく、東洋的な弁証的思考を基盤にする。
使用するツールは以下の通り。反射神経や集中力、死に物狂いの努力が要求されない手法だ。

・陰陽
戦略の骨子。
表と裏は一体。常に自分の考えが間違っていた場合を想定する。例えば、ある通貨が下落する事を予想したとする。その時に、予測が外れた場合に上昇、又は下落する通貨ペアを考えておく。両方にポジジョンを持つ事で誤りに備える。これなら集中力も反射神経も必要が無いはず。

・無為
何もしない事が最良の選択である場合がある。瞬間、瞬間を考えるのでなく、時間軸を意識する。資金の投入を分散する事でリスクを分散出来る。月毎に能動的な取引数を制限する事もある。相場を意識しないポジジョンを考えておく。

・無常
状況は常に変化する。高金利通貨であっても低金利になるかもしれず、その逆もある。現在、雇用統計が経済指標として重視されているが、20年ほど前は物価指数が重視されていた。相場のテーマは移り変わる。

・火高水低
火は高く上昇しようとするし、水は低きへ流れる。物価水準や金利差、経常収支から導き出せる各通貨の適正値と、実際の値の乖離を意識する。割高な値で売り、割安な値で買うようにする。値動きのパターンやタイミングに囚われない。

・上兵無兵
間接的な行動を志向する。例えば、ユーロを売る場合、ユーロにペッグしているスイスフランを売る事が出来ないか考える。米ドルと円、豪ドルとNZドル、ETCと連動する通貨は多い。予想される事象に対し、直接関連のある通貨を取引するよりも、確率的に有利にポジジョンを構築出来る場合がある。

②諦める(多分、良い解決策)
どれほど頑張ろうと上手くいく人はごく一部。それは努力や才能ではなく、運が良かっただけと考えるのが自然だ。一生懸命に頑張るのは良い選択肢とは言えない。損をする自分を受容する。

*********

と、書いてみたけど、諦めて何もしないという選択肢は非常に難しいと思う。

昨日から一睡もしないで考えているけど、これからの生活について以下の行動が最も良いように思えてくる。

会社を辞める。家も出ていく。引き籠る。これまでに貯めた資金を運用し、懸賞サイトやポイントサイトで収入を得る。資産運用や語学系の学習をする。

それが出来ない理由の一つは怖いから。前例がない事をやるのは怖い。躊躇してしまう。二つ目は周囲の反応。家族や知人は良く思わないだろう。

下らない。

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集中出来ない

睡眠時間:2:00~8:00、9:00~14:00。

頭が痛い。

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NHKスペシャル反響編 職場を襲う"新型うつ"

見なければ良いと思ったけど、本日の00:25~02:00にNHKで放映していた『NHKスペシャル反響編 職場を襲う"新型うつ"』を見てしまった。

自分は会社の人間や家族から「新型鬱」と見られていると思い、気持ちが落ち込んでしまう。

新型鬱という言葉はマスコミ用語であり、学会では議論の対象にもなっていないと聞く。それが存在する前提で話が進んでいるのは何故だろう?

鬱―責任感のある人間がなる。自罰的。抑鬱状態が続く。
新型鬱―未熟な人間がなる。他罰的。嫌な事だけ出来ない。

要するに軽症鬱を無理矢理に、新しい病気に仕立て上げているように思ってしまう。鬱病患者は時として他罰的になるし、性格や環境という概念自体が人為的なものだから、解釈する人間によって全ての鬱が新型鬱になってしまう。

何時も思う事だけど、「鬱を言い訳にして怠けるようになる」事を心配する人間が大量に存在するように感じる。発達障害についても言えるけど、対処方法は本に書いてあるんだから、必要があれば専門機関に対処方法を相談し、問題があるなら法令、規則に沿って対応すれば良い。

我慢する必要は無いはずだ。

番組内のドラマで主人公が自分のブログで知り合った人達とオフ会をする場面を見て辛かった。

うろ覚えだけど次のような内容だ。オフ会で臨床心理士という女性が語り始める。「皆さんは現代型鬱なんです。精神的に未熟な人間がかかる病気なんです」。自分達が子供なのかと問い詰められると、さらに語る。「そうやって反省しないところが子供なんです」。

そしてオフ会に参加しているメンバーが自分の妻に対する不満を語りだすと「それって思い込みなんじゃ?」。

***********

僕に対して職場の人達や家族も同じように思っているんだろう。休職する時、僕の休職は怠けるための演技だと思っていると言われた。被害妄想と思われても仕方が無い。何も仕事が出来ない人間が長期間求職すれば迷惑だと思うだろう。

が、言いたい事が一つある。あなた達は「お前は俺を愚弄している」と毎日のように言っていた。それは思い込みなんです。認めないでしょう。

自分がいるだけで迷惑をかけていると思っている。どうしようか?復職する事は他人を傷つける事だ。会社を辞めるべきだ。僕は存在しない方が良い。

精神科の先生や心理カウンセラーの意見では、体調が回復した後で、一旦、会社に戻ってはどうかという事。そのためには相当の覚悟が必要だ。未だに復帰する目途が立たない。

僕は新型鬱なのかと聞くと、違うと言われる。が、今は会社に復帰するべきでないと言われる。では、回復したとされる時は来るのか?

専門家であるはずの医者や心理カウンセラーでも、発達障害者の適職や進路についての情報を持っていないように思える。こうした分野自体が近年になって成立したから、向こうも手探りなんだろうか?

誰とも関わらないで一人で生きたい。それが難しい。今の会社員としての生活と、一人きりの生活の間を探す。そのための行動を何もしていない。焦っているのか?既に引き籠る準備は出来ているのかもしれない。節約や小規模事業、ETC。結局、いつものループに嵌っている。

頭が痛い。

以下は何となくのコピペ。

努力や使った時間が直に結果に出るものに嵌ると危ない。ソーシャルゲームとかネトゲ等。努力しても結果が出ない事を受け入れなくてはいけないが難しい。資格の勉強は麻薬だ。答えが決まってるし、勉強すればするほど点数が上がる。参考書も親切だから何も人に聞かなくて良いし、仕事では結果が出ないけど、資格なら合格っていう結果が貰える。

仕事で必要な能力と正反対な事に逃避する。

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ナリワイをつくる

読んだ本の感想。

伊藤洋志著。2012年7月6日 第1刷発行。



以下は著者のサイトへのリンク。

http://nariwai.org/

大正9年の国勢調査で日本国民から申告された職業は約3万5000種。しかし、2012年?の厚生労働省の「日本標準職業分類」では職業は2167種となっている。

戦後の日本は多様性を切り捨て業種を絞る事で発展したが、その思想には限界がきているのではないか?

①過競争
専業化し、一つの仕事のみを行おうとすると競争が激しくなり、努力の割に結果が出ない。

②ニート
職の多様性の減少に対応出来ない人達。既存の職業に押し込むのでなく、新しい職種を作り出すべきではないか?

著者は新しい働き方を以下の2つに分ける。

1.戦闘型の仕事:恐竜型
グローバル社会で全世界を相手に競争する。

2.ナリワイ:微生物型
小さな仕事を組み合わせて生活を組み立てる。

第1章―ナリワイとはなにか
ナリワイ:生活の充実から仕事を生み出す仕事。

STEP1:無駄な支出を減らす
STEP2:月3万円程度の収入で暮らせる生活場所を
    非常時のために用意する。
STEP3:社会の大規模な事業に対して矛盾を見つける。
STEP4:上記の矛盾に対し、専業ではない形でのサービスを提示する。

著者は上記のSTEP3,4の例として、自身の企画した「モンゴル武者修行ツアー」を挙げる。あらかじめコースやスケジュールを決めるのでなく、個人の活動の延長として集団での旅行を実施する。

収入を増やすのでなく、自分の生活を作る能力を磨き、それを小規模な仕事にする。専業のプロに住居を作ってもらうのでなく、自分で住居を構築する。

Airbnb(自分の住居を貸し出す事が出来るサイト)
Etsy(手作り品を販売出来るサイト)

仕事とは「新しい価値を提供する」ような高度なものばかりでなく、「面倒な事を肩代わりする」ような小規模なものもある。小規模な仕事を組み合わせれば、専業でないので、歪みが生じない規模での仕事が可能だ。

現代では専業化が進んだ結果、各職業が必要以上に難易度が高いものと認知され、問題ないレベルに到達出来るような人でも諦めてしまう事が多い。特に家を建てる事は素人では出来ないように思われているが、世界的に見れば、普通の人が自分の家を建てる事が一般的である地域は多い。

既存の枠組みの中で競争を勝ち残るのでなく、非定形的な仕事を組み合わせる事で生活の成り立たせる。組織に所属する、仕事は専業でなくてはならない、という先入観を捨てれば選択肢は増える。

ナリワイは曖昧な概念だ。以下は著者が纏めたナリワイの要素。

①やると自分の生活が充実する。
②顧客をサービスに依存させない。
③自力で考え、生活を作れる人を増やす。
④個人で始められる。
⑤家賃等の固定費に追われない方が良い。
⑥提供する人、される人が仲良くなれる。
⑦専業ではない事で、専業より本質的な事が出来る。
⑧実感が持てる。
⑨頑張って売上を増やさない。
⑩自分自身が熱望するものを作る。

第2章―人生における支出を点検し、カットする
STEP1として自分の支出を減らす。そして、その技が優れていれば、他人にも提供する。それがナリワイだ。

著者は東京在住だが、中山間地に移住した友人がおり、彼は月2~3万円で生活している。毎月、1~2万円の貯金も可能だそうだ。その理由は以下の通り。

①住居費用が安い
 日本の空家率は13%であり、交渉次第では家賃5千円で家を
 借りる事が可能。
②不定期の仕事
 自主企画のイベント、Iターン者の手伝い、農業、林業、祭の
 手伝い等、意外に田舎は人手不足だ。

多くの人間が会社を辞められない理由の1つに恐怖がある。その恐怖の内容を小刻みに調べる事で危機感に変換する。給料が無くなる恐怖を、生活に必要な資金、それをどこまで減らせるか、極限まで支出を抑えた生活を続けられる期間、と一つ一つ調べる事で解決可能な問題の集合体に変える。

家計簿をつける、支出を書き出して中味を検証する、1週間ぐらい金銭を使わない環境に行ってみる等の恐怖を把握する方法は様々だ。

著者は初任給が20万円だった時に、家賃が月5万円のアパートに住んでいた。収入の1/4を住居費に費やしていた事になる。以下の疑問を持つべきだったとしている。

①アパートに収入の1/4を費やす価値はあるか?
②他に方法は無いのか?

解決策は以下の通り。
・シェアハウスを借りる。
・銭湯、図書館、公園等を活用し、自宅は寝室だけの小さな
 アパートにする。
・バス停や銭湯の近くの物件を探す。

これらを事業に応用すると、例えば週2日しか営業しない店舗にする事で費用を抑える発想が出てくる。専業でなければ、毎日の営業である必要は無いはずだ。

第3章―ナリワイをつくろう
ナリワイを作るための鍛錬は2つある。

①未来を見る
演繹的な思考。自分の取り組みたい事を紙に書いてみる。外れるかもしれないが、何かの行動に繋がる。
著書は自分の方法を「なんちゃってKJ法」と名付けている。
「無駄なもの」、「欲しいもの」をポスト・イットに書いて貼って、眺めて似ているものを集めて分類する。
自作のSFを作る方法もある。やり方に鉄則は無い。感覚を研ぎ澄ますための鍛錬だ。そのためには余裕が必要だ。

以下の段階を踏む。

1.予想した未来に対して何をすれば良いか考える。
2.考えた仕事が持つ価値を考える。
  以下のように本質的な意味を考える。
  作る⇒人の代わりに作る。
     アイデアを提供する。
     役立つ物を製作する。
  販売する⇒他人の代わりに選択する。
  運営する⇒情報を共有可能にする。

  第1段階だけでは、何が必要なのか、何に注力すべきかが
  見え難い。
  
  特産品を販売する⇒観光客に友達への記念品を入手してもらう

  と考える事で、その土地での特産品にしなくてはならないが、
  食物ならば、
  ・珍しくとも美味でなくては駄目、
  ・観光客が買い易いもの、
  ・珍し過ぎると日常では食べないから、数に限界がある、
 
  と、条件が見えてくる。 
  
3.ナリワイの価値が実現する証拠を揃える
  周囲に自分の仕事の素晴らしさを理解してもらえるか?
  使った人の感想、写真、科学研究、歴史的なエピソード、等。
  
②日常生活の違和感を見つける
 帰納的な方法。日常的に発生する違和感を集める。
 ・何故、ゴミが多いのか?
 ・会社の飲み会は必要か?
 ・大学の授業料は高過ぎる。
 ・ETC

 「何故」でなく「そもそも」で考える。

 何故、車が売れないか ⇒ そもそも車を売る必要があるのか?

 この方法から「木造校舎ウエディング」が誕生した。
 結婚式を完全に手作りにすれば、結婚式費用を安上がりに
 出来るのでは?
 年1~2回のペースで相性の合う人とだけやれば、専業化は
 不可能だが、ナリワイの一部には出来るのではないか? 

第4章―ナリワイをやってみる
一次情報を重視する。二次情報を集めても自分にとって参考になる情報か判断出来ない。自分で体験した一次情報によって勘が冴える。

ナリワイの手順として、身近な人に実験台になってもらい実績を作り、その話を様々な人にして自信を深め、チラシやウェブサイトで広める事が実行への道となる。

著者が「モンゴル武者修行ツアー」をナリワイ化した経緯は以下の通り。

①大学時代から毎年1週間ずつ3年間モンゴルに通っていた事が
 切っ掛け。
②既存のツアーには、スタンプラリーのように回るだけで、
 現地の人の生活が見えないという不満があった。
③開始当初は2007年だったので、SNSは発達していなかった。
 現在ではチラシやブログ等の各媒体から人を集めるが、
 著者は忘年会を企画して、ツアーの説明をした。

ナリワイの主眼として、「自力で作れて無理がないサイズで、やれば頭と体が鍛えら得て、ついてに仲間が増える仕事」という点がある。

仮に「モンゴル武者修行ツアー」を専業化してしまうと、本人が飽きるし、体力的にもきつい、相性の悪い人も混ざるようになる。

小規模な事業を組み合わせる事で、専業化の歪みを回避する。

第5章―ナリワイはみんなでやればもっと楽しい
複数の人間とナリワイを実行する事を考える。
不安な時代のリスクヘッジとしてもナリワイは有効である。自分の会社が5年後には危ないと思えば、会社に在籍しながら5年以内にナリワイを作る。

会社が辛いと思ったら、余暇を利用してナリワイを作り、それが忙しくなったら会社を辞めるという方が自然だ。円が暴落して貨幣価値が0になっても、自分で協力者を探して家を建てた経験があれば住居を確保出来るし、必要な物資も自力で組み合わせて作る事が出来れば安心出来る。

ナリワイは、市場経済社会からの脱出を目指す自給自足志向ではなく、経済的な挑戦を行うための基盤だ。自分の出来る範囲の労力で、工夫し、考えて生活を作る態勢を確保し、市場経済の中に切り込んでいく。

グローバリゼーションとは全世界的な競争が行われる状況だ。自分の生活を確立した上で、競争に挑むべきではないか?

現代は、自給自足から始まって、効率を上げるために極度な分業に行き着き、多くの人間が自らの仕事に対して目的意識を見出せない状況にある。全体性がなく、部分的にしか仕事に関われないため、変化を感じる事が難しい。

ナリワイを作る事は、何かの仕事を自分自身の力で完遂する事である。

それは現代の矛盾に対する解決策となるだろうか?

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心理カウンセラーとの面談

心理カウンセラーと面談する。

「アさん、このレポートを会社の人達に読ませれば良いんじゃないですか?どのように仕事をさせれば良いか書いてあるし、それが上手くいなかなかった場合の転職のサポート方法まで書いてあるじゃないですか」

7月にレポートの原案をブログ上にアップした時の反応を見ると、読ませない方が良いと思っている。各種の外部機関の利用も時間が必要なようだから、ゆっくりと情報を集める。

7月頃のレポートに対する反応と、職場の人間の発達障害に関する意見を合わせて考えると、「直らない」という事に対する拒否反応が強いのだと思ってしまう。

目が見えない人間に対し、

「目が見えないという事にすると、見ようとする努力をしなくなる。だから盲導犬は全て殺すべきだし、盲学校を全廃するべきだ」

という意見は採用されない。

しかし、発達障害というと、

「発達障害者となると、性格を直そうとする努力をしなくなる」

となってしまう。仮に発達障害という概念を認めても、それは訓練や努力によって修正されると思い込んでしまう。怠けなければ直るらしい。
その裏には、自分は努力をして改善された人間であるとする気持ちの悪い思い込みがある。鏡で自分自身の姿を見れば、それが誤りである事は認識出来るはずだが。

同じ事を身体障害者に当て嵌めてみれば、それが下らない事が理解出来るだろうか?訓練とするならば、それは合理的な方法論に基づき、成果が出ると立証されたものでなければならない。そうした方法論を提示出来ないなら努力なんて意味が無い。

しかし、「努力」というものに対する妄信は僕の中に確かに存在しているし、僕の思考、行動を縛っている。無為になる事は出来ない。

以下は、何となく書く事。ドリョクした人達。フィクション。

1:中学校の時の事。
「全ての原因は自分にあるんだよ。私の事、酷い事を言う嫌な奴だと思っているでしょう。でも厳しい事を言うのは、あなたのためなんだよ」

この言葉を発した人間は、高校受験時に僕の方が自分よりも偏差値の高い高校に進学する事が判明した時点で、怒り狂う事になる。全ての原因が自分にあると思い、ドリョクする事は無かった。

2:高校の時の事。
「そんなに言うなら一生懸命にドリョクすれば良いだろ。俺はそうやってドリョクしてきたから、お前みたいに暗い奴はむかつくんだよ」

上記の発言をした人間は、サッカー部で活躍していたが、大学受験時に僕の方が偏差値の高い大学に進学する事が判明した時点で、漫画家になると言い出した。漫画家になるから大学受験をしないらしい。確かにサッカーでは結果を出せたのかもしれないが、勉強では結果が出せなかった。一生懸命に頑張っても結果が出なければ、簡単に人間は諦めてしまう。

3:20代の時の事1.
「自分に甘いから駄目なんだよ。ボクハイッショウケンメイガンバッテイルノニドウシテウマクイカナインダロウとか思ってるんでしょ」

この後、しばらくして新興宗教に入信したと聞く。そして、あれほど気持ち悪がっていた僕をノルマ達成のために勧誘する事になる。社内で勧誘されたの僕だけだろうか?簡単に洗脳出来ると思われたのか?

4:20代の時の事2:
「何度も言うけど、もっと他人に気を使えよ」

会社の先輩から言われた言葉。彼が知らなかった事が一つある。彼が僕と一緒に仕事をしていたのは、ある女性社員が、彼女を見る彼の目が気持ち悪いと上司に相談したからだ。
おそらく彼は自らが他人に気を使える人間であると思い込んでいたのだろう。しかし、彼のいないところで女性社員達が彼の口臭について噂をしていた。
他人に気を使うという方法論は自己満足なのだと思う。

5:20代の時の事3:
「お前はね、自分の事が可愛くて可愛くて仕方がないの。お前見てると自分の嫌な所が見えてイライラする」

会社の上司から言われた言葉。確かに彼は「ハナデカ」という渾名をつけられ、影で笑われていた。変な指示を出す。人のせいにする。無能。奴がいない方が会社のためだ。ETC。そういった事に気が付いていただろうか?自分自身で気が付いていても直せない欠点ばかりだ。

*********

こういった事を書いても、自分の周囲には生じない事象だと思うだろうか?僕は誰からも馬鹿にされるのだし、改善の対象とされるのだし、その改善しようとする人間達がどういった人間達なのか見てきたつもりだ。

だから、一般的にどこでもそうした事象は発生していると思っているし、それは信じてもらえない事だと思っている。

人間は確かに強いし賢い、だが弱くて愚かでもある。他の人間達が見る事の無い側面を僕は見ているのかもしれない。

身の回りの低く見られている人達に訓練を強要する事は簡単だ。しかし、自らに訓練を課す人間が何人いるだろう?

こうした事を書いていても何の役にも立たない。先の事は見えない。このまま流されるように生きていく。

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AERAの記事と「覚醒」

AERA 2012.10.1『発達障害者に広がる「ユニバーサル就労」』から抜き出し、コピペ、意訳。

ユニバーサル就労
障害者、ホームレス、引き籠り等の働く事が難しい全ての人が、困難の程度や個性に合わせて働けるよう、支援していこうという考え方。発達障害者でありながら療育手帳を持たない人の支援に有効。

千葉県佐倉市の社会福祉法人「生活クラブ風の村さくら」について

以下の2つの働き方が可能。

①コミューター
 支援を前提に最低賃金以上の就労を目指す。
 以下の2つに分かれる。
 ・無償コミューター
   報酬は無いがボランティアとして交通費のみを支給される。
 ・有償コミューター
   最低賃金以下の報酬と交通費を支給される。

⇒コミューターをクリアして、職場の支援があれば一定の仕事が可能と判断されると、最低賃金を保障された雇用契約を結ぶ。

②雇用契約
 最低賃金や一般賃金を保障する。
 障害者手帳を取得すれば、コミューターを経ずに雇用契約を結ぶ
 場合もある。

事例1:石原慎太郎氏(21歳)
小学校低学年:漢字を覚える事が苦手。
小学校高学年:読書感想文や算数の文章題が解けない。
高校    :体育や家庭科以外の授業についていけず、
       中退する。
中退後   :数カ月間、アスレチック施設の監視員の
       バイトをする。
風の村   :2011年3月から働き始める。
       1カ月間は「実習」で施設の清掃。
       その後、1日4時間の雇用契約を結ぶ。
現在    :介護ヘルパー2級の講座を受けて合格。
       1日7時間の勤務を行っている。
(受けているサポート)
日常業務である引き継ぎ記録を書く事が苦手。そのため、先輩に口頭で報告を行い、記録の作成を手伝ってもらっている。読み書きが苦手なため、テキストの漢字にはルビを振ってもらっている?

事例2:尾崎実加氏(24歳)
小学校   :授業中に席に座っていられない。
中学校   :広汎性発達障害と診断。
高校    :1年生時に鬱病を発症。
       在宅授業を受けて卒業。
高校卒業後 :療育センターでの陶器の人形作り。
       パソコンを使用したチラシ作り。
       就労支援施設でのアロマオイルのキャップに
       シールを貼る作業等を経験。
風の村   :2012年2月から、ユニバーサル就労の面談を受ける。
       実習後、2カ月間は有償コミューターとして活動。
       2012年7月から雇用契約を結ぶ。
現在    :事業本部財務部で週4日、1日2時間ずつ、
       契約社員として、以下の仕事を行う。
       ・各事業所の電話料金をパソコンで入力。
       ・請求書の作成。
       ・書類を封筒に入れる。

発達障害者が利用出来る主な支援施設や制度

【福祉】
就労移行支援事業:
就労を希望する65歳未満の障害者で通常の事業所への雇用が見込まれる人に対し、職場体験や求職活動の支援・相談等を行う。

就労継続支援事業(B型):
通常の事業所での雇用が困難で、雇用契約に基づく就労が困難な人に対し、必要な訓練や支援を行う。

【相談】
ハローワーク:
本人の希望・能力・障害特性に応じた職業紹介や求人開拓を、地域障害者職業センターや障害者就業・生活支援センターと連携して行う。

地域障害者職業センター:
適性検査や面談等を通じ、個人の状況に応じた支援計画を作る。最大12週間の職業準備支援もある。

障害者就業生活支援センター(ナカポツセンター):
仕事の他、住居、金銭管理等、就業や日常生活上の相談を身近な地域で一貫して行う。

【雇用】
トライアル雇用:
障害者雇用の経験が無い事業所が、ハローワークの紹介で障害者を3カ月の期間を区切って受け入れる場合、奨励金(1人につき4万円)を支給する。

ジョブコーチ:
障害者が職場に適応出来るよう、地域障害者職業センターや福祉施設、企業等に配置されたコーチが職場に出向き、本人や上司、同僚に作業やコミュニケーション力向上のための助言をする。

発達障害者雇用開発助成金:
発達障害者を雇い、雇用管理に関する状況報告を行う事業主に対し、大企業には年間50万円、中小企業には1年半で135万円を支給する。

P26には発達障害の家族を持つ親の会「にじの会」について記述されている。高校生以上の発達障害者を対象に、年5回程度の社会人講座を開いている。

**********

以下は、掲示板から何となくコピペ。

126: 本当にあった怖い名無し:2010/02/02(火) 01:59:34 ID:T+pJz0MA0

【覚醒】
三年の夏までは俺よりも頭悪いくらいだったのに、秋くらいに何故か覚醒。気持ち悪いくらい頭良くなった奴がいた。
同じバスケ部だったんだけど、勉強だけじゃなくて、ある日を境に何かが乗り移ったみたいに上達していた。引退してたから意味は無いんだけど、本人も本気で気持ち悪がってて、「宇宙人に改造されたんじゃないか」と自分で言ってた。

それで何を思ったのか三年の秋に、俺と一緒に行く予定だった県外の私立大学から地元の国立へ進路変更した。そこは結構な難関なのに一発合格。しかも特別待遇。そいつは「何か怖いなww」って言ってた。

で、俺は予定通り県外へ出て、ここ一年ぐらいそいつとは連絡していなかった。それで先週、そいつの訃報が入った。一年前までは病気なんて全然しないような奴だったのに、死因は心不全。殆ど原因不明らしい。

大学へ入ってからも、そいつの覚醒っぷりは凄かったらしくて、何かいろんな賞とかとってたらしい。その賞金や、貯めてたらしいバイト代とかが全部遺されて、二十歳そこそこの癖に遺産相続やらまで行われた。何か知らんけど俺はバットとアンプを頂いた。

そういうのが全部遺書みたいに纏められてて、何だか不気味だった。自殺じゃないのかって疑われてたようだけど、調べてもやっぱり自然死としか言いようがない、みたいな事を言われたらしい。

俺の貯金は妹の学費に、とか、二十歳の大学生が書いて遺しておくか? 自然死なのに?

何か凄い怖い。あいつ何で死んだんだろう。

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睡眠時間の調整が上手くいかない

久しぶりに人々と会うが、途中で寝てしまった。

普段から挙動不審なので、こうした場合でも奇異な目で見られない。

どうしたものかと思っている。

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現象学は主観と客観の問題を解決するか?

何かに追いかけられているような気がして眠れない。
現象学のテキストを読んでいるが内容を全く理解出来ない。現象学は主観―客観の相違を解決するための概念であると考える。

僕が解決したいのは次のような問題だ。ある人間が鬱病であるとする。それをどのように証明するのか?精神科医の診断という客観的な証明があっても「新型鬱」という概念が作られ、他者からの主観によって客観が覆されてしまう。

光トポグラフィーによる脳内血流のスキャンによって判定する方法があるが、その精度は60%~80%であるとされる。それに精度が高い機械が存在したとして、それが正しい保証はあるのか?

問題1:客観と自己の主観との相違
精神科医の診断や機械による診査結果と自分の主観が相違する場合、どうするのか?医者や機械が詐病と言っても、本人の苦痛は和らぐ事は無い。
脳内の電気信号の発生や神経伝達物質の分泌を全て計測可能な機械が存在したとして、計測結果と自らの主観が完全に一致する事はあり得るのか?

問題2:客観と他者の主観との相違
精神科医の診断や機械による診査結果を周囲の人間が信じない場合、どうするのか?病なのか性格なのかという二者択一の問題にすると、必ず性格の問題とされ、本の中に解決策が記載されていても、その方法論が採用されない場合がある。
当人の行動パターンや行動動機を正確に予測し、解決策を提示出来たとしても、それを周囲の人間に信じさせる事は出来ないのではないか?

************

発達障害について、僕が考えていた解決策は、そのような区別には意味が無いとする考え方だ。『優しさ』や『思いやり』、或いは『甘え』や『怠け』の存在を否定する。

考える事は2つ。①他の方法は存在しないのか?②それは本当に実行する必要があるのか?

例えば、難聴者が存在した場合、その人が本当に耳が聞こえないのかを区別する事には意味が無い。何かを伝える場合は紙に書いて伝えれば良いし、コールセンターでのオペレーター等の仕事はやらせないだろう。
盲目の人間が存在した場合、本当に見えないのか確かめる事には意味が無い。自動車の運転をやらせる事はないし、点字を学習するのだろう。

身体障害者に共感したり、或いは叱責する事で問題が解決するとは思わないはずだ。

発達障害に関しても同様に考える。

①他の方法は存在しないのか?

『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』という本に、使えない部下に対する対処方法が書いてあった。うろ覚えだけど、アスペルガー対策に有効だと思う。



人間だと思うな。ネジだと思え。その上で、どのように使用出来るのかを考える。

・物体Aを右から左に動かせというように具体的に指示を出す。
・「◎◎の案件を処理しておいて」という指示方法ではなく、
 「△△さんに◆◆を聞いてきて」と詳細に指示を出す。
・一度に複数の指示を出さない。
・紙に書いて指示を出す。
・etc

②それは本当に実行する必要があるのか?
転職を推し進める事も解決策の一つだと思う。実際、生活費を稼ぐためなら、適応出来ない職場にはいない方が良いのかもしれない。その際に発達障害という概念は強力な武器になる。病院の精神科で診断してもらえば、本人に関する情報が手に入る。それをもって人事と交渉すれば配属先の変更、或いは就業形態を変更して障害者雇用の対象と出来るかもしれない。
地域障害者職業センターと連携して、本人に向いている職業を探させる事も出来る。

**********

が、どうにも上手くいかない。

①他の方法は存在しないのか?
⇒方法論を提示しても採用してもらえない。

「何様なんだ!発達障害を言い訳にして、自分が悪いと思わないからなんだ」

実際、僕のために他の人間に負担をかけるのはどうかと思う。それに採用してもらえたとしても、僕が会社員をやっている事には根本的な無理がある。

②それは本当に実行する必要があるのか?
⇒他の道を選択する事が難しい。

これは自分自身に対する言い訳になる。発達障害者支援センターに行くと、病院の精神科で相談するように言われる。病院の精神科では、ハローワーク等に相談するように言われる。

現在の僕の資産総額を考えれば、既に早期退職が可能かもしれない。家族の事を言うのは言い訳だと思う。縁を切ってしまえば良いのだ。が、それが出来ない。

************

それなので主観と客観との相違について、他人に説明出来るように現象学のテキストを読んでいるが、難しくて理解出来ない。自分なりに問題を再構成する枠組みに出来るだろうか?

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頭が痛い

今日も体調が良くない。
睡眠時間:3:00~8:00、9:00~11:00。

会社の事を考えると気が思い。

「発達障害と思うと納得出来ない。周囲を愚弄していると思えば納得出来る」
「発達障害の部分と性格の部分があるから難しい」

結局、怒鳴りつける、一括するという方法に落着く事になる。

以下は、掲示板からのコピペ。

病には二種類あって、それは本当の病と病と思い込む病の二つなんだが、後者が非常に厄介なんだ。何が厄介かというと、この病はちょっとした素人判断でかかってしまうこと、治療法が自己治癒しかないため他者の介入が容易に出来ない事だ。
診断テストの結果を真に受けて少しでも「自分は○○かもしれない」と思い込んでしまえば病の種が植え付けられる。
後は放っておけば日常に常在するあらゆる不安要素を種が勝手に吸い取って成長してくれる。こうして幾つもの精神病院を行き来して持病を探す病人が出来上がるわけだ。
この病は様々な要因で精神的に参っている人間に「○○かもしれない」という逃げ道を作らせて元の生活に戻れなくしてしまう。
現状になんの不満も持たず、きちんとした自己を持ち自信がある誇り高い人間はこの病にかからないが、残念な事にそうした人間は今の日本から減りつつあるんだな。

**********

この辺りの真偽論争は不毛だと思う。

「目が見えないから車で人を引き殺す人間と、目が見えるのに人を引き殺す人間を区別する必要がある」
⇒このような馬鹿な事を言う人間はいない。

しかし、発達障害については真偽論争が盛んになってしまう。本物か偽物かの区別なんて本質ではない。

それが何故なのか、どのように対処すべきなのかが他人に伝える言葉として纏まらない。
どのようにすれば文章化出来るのか?現象学の本を読んでいるが、参考になるかは判断出来ない。主体と客体の関係から離れた思考は可能なのか?

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ヤスダ君の記憶

今日は久しぶりに頭がボーっとする。

ハローワークに行く事、お金の手続き、資格の取得方法、次回の精神科の面談までに考える事、資産の配分の調整、ETC。

考えたい事が沢山あるけど、何も考えられない。本を読もうとしても読めない。何をしているんだろう。

以下は、何も出来ない中で思い出したヤスダ君に関する記憶。

ヤスダ君は幼稚園から高校生まで同級生だった。異様にテンションが高い人間だったと思う。屋外で会う時は、何時も猛スピードで自転車を乗り回し、「やあ、△▼(僕の名前)」と挨拶をしてくるのだ。

運動神経が良く、中学校と高校時代はサッカー部に所属していた。運動会の時は、良く彼に怒られていたと思う。そのようなヤスダ君だったが、演劇にも情熱を注いでいた。

僕達の通っていた中学校には、一年生と二年生の時に、学年で宿泊合宿を行う。その際に、グループ毎に出し物を行うのだ。僕と彼は同じグループだったけれど、彼は出し物で劇をやりたがるのだ。

一年生の時の演目は、「正義の味方△▼マン」だった。△▼には僕の名前が入る。
劇の内容は、以下のようなものである。

①湖で溺れている人がいる。「誰か助けてー」
    ↓
②そこへ△▼マンがやって来る。「俺が助けるぞ」
    ↓
③しかし、△▼マンは泳ぐ事が出来ない。「誰か助けてー」×2
    ↓
④そこへヤスダ君が通りかかる。「俺が助けるぞ」
    ↓
⑤メデタシメデタシ

「これ、題名が△▼マンになっている意味がないんじゃないの?」

尋ねる僕にヤスダ君は答えた。

「それが面白いんじゃないか」

二年生の時の演目は「名探偵ヤスダ」であった。ちなみに僕は犯人役だった。細かい事は憶えていないけど、最後のやり取りは以下のようなものだった。

探偵「何故、殺したんだ」
犯人「実は彼にガリガリ君を奢ってもらおうと思ったら断られて、
   それで・・・・」
探偵「それで殺したのかー!」
犯人「どうしても許せなかったんです」


「ねえ、このセリフはどうにかならないの?」

尋ねる僕にヤスダ君は答えた。

「だって俺が一生懸命に劇について話しているのに△▼は寝てるんだもん。これくらい協力したっていいだろ」

劇の内容がどのように評価されたのかは記憶していない。抹消してしまいたい記憶なのかもしれない。思い起こしてみると、このように他人の創作に協力した事が多い気がする。

高校生の時には美術部員のYさんだった。

「部で絵を描かなければならないのに、何を描けば良いのかわからない」

しばし悩んだYさんが、突然叫ぶ。

「これを描けば良いんだ!」

そして彼女は僕の絵を描き始めたのである。完成した絵が何かの賞を取って、美術館に展示されたと聞く。何故、それを知っているのかというと、彼女の絵が僕の特徴を正確に捉えており、絵を見た人達が僕に報告をしてくるのだ。絵から僕のオーラが立ち昇るようであったらしい。

と、下らない事を考えているわけです。

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『国家は破綻する』と質問に答える

『国家は破綻する』(This time is defferent)を読んでいる。

理論的な物語というよりは、データの集積を目指しているんだろうか?

以下の観点は面白いと思う。(理解の正確性に自信は無い)

・自国通貨建てであり、債権の大半を国内の居住者が保有する
 国内債務であっても、対外債務と同様に破綻する可能性がある。
・その際、政府は高インフレによる実質的な債務の減免を
 意図する可能性が高い。
・危機の発生時期を予測する事は困難。
 債務残高のGNP比を持ってしても理論的な予測は不可能か?

破綻が繰り返されるにも関わらず、何故、人間は信じ続けるのか?

過去の事例と同様に、日本においても債務減免のためにインフレ政策を導入する可能性が高いと見る。既に実施されているのか?昨日、WBSではジム・ロジャーズが2013年にも米国の金融緩和が続き、実物資産が値上がる可能性が高いと言っていた。砂糖、米は未だに安いとの事。

この意見どの程度妥当なんだろう。難しいのは、技術進歩をどのように見積もるかだと思う。金属、エネルギー、農産物にしても高値が続けば技術進歩が加速し、一定以上に値上がりしないかもしれない。

実物資産への投資は5~10年以内に国家が破綻する可能性に備えるものだろうか。しかし、それ以降に国家が破綻した場合、技術進歩によって実物資産は値上がりしない可能性がある。

「国家の崩壊」と「技術進歩」が同時並行して発生した場合、どのような変化があるのかを考えるのは難しいのだと思う。この前読んだ「100年予測」でも①労働者不足から先進国が移民を集める時期を2030年~②労働を代替する技術が一般に見えるようになる時期を2060年~と分けて考えている。

そして、移民が増加した事による国家的な自己同一性が崩壊する時期を2100年代にずらす事で、国家崩壊について考えないようにしているのか?

「21世紀の歴史」でも、国境を越えた人間の大量移動によって、「国」という概念が脅かされる可能性には言及しているが、新技術が社会的に導入されるようになるのは2035年頃としている?そして、「人間」という概念が崩壊する前に、人間独自の特性が科学的な変化に対処する方策を見出すとしているのか?

*************

話が抽象的になってしまった。これからの10年間を考えた場合、国家が貨幣価値を下落させる事により、自らの負債を減免させようとする可能性が高いから、貨幣でなく別種の資産を持つべきだろう。その時、第一の候補となるのが実物資産だが、考えられているほど安全な投資先では無いのではないだろうか?

それでは何が安全なのかというと良く分からない。結局、貯金なんかしないで好きに使うのが一番良いのかもしれない。

*******************

以下は、「アスペルガーだけど質問に答える」という掲示板からのコピペ。大脳新皮質の肥大なんていう説があったかな?

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/26(日) 00:16:04.55 ID:qHFLi7xn0

簡単に説明。

アスペルガーは、他の知能障害と違って脳の大脳新皮質が普通の人より多い。つまり、外界からの情報の処理能力が高い。(だから、パズル等の大量のデータを扱うゲームが得意)
しかし、大脳新皮質が処理した情報を統合し、判断する前頭葉は普通のサイズ。 そのため、情報の処理が追いつかず、情報の統合や選択に失敗して問題を起こす。これがアスペルガーだ。

自閉症は、情報の処理が追いつかない状態で、パニックを起こしてしまう症状を持つ場合を言う。 大脳新皮質の処理能力が大き過ぎる事に起因する。

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/26(日) 00:16:47.34 ID:BmOnX9gG0

アスベって空気読めない人だっけ?
大量の情報を処理できるなら、周囲の人の視線や声のトーンなんかで空気読めるんじゃないの?

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/26(日) 00:17:53.98 ID:e5Sl8t9V0

>>9
判断が出来ないに当て嵌まる。

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/26(日) 00:22:42.41 ID:qHFLi7xn0

>>11
判断素材を拾い過ぎる。
面倒臭そうな会話相手が、何を面倒臭がっているのか?と考えた時、会話内容から床の汚れ、蛍光灯のチラツキまで選択肢に入れてしまい、思考が破綻する。簡単に言えば「判断出来ない」だけどね。

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選択肢はあるはずだ

精神科の先生と面談。

「結局、会社の方では、あなたをこのまま放置して追い出すつもりなの?」

それは僕が訊きたい。

数年前から考えているけど、選択肢は沢山あるはずなのだ。自分の状況を整理してみると、会社に在籍し続ける事は難しい。

株と外貨証拠金取引による収益の問題は、利益が不安定である事以上に、外聞の問題なのだと思う。僕は見栄っ張りだ。

翻訳、校正、データ入力、etcの資格を考えてみる。このまま会社に在籍しながら資格取得が出来るだろうか?

開き直ってしまえば楽なんだろう。しかし、周囲の人間の同調圧力に耐えられる自信が無い。

「給料も安定性も身に付く技術もバイトと変わらないけど、家族の目があるから障害者手帳を利用して正社員になる」

そうなんだよな。実質が変わらなくとも、「正社員」というステータスがあると、周囲から追求されなくなる。自分の問題として考えると、今の年齢でコンビニやスーパーのバイトを出来るだろうか?そこが不確定要素になる。

在宅勤務可能な資格の難易度が判断出来ない。過去数年間の資産運用のペースを維持出来れば、実質的な収益はなくともやっていける。他の人間への言い訳のために、仕事をするのか?

考えると、頭が煮詰まってくる。社内ニートから仮面ニートへの転身に意味はあるのか?

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原子力発電反対派の人に聞いてみたい事

「国」という概念によって人間の思考は制限されているんだろうか?

日本政府は、2012年9月14日にエネルギー・環境会議を開き、「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」との目標を掲げた「革新的エネルギー・環境戦略」を決定した。

このニュースを読んで思ったが、原子力発電反対派の人達は限界を感じていないんだろうか?

情報源は忘れたけど、2035年までに全世界の原子力発電は44~99%増加すると予想されている。東アジア、特に中国、インド、韓国、ロシア等で125~185%の高成長だ。

日本国内の原子力発電所が無くなった所で、海外の原子力発電所が増えるのであれば、意味はないんじゃないだろうか?福岡県で地震があれば、海峡を越えて韓国の原子力発電所が被害を受けるし、日本海で津波が発生すれば、朝鮮半島や沿海州にも被害は及ぶだろう。

福島県での原子力発電所の事故によって沖縄に避難した人達が存在するらしい。その人達は、中国や台湾の原子力発電所をどのように捉えているんだろう?

「国」 という概念によって人間の思考が制御されているのだと思う。日本だけでなく、ドイツも原子力発電所を0にする事を目標にしている?しかし、ポーランドやバルト三国が原子力発電所を導入する事に反対するドイツ人は何人存在するのだろう?

無意識的に、国内の事しか考えられないように思考が制限されているんだろうか?

各ブログでは、目先の事を考えて、原子力発電所を0にする事に危機感があるような記述が多い。将来の電気代の高騰、技術の衰退、ETC。が、何の問題も無いと思う。何故なら、2030年代に向けて電力危機が発生しそうな場合、朝鮮半島南部、或いは沿海州に原子力発電所を建設し、そこから日本国内に電気を送信すれば良いからだ。

これならば、エネルギー・環境会議で指摘された矛盾を解消出来る。「日本」という国の問題だから、一歩でも日本の領土外という事になれば、地理的な位置が近くても抵抗感が薄れるのではないか?

この「国」という概念は難しいと思う。EUの通貨危機において、EU全体を守るためには、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン等の財政危機に陥っている国をEUから追い出し、独自通貨を持たせるべきだとする意見がある。独自通貨を持てば、国の経済力に合わせて通過が下落するから各国の産業に競争力がつくらしい。

それなら、日本も各地域を独立国家として承認し、「沖縄ドル」とか「北海道フラン」とかを導入した方が良いのか?

EU内からPIGSを追い出すよりは簡単なはずだが、賛成する人は少ない気がする。同じ日本人という意識があるからだ。150年前までは、日本は封建制をしいていて、各藩は別の国として把握されていた。方言によって、言葉での意志疎通が出来ず、風習や考え方も随分と違っただろう。

何時の間にか同胞という意識が芽生えている。

日本国内での反原子力発電のデモを行うと何万人も集まる。が、海外の国に同様の要求を行うデモは難しいのではないか?

個人的には、原子力発電所内で作業するロボットを開発している千葉工業大学を応援するデモが発生すると嬉しい。

事故を起こした事による罰を与えるために、東京電力の社員を差別しようとする人達は、代替エネルギーの開発に貢献しているパナソニックや東レの社員を優遇しているのか?

誰かを攻撃する、或いは何かを要求する場合、何万人も集まるが、誰かを応援する、或いは助ける場合、誰も来ないように思えてしまう。もちろん、僕も何もしていない。

このように人工的な枠組みを作り出す事が人間の思考の本質なのだろう。書いている内に、何を書いているのか解らなくなってしまった。

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概念化形成能力

7月に作成した「アスペルガー者の部下に対処する方法」に関するレポートが心理カウンセラーに好評だった。

来週には、「アスペルガー者の生活の組み立て方」に関するレポートを見せる事になったが、自信が無い。結論は、数年間は我慢して貯金して、その後はバイトや運用で引き籠りながら暮らす事だからだ。

その際に周囲を説得する方法が無い。実体験から考えると、家族だけでなく、辞めさせたがっているはずの会社の上司や同僚でさえ、ニート的な生き方に抵抗を見せる。

本人が怠けているから、甘えているから、という解釈には根深いものがある。7月にレポートを作成した時のブログでの反応を思い出しても、「厳しくする」、或いは「自己を客観視させる」という解決策に逃げる人間が多いと感じる。その解決策が上手くいかない事は、鏡に映った自分自身の醜い顔を見るだけで証明出来るはずなのに、人は鏡を見る事が出来ない。

そして僕にしても自己を客観視する事なんて出来ない。常に間違っているはずだし、何が間違っているのか知る事は無い。自分が醜いと知っていても、それは知識や類推によるもので、実知識として応用する事は出来ない。

『デキる部下だと期待したのに、なぜいつも裏切られるのか?』という本を読んだが、この本の中でも同種の問題があると思う。



P113~115の間で、概念化形成能力に欠ける人達の話が出てくる。この話はアスペルガー者の問題であると思う。

問題1:
やり方が決まっている事や、言われた事をそのままにしか出来ないんです。

⇒やり方や言われた事を、覚える事と思い出す事しか出来ないのだと思います。そこから少し離れてしまうと、やり方や言われた事を繋ぎ合わせて、教わっていない事を新たにイメージ出来ないのです。

問題2:
仕事に優先順位を付けられないので、仕事が溜まってしまいます。

⇒仕事の意味が解らないので、仕事の軽重が判らない。全ての仕事が同じ重さを持ってしまうと、来た仕事から順番に全てをこなすしかなくなります。

問題3:
やたら細かいどうでも良いような事ばかりに拘るんです。

⇒一つの大きな問題の中に含まれる数々の情報を関連付けられずに、ばらばらと眺めるだけなので、その問題の全体像が見えないのでしょう。全体観が欠如すると、目に入った情報が全体の中で核心に近いのか遠いのかを判断出来ません。

問題4:
経験や知識を振りかざしてばかりで言っている事に説得力がありません。

⇒頭の中に蓄えられた経験や知識をそのまま持ち出す、いわゆる経験依存というやつです。その場で新しい考え方を生み出す事が苦手な人に良く見られる行動です。過去のものをそのまま持って来るのですから、今現在の背景や状況にマッチし難いのは当然です。

問題5:
経験の無い事をやらせようとすると、目が泳いで何も出来なくなるんです。

⇒思考する事を避ける人の一番苦手なものが未知の領域です。自分の力で新しい概念を生み出す事が出来ない人が唯一頼れるものは、経験や知識など過去に仕入れた具体的な情報です。それを奪われると、手も足も出なくなってしまうんです。

問題6:
いくら力を入れて語っても、本当に言いたい事を解ってもらえない。

⇒本当に言いたい事というのは、一言では伝え難いものです。だから解って欲しいと願いながら様々な表現を試みます。概念化形成能力に欠ける人は情報への個別反応しか出来ないので、相手から出てきた複数の情報を一切統合せず、その中の一つだけを選んでしまいます。

問題7:
人の言葉に間髪入れずに返してくる。「溜め」がありません。

⇒相手が言いたい事でなく、相手の言葉尻に反応するのも、概念化形成能力不足の人にありがちです。相手が放った一言だけをいただいて満足してしまうので、非言語情報も含めたその他の情報を使って思考を始める意識は生まれません。思考に必要な「間」も生まれません。

**********

上記の洞察は深いと思う。しかし、対処方法には疑問がある。本の著者は、概念化形成能力の無い原因を、当人が思考の統合を面倒臭がっているからだと解釈している。

よって、対処方法は以下のようになっている。

①考えるしかない状況に追い込む
②ステップアップの速度をはやめる
③放っておかない
④頼れるものをなくす

要するに、怠けているのが悪い、或いは甘えているのが悪い。だから当人を追い込むべきだという事か?

多分、上手くいかない。

ポイントは、相手に合わせる、相手を育てようとしない、自らが楽をする事を考える、という事であると思う。

本のP62?近辺に、概念化形成能力の有る人間と無い人間の対比がある。うろ覚えだが、以下のような内容だった。

それぞれが、新人に業務内容を指示する場合、

概念化形成能力の無い人間
「俺がいない時は電話応対をしてくれ、相手の名前、会社名、用件をメモしておくように。顧客に納期や発送日をメールで連絡する時もあるから、その時は指示するよ。俺のいない時にメーカーさんがやって来たら代わりに応対してくれ。海外からバイヤーが来たら、空港まで応対やアテンドをしてもらう事もあるよ」

概念化形成能力の有る人間
「私のアシスタントとして顧客のフォローをしてもらいます。顧客や取引先から見たら、新人だろうと関係が無いので、責任のある応対をお願いします。様子を見ながら仕事を任せていくので、二、三カ月したら担当する顧客を持つと思います。さて具体的な仕事内容ですが・・・・・」

本の中では、概念化形成能力の有る人間を評価し、そのように指示を出さないと、自分の責任範囲や方向性を把握出来ないので、暗闇の中にいるようになるとしている。それは正しいが間違っている。

それが正しいのは、指示を出される側が「概念化形成能力の有る人間」である場合だけだ。「概念化形成能力の無い人間」に指示を出す場合は、具体的に指示を出さなくてはならない。

つまり、彼(彼女)が考えなくとも良い状況を作り出し、ステップアップの速度を相手に合わせ、放っておいても良いように工夫し、業務マニュアル等の頼れるものを作成するのだ。

相手を変えようとするのでなく、使いどころを考える。そして、自らの部署内に居場所が無いと判断した場合、積極的に人事と意見交換をして配置転換を考える。当人と相談しながら転職を後押しするのも良いのでは?

発達障害者である場合、病院や外部の専門機関との連携も重要だ。いかにして辞めさせるかを考える人が多いと思うけど、本人の意識改革ではなく、当人と相談しながら、専門家を交えてどのように生きていくかを決めていくべきなのだと思う。

**********

と書いているが、僕自身が会社にしがみついているいる。どのように生きていくかを考えるのは難しい。組織の中で生きていく事は、僕にとって難しい。

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FXとニュースキャスター

FXの口座清算価値:44,565,480円。

コントロール出来ていない。ポンド/円、加ドル/円の買いポジジョンが400万通貨、豪ドル/円、豪ドル/ドルの売りポジジョンが400万通貨。豪ドルの損切りが足りないと思う。

現状、1ユーロ = 1.3128ドル = 102.92円。

ユーロに関するシカゴ先物市場の建て玉の推移は以下の通り。

2012/8/28 101,561ショート
2012/9/4 102,306ショート
2012/9/11 93,658ショート

9月はユーロ危機の正念場と言ったが、ユーロ危機の方にポジジョンを取った人達が相当に残っている。

1年、2年という期間で考えれば、ユーロが下落するという見方が多い。豪ドルの売りポジジョンを段階的にユーロの売りポジジョンに移行させていくべきか?

多分、急激にユーロ安が再開する事は無いと思うので、9月末か10月末か?それとも来週初には半分を移行させるか?

こういう事を考える時間が少なくなっている。それなのにポジジョンをクローズしていない。その事が一番の問題だ。

**********

中学生か高校生の時に「ニュースキャスター」という演劇を見たと思う。

主催者は自分達は「反権力」だと言っていた。普通の人間とは異なる見方を提起したかったらしい。

記憶している演目は以下のようなものか?

①大相撲の力士、曙が外国人だから横綱になれない話。
②天皇陛下主催の植樹祭にて、駐車場を造成するのに、
 木を切り倒す話。
③他の皇室批判関連。

今から思い返してみると、時代は変わったと思う。現在の「反権力」は中国や韓国に対する批判になっている。「反権力」だった「ニュースキャスター」を現代の日本で上演した場合、権力に迎合したものと見なされるだろう。

大学1年生の時に、そうした事を予見していた人がいた。彼は、過去のテレビ番組、映画、音楽の流行を分析して、抜本的な変化が迫っていると言っていた。

「歴史問題は数年以内に重大な問題となり得る。人間の流動性が増し、国家という枠組みは変化しようとしている。その中でナショナリズムは勃興する。インターネットを使えば、今まではクラスに一人しかいなかった少数派が徒党を組む事が出来る。歴史問題をテーマにした政治運動が、インターネットを中心に広がる事になる。それは時代の変化だから良い悪いという話ではない」

当時の僕は信じなかったが、確かにインターネット上で歴史関連の話題は盛んに取り上げられている。それは現実を浸食している。数年前に会社の飲み会で同僚が、中国や韓国との歴史問題を語り出した時には驚いた。インターネット上の意見が、現実の場で語られているのだ。他の社員は引いていたが、そうした少数派がインターネット上では多数派となり得る。

そして、現在の「反権力」は、将来的は「権力」になってしまうのか?大きい敵に立ち向かっているはずが、実は操られていたという事は多いのだと思う。

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100年予測

読んだ本の感想。

ジョージ・フリードマン著。2009年10月10日 初版発行。



序章 アメリカの時代とは何か
過去500年の間、国際システムの中心は欧州だった。欧州への主要な交通路が北大西洋であり、北大西洋を制する国が世界を制した。1980年代初めに、太平洋貿易額が大西洋貿易額に並んだ。世界の貿易体制は変化し、二つの大洋に面する国が優位を発揮するようになる。

米国は、その地理的な位置と力によって21世紀の主役になる。米国を封じ込めるための同盟体制の構築と、同盟の形成を阻もうとする米国の動向が21世紀前半の軸になる。

現在の米国とイスラム世界の闘争については、米国は勝利する必要は無い。相手の団結を妨げ、米国に対抗する力を削ぎ落とせば良い。

ロシアは人口の激減や貧弱なインフラを考えれば、存続する見通しは薄い。
中国は以下の3点から考えて、米国の脅威とはならない。

①シベリア、ヒマラヤ山脈、密林地帯に包囲され、
 人口が東部に集中している。
②主要な海軍国でない。海軍の構築には長い年月が必要だ。
③沿岸部と内陸部の経済格差。

本の中では10年以内(2010年代後半)までに、中国で変化が発生するとしている?

代わりに、以下の3ヵ国が台頭するとしている。

①日本
 軍国主義の歴史。深刻な人口問題に対処する必要性。
②トルコ
 オスマン帝国の歴史。世界17位の経済規模。
③ポーランド
 16世紀以前は大国。
 ドイツの人口減少による衰退と、ロシアの圧力に対抗するための
 米国からの支援が、ポーランドをロシアに立ち向かう同盟国の
 盟主にする。

上記の3ヵ国と米国の武力闘争が、エネルギー革命を発生させ、人口爆発の終焉が科学技術への依存度を高める。

そして、人口の減少を補うために、米国がメキシコからの移民を流入させた結果、21世紀後半には米国とメキシコの間で対立が発生するとしている。

地政学は①人間は自分の生れついた環境に忠誠心を持っている②国家の性格や関係は、地理に左右されるという2つの前提からなっている。この前提を理解すれば、国家の選択肢が限られている事が分かる。

第1章 アメリカの時代の幕開け
欧州は、過去500年に渡って世界を支配した。その拠り所は金と地理だ。航海術と火器を組み合わせる事で強力な体制を構築した。しかし、英仏海峡があるために、統一欧州を実現出来なかった。

米国は2度の世界大戦を通じて、優位性を確保し、同時期に台頭した内陸国たるロシアに対し、海洋国である事を利点として優位を保つ。海洋国たる米国は国際貿易体制を管理出来た。

16世紀以前の欧州は、未開状態から、キリスト教の自己確信によって征服を行い、18~19世紀に文明状態に入り、現在は頽廃状態にある。現在の米国は、未だに初期状態にあり、自分達の価値観の正当性を確信している。

第2章 地 震―アメリカの対テロ戦争
ソ連崩壊により、抑制されていたイスラム運動が活発化する。しかし、団結しない行動は大きな潮流たり得ず、2020年には、別の問題がクローズアップされている。

米国の地政学的目標は以下の5つである。

①米国陸軍が北米を完全に支配する事
②米国を脅かす強国を西半球に存在させない事
③米国への海上接近経路を海軍が支配する事
④米国の安全と国際貿易体制の支配のため、全海洋を支配する事
⑤いかなる国も米国のグローバルな海軍力に挑ませない事

この目標に照らし合わせて考えると、米国の行動はユーラシアに強国を存在させないという究極の目標に沿っている事が理解出来る。イスラムへの攻撃も、それで理解出来る。米国は、地域を安定させるのでなく、不安定にさせようとしたのだ。

第3章 人口、コンピュータ、そして文化戦争
過去100年間にで人間の生活の構造が変化し伝統的家族制度(①女性は家庭内に留まる②性は家庭内に留まる③女性の務めは出産と養育)は危機に瀕している。

そして、世界的に出生率が低下し、女性の平均寿命が延びた結果、出産と育児に必要な時間が減少する事で、矛盾は大きくなる。

1750年から1950年までの200年間で、世界人口は約10億人から30億人に増加した。1950年から2000年までで60億人に倍増した。しかし、2000年から2050年にかけての増加率は50%と半減し、今世紀後半には10%に低下する。

こうした動向は、既存の伝統的価値観に打撃を与える。結婚は、経済的必要性から愛情によって成立するものになる。愛情は儚い。家族の結束は弱まる事になる。

そして変化を科学技術の視点から見る。

米国文化の基盤はコンピュータだ。その本質はプラグマティズム(実践主義)だ。理性の領域を単純化し縮小する。真実や美でなく、実践的な効果が重視される。行動の意義について考えない事は、米国の文化に推進力を与える。

第4章 新しい断層線
次の動乱が発生する地域は、以下の5つが考えられる。

①環太平洋地域
 ⇒過去50年において、経済力の成長と軍事力が均衡していない。
  中国、日本が軍事力を増強させる可能性。
②ソ連崩壊後のユーラシア
 ⇒ユーラシアの分裂を図る米国とロシアの関係。
③欧州の枠組み
 ⇒ドイツはロシアと対抗するか?
  20世紀の世界大戦はドイツの国益の主張から発生している。
④イスラム世界
 ⇒米国にとっての脅威は混乱で無く、思想に囚われない
  同盟の基盤となる国家の出現。
  エジプト(人口8000万人、GDP1250億ドル)
   経済状況、偏狭性、孤立性から地域大国になるとは考え難い。
  イラン(人口6500万人、GDP3000億ドル)
   周囲との宗教対立、北のロシア、得るものないアフガニスタン
   に挟まれ、容易に動けない。
  トルコ(人口7100万人、GDP6600億ドル)
   戦略上優位な場所に位置する。
⑤メキシコと米国の関係
 1950年に約2700万人だったメキシコの人口は、
 2000年には1億人。
 人口減少に悩まされないメキシコから、米国に大量の移民が流入し
 米国とメキシコの国境が変わる可能性。

第5章 二0二0年の中国―張り子の虎
地政学の枠組みから以下が基本事項である。

①中国は通過不能地帯に囲まれた島国である。
②中国の人口の大半は国土の東1/3に集中している。
③歴史的に見て、中国は周期的に鎖国を行い、
 他国との交流を避けている。 
④沿岸部と内陸部の貧富の差が拡大した場合、不安定になる。

また、中国は資本配分が市場で決定されない。これは高度経済成長期の日本と似ている。

日本の銀行は規制の下で、低い預金利息しか支払わなかった。年金制度が整備されていないため、貯蓄率が極度に高く、米国企業の数分の一の金利で日本企業は資金を調達出来た。巨額の融資は、利益を無視した企業規模の拡大を招く。やがて巨額の負債を支えきれなくなった事で銀行は破綻する。

現在の日本は、大幅な景気後退を嫌って、再建策を講じる事で、低成長の代わりに安定を手に入れている。

日本と同様、中国の経済発展も永続する可能性は低い。社会不安に対処するために、2010年代には、外国政府と対立する事で政権への支持を集める可能性が高い。その相手は米国か日本である。

2020年頃になると、日本が中国沿岸部に投資を行い、沿岸地域と日本との協力関係が共産党の分裂を引き起こす事になる。その結果として以下の2つのシナリオが考えれる。

①国の分裂
②経済発展を犠牲にした集権化

第6章 二0二0年のロシア
ロシアの地政学的特徴について

①北西部境界が弱点である。
 歴史上、北欧州平原で攻撃を受け易い。
 南方は、カスピ海、黒海がイランとの障壁となり、ヒマラヤ山脈、
 カラクム砂漠が緩衝地帯となる。
 西方は、シベリアがあり、中国との問題は小さい。
②人口の減少
 2050年には、1億4500万人の人口が9000万人から
 1億2500万人に減少する。
③コーカサス地方
 ロシアとトルコの国境地帯。この地盤を失うと戦略上不利になる。
 ロシアがチェチェンに譲歩を渋る理由である。
 グルジアを支配すれば、戦略的に有利になる。
④中央アジア
 強大な国が発生しない限り、脅威は無い。
⑤ウクライナとベラルーシ
 モスクワはベラルーシの国境から400キロしか離れておらず、
 ウクライナはスターリングラードから300キロしか
 離れていない。
 この二ヵ国をロシア勢力圏に再吸収する必要がある
 (2014年までに実現する?)。
⑥バルト諸国
 バルト諸国はNATOに加盟している。
 バルト諸国を巡るポーランドとロシアの対立が2010年代半ば
 までに発生する。

2015年には、ロシアは地域で最も有効な軍隊を持つようになる。対して、米国はバルト諸国とポーランドに技術給与によって軍事力を提供する。2020年には、この対立は激化する。ポーランドの北部平原が対立の最前線になる。

冷戦時と違い、ロシアに膨大な人口は無い。最終的に2020年を過ぎた頃にロシアは崩壊する。

第7章 アメリカの力とニ0三0年の危機
米国は50年周期で危機に見舞われており、2028年、又は2032年の大統領選では労働力不足が問題となる。

以下の周期があったとする。

第一期―建国者から開拓者まで(1828年~1876年)
 1776年の独立宣言にて建国された米国にて1820年代に
 建国者達と入植者の政治闘争が発生する。
 1828年に当選したジャクソン大統領の下での最大勢力は、
 大陸中央部の開拓農民だった。
 彼らを保護するために、50年に渡って低利融資政策が行われる。
第二期―開拓者から田舎町まで(1876年~1932年)
 1876年に選出されたヘイズ大統領は、低利融資政策を撤回する。
 農民は打撃を受けたが、産業化が促進される。
 貯蓄と投資を促す政策は大恐慌で限界を向かえる。
第三期―田舎町から工業都市へ(1932年~1980年)
 1932年に選出されたルーズベルト大統領はニューディール政策に
 よって、富を投資家から消費者へ移転しようとする。
 それは戦争によって達成され、中産階級が育成される。
第四期―工業都市から郊外中産階級へ(1980年~2030年頃?)
 高い税率が企業の活力を削いだ。
 1980年に選出されたレーガン大統領は、投資を活性化させる。
 郊外への大規模な人口移動が発生し、郊外生活者が豊かになった。
第五期―郊外中産階級から恒久的移民階級へ 
 以下の3つが問題になる。
 ①人口動態の変化
  2010年末には、第一次ベビーブーム世代が70歳代になる。
 ②エネルギー問題
  石油化価格の高騰は、炭化水素依存型経済を終焉させるか?
 ③技術革新による生産性向上のピーク
  生産性の伸び悩みから利益率は低下している。

2008年の金融危機については、過去の危機と異なるわけではない。しかし、危機は人口動態上の資産危機を顕在化させた。住宅不動産価格は値下がる事になるのか?

ベビーブーム世代が引退し始める2013年頃から2025年頃まで問題は続く。2024年、又は2028年に選出された大統領は、新しい問題に直前期の解決策を適用しようとし、レーガン方式である減税による投資の拡大を促進する。それは人件費の上昇を招き、景気を下振れさせる。

問題の真の解決策は、移民の増加による労働力不足の解消だ。それは他国も同様で、2030年には先進国は移民の争奪戦を繰り広げる事になる。

そしてベビーブーム世代が亡くなる2040年頃に、米国の経済発展は加速する事になる。

第8章 新世界の勃興
2020年代初めのロシア崩壊によって幾つかの地域が独立する。同様に中国も地方主義の段階に入る。

この状況を有効利用する国は、以下の三ヵ国

①日本
 ロシア沿海地方と中国東部を有効活用可能。
 文化的に移民に抵抗感のある日本は中国沿岸部に拠点を設け、
 労働力不足に対処しようとする。
 さらに原材料の確保の問題があり、2020年代に行動しないと
 日本は経済的に破綻する。
 2030年には権益を保護する軍事力を有しているはず。
 米国は、台頭する日本に対抗するため、
 韓国と反日同盟を結成する。
 2040年には日米間で利害の不一致が生じている。
②トルコ
 コーカサス地方を北進可能。
 2020年にはトルコは世界10位以内の経済力を有している。
 ロシアに対抗するため、トルコはコーカサスを北上する。
 2030年頃には、トルコはイスラム世界の重心となる。
 これは地域の不安定化を望む米国の戦略と一致しない。
③ポーランドを含む東欧諸国同盟
 ロシア崩壊をロシア国家から身を守る好機と見る。
 ロシアの瓦解によって、ポーランドはベラルーシとウクライナに
 緩衝地帯を作る。
 2040年までには、欧州諸国間のバランスが東方にシフトする。

当初は、2010年代の中国分裂、2020年代のロシア崩壊による周辺国の勢力拡張を、米国は問題視しない。しかし、2030年代半ばに、米国は不安を覚えるようになり、2040年代には敵意に代わる。

米国の地政学的原則は、いかなる強国にもユーラシア全体を支配させない事だ。

第9章 二0四0年代―戦争への序曲
2040年頃の米国は、2030年代に導入された諸改革の結果、好景気となっている。

この時点での最大の問題は、環太平洋地域における日本の軍事的拡張だ。日本はペルシャ湾からの航路から、米国を締め出すため、以下の方策を取る。

①極超音速対艦ミサイルを本土に配備する。
②太平洋諸島にセンサーやミサイルを設置する。
③宇宙に軍事施設を建設する。

トルコは、コーカサス地方へ北進しているが、分裂により不安定化したシリア、イラクを安定化させるため、南進する事になる。同様に、バルカン半島にも引きずり込まれる事になる。2040年代半ばのトルコは地域覇権国となっている。
トルコはイスラム教国として、イスラム教徒を結集させる事が出来る。スエズ運河を支配した場合、米国の脅威となる。

ポーランドは米国の技術供与によって強国となっている。隣接するドイツは、人口高齢化や大企業の肥大化指向により、ポーランドに対抗出来ない。ポーランドの弱点は陸地に囲まれている事だ。そのため、ポーランドはアドリア海に港を得ようとする。
それはトルコの勢力圏と激突する事となり、米国の支援を必要とするようになる。2045年頃までに、ポーランドはスロベニアとクロアチアを吸収し、リエカ港を支配している。
米国はポーランドとトルコを対立させ、ドイツはトルコを支援する。

米国は、中国、韓国、インドで国家主義運動を支援し、トルコ勢力圏内でもアラブ民族主義運動を支援する事になる。

この年代の軍事行動は宇宙で発生する。2047年までには新型の宇宙配備システムが導入される。米国に対抗するため、日本とトルコは同盟を結ぶ。この同盟にドイツかメキシコを加えようとする。

そして米国の経済的締め付けに対して、軍事行動を決意する。

第10章 戦争準備
米国、日本、トルコの立場は以下のようなものである。

米国:
 ユーラシアに地域大国を誕生させたくない。
日本:
 人口問題への対処、原材料の入手のため、アジアに影響力を
 行使する必要性。そのために北西太平洋を支配する。
トルコ:
 3つの大陸を繋ぐ中心点であり、地域の安定を図る。

こうして、利害の不一致があるため、望まなくとも戦争に挑む事になる。新しい戦争は宇宙空間で発生する。宇宙を制する者が海洋を制するからだ。

日本とトルコの戦略は米国に宇宙支配権を握らせない事にある。日本は、この時点で複数の月面基地を保有しており、月から米国の宇宙衛星を攻撃する計画を立案する。

第11章 世界戦争―あるシナリオ
2050年に米国の宇宙衛星が破壊される。
同時にトルコと日本が米国にミサイルを撃ち込む。米国は対抗して日本、トルコの宇宙システムを破壊し、ポーランドと協力して2052年には、米国が勝利する。

その結果、トルコはバルカン半島の南に後退し、日本は中国から全面撤退する。戦争は、技術進歩のために総力戦とはならず、死者は5万人程度。

第12章 二0六0年代―黄金の10年間
戦争での被害の小さかった米国が繁栄する事になる。宇宙の軍事利用に関する独占的権利。ポーランドは勝利したものの、国土をドイツとトルコに蹂躙され、疲弊する事になる。

戦争は米国の50年周期の20年目頃に発生する。この時に戦争が発生すると景気が過熱する。宇宙開発が進み、宇宙発電によってエネルギー革命が発生する。それは1960年代の州間高速道路網、1990年代のインターネットと同様の繁栄を米国に齎す。

それはエネルギー多消費型社会を作り出す。ロボットの開発は人口問題に対応し、遺伝子工学は寿命を延ばす。21世紀末は、こうした変化を伝統が押さえ込もうとする時代だ。

その他の国も宇宙開発を進めようとするが、上手くはいかない。

第12章 二0八0年
     ―アメリカ、メキシコ、そして世界の中心を目指す闘い

米国に対するメキシコの相対的な力が問題になってくる。メキシコから流入した移民たちは、他の移民集団と異なり海によって母国と隔てられていない。メキシコ移民は、国外移住者でなく、国境地帯への移住者である。

2060年において、2000年時点でメキシコ人の比率が約50%だった地域は、ほぼ完全にメキシコ人で占められるだろう。

ここで科学技術の話。

2030年代に、米国は人間を代替する技術を開発する事で労働力不足を補おうとする。ロボット利用技術が本格普及するのは2040年代、ロボット工学の変容が感じられるのは2060年代だろう。

その結果、2060年からの20年間で失業率の上昇が加速する。ロボットはエネルギーを多量に消費するが、2080年頃に実現する宇宙発電システムが問題を解決する。

こうして2080年代には米国は労働力不足の問題を解決し、移民を制限しようとする。

メキシコについて。

メキシコは現在、世界15位の経済規模を有している。メキシコに有利な点は以下の通り。
①主要な産油国である事。
②米国との距離的な近さ。
③米国から、移民による巨額の送金がなされている。

メキシコにおいて、サービス産業はGDPの70%を占め、農業は4%である。生活水準を表す人間開発指数(HDI)では、米国や欧州と同じ等級に分類されている。興味深いのは、HDI指数が米国に近い北部で良好であり、南部との格差が大きい事だ。

そして、メキシコの成長を牽引している要因の1つは組織犯罪と麻薬取引だ。マネーロンダリングによって多方面に投資がなされる。

米国とメキシコの対立は以下の3つの要因によって促される。

①2080年には、メキシコは1億人の人口を抱える
 世界十大経済大国に名を連ねている。
②2070年頃には、米国の人口減少が一段落するために、移民を
 受け入れる必要がなくなる。
 移民を本国に送還しようとする動きが強まる。
③国境地帯の人口構成が変化している。

米国内のメキシコ移民達は、地理的な繋がりにより、自分達は米国内のメキシコ人という意識を持つのではないか?

メキシコの米国に対する挑戦は、米国の領土内から仕掛けられる事になるが、北米を制するのがどちらなのか、結論は22世紀まで待たなければならない。

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思うように体が動かない

朝から出かけようと思ったが出来なかった。

以下は稼ぎ方について類型化して考えた事。

①寄生
 誰かに稼いでもらう。
 ヒモ、窓際社員、ETC
②加工
 原材料を加工して付加価値をつける。
 製造業一般、職人、ETC
③交易
 差額で設ける。
 株式の短期売買、せどり、ETC
④創造
 新しい仕組みの構築。
 小説家、漫画家、ETC
⑤知識売買
 知識を売る。
 士業、会社内の専門家、ETC
⑥肉体売買
 肉体労働。
 一般的な肉体労働。

************

疲れていると思う。考える事がまとまらない。
生活費を稼ぐ方法として、仕組みに寄生するのが最も現実的だと思う。しかし、この方法を実施する場合の難点は、仕組みの内側に存在する人達に、自らの有益性を信じさせる必要がある事だ。

休職前から思っていたけど、皆、自分が不要だと思われる事が怖いのだと思う。部署内に不要な人間が存在する。会社単位で見ると、不要な部署が存在する。社会という枠組みで見ると、不要な会社が存在する。

ある人間達に存在意義を与えるために、余計な仕事を作り出し、大量の人間を雇用するために、余計な部署を作り出し、社会全体として富を分けるために、不要な会社を作り出す。

何らかの利潤を作り出す事よりも、所属している事、つまり、『普通』である事が重視されている。

「発達障害の人達が就職しようと思って頑張っているのを見ると、こんな人達でも努力しているんだって思って、自分も頑張ろうという気持になれる」

何故、お前に見下ろされなければならない。

「発達障害者って思ってるから、間違っているのは自分じゃないって思っちゃうんだ」

休職前に言われた言葉。どうにもならない。

確かに誰かに雇われるという方法は、とても楽な方法なのだ。どのような利を生み出しているのか、考えなくとも良いからだ。

自分は稼ぐ対価として、何も提示出来ないと思っている。引き籠りながら貯金を切り崩していく生き方は許容されないだろうか?

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インカ帝国について

『インカ帝国史』と『インカ皇統記』の感想。

本を読んでいると、因果応報という気がしてくる。他民族を文明化する事を大義名分として領土を拡張する。広大になった領土の維持に困難をきたし内乱が発生する。その内乱に乗じてスペイン人に領土を侵略され、今度は自分達が教化される側になる。

歴史を記述する側の欧米人達(1人は混血だが)が自分達の思想を全く疑う事が無いのも印象的だ。彼らは、インディオが文字を持たないため、伝承が混在し、正しい歴史が定まらないと言う。そして自分達は世界創造を正確に把握出来るとする。さらに自分達の神とは異なる異民族の神を悪魔と呼ぶ。その根拠は聖書だ。そして、彼らの拠り所とする聖書も近代では虚偽とされてしまう。

16~17世紀の欧米人が、過去のインディオ達を自分達の規準で評価する。しかし、その評価を読むのは、21世紀の価値観を持つ僕なのだ。

15世紀に入って、インカ帝国は領土を拡張する。その要因の一つは、当時、世界規模で発生したとされる気候変動だろうか?日本では戦国時代、中国の北虜南倭、欧米では大航海時代が始まる。15世紀に発生した気候変動によって勢力を拡張したインカ帝国が、気候変動に起因する欧米人の侵入によって滅亡する。インカ文明を滅亡に追いやったのが、海外から持ち込まれた伝染病だった事は皮肉だろうか?

古代ローマ帝国、或いは古代中国の殷、周、ETCの勢力拡大の歴史は、インカ帝国が勢力を拡大する歴史と似ている?徳治主義を理想にしていたように思える。もっと狭い地域で外敵の侵入が無ければ、大和朝廷のような政権が成立していたのか?

以下は、インカ帝国についてのWikipediaへのリンク。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E5%B8%9D%E5%9B%BD

【インカ帝国の征服の方法】
直接的な戦闘よりも、取り囲んでの兵量攻めが好まれたのか?贈与と説得が直接的な戦闘よりも優先された。
ミティマエス(屯田兵)が活用された。攻め込んだ地域、或いは未開拓な地域に屯田兵や技師を派遣し、段々畑や牧地を開拓する。
司政官を派遣し、宗教施設を建設し、インカの秩序、宗教に組み込む。

【統治方法】
帝国全体をタワンティンスーユと呼んだ。これをクスコを中心に4つに分け、東をアンティスーユ、西をクンティスーユ、北をチンチャスーユ、南をコリャスーユとした。
4本の幹線道路が、これらの地域に建設されている。各町村の住民を10人1組にし組頭に監督させる事にする。組頭は5組毎に、50人組は2組毎に、上位の頭に従属した。
組頭の役割は以下の2つ。
①組の代弁者として、担当役人に必要事項を報告する。
②犯罪者の告発。

罰金刑や財産没収の刑罰は無く、犯罪者の子供が処罰される事は無かった?些細な罪でも死刑が執行された。

【インカ帝国の学問】
文字が無いために、知識の伝承が困難であったとしている。また、抽象的な思考が弱く、思考は目に見える具体的な実体の範囲内に収まる。

例として、夏至、冬至の概念を理解していたものの、その月日を計算によって求める事が出来なかった。故にクスコ市の東に8つ、西に8つの塔を建設した。一定地点から見て、日の出と日没の際の太陽が塔の間を通れば至が訪れたと見なす。

インカ皇統記(1)P254~P255:
彼らの想像や思索は、その目で認めうる具体的なことを超えることがなかった

インカ皇統記(1)P289:
生来、創意とか発明の工夫にあまり、あるいはほとんど恵まれていなかったからである。とはいうものの、他人がするところを模倣する才能には長けており、それはスペイン人がもたらしたさまざまな技術をすぐに覚え込み、そのいくつかにおいてはスペイン人を凌駕するほどになった彼らの実績が証明するところである。

インカ皇統記(3)P316:
新世界のインディオたちの、自分たちの経験を超えた現象に対する単純さと無知は普遍的なものであり、相違する場所や部族の間に、無邪気で笑止な、同じようなエピソードが起こったとしても、それはむしろ自然だからである。

医学:薬草を単独で使用し、調合する事はなかった。
幾何学:かなりの知識があったが、理論的計算と関係の無い、
    測量や土地の分割に使用する即物的なもの。
地理:町や地方の模型を作る事に長けている。
算術:紐の結び目(キープ)を使用した足し算、引き算、掛け算、
   玉蜀黍の粒、小石を使用した割り算。

倫理哲学に対する評価が高い。どのように法や慣習を実践するか、どのように振る舞うか、信望するか、服従するか、支配するか。

*********

以下は歴代の皇帝達。1代目~8代目までは、伝説的な人物とされる?

1代目:マンコ・カパック(1200年前後?)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF

灌漑水路、紡績、礼、法、等を伝えたとされる。

2代目:シンチ・ロカ(1230年頃?)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%AB

農業振興のため、アンデスの大モンターニュ地方から、クスコ盆地に土を運ぶ?

3代目:リョケ・ユパンキ(在位 1260年頃~1290年頃)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%B1%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AD

4代目:マイタ・カパック(在位 1290年頃~1320年頃)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF

5代目:カパック・ユパンキ(在位 1320年頃~1350年頃)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AD

6代目:インカ・ロカ(在位 1350年頃~1380年頃)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%AB

7代目:ヤワル・ワカ(在位 1380年頃~1410年頃)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%AB

8代目:ウィラコチャ(在位 1410年頃~1438年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%A3

7代目の息子?記述に矛盾がある。インカ帝国史のP210。

9代目:パチャクテク(在位 1438年-1471年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%AF

別名はインカ・ユパンキ?(王の添え名であるが、インカ帝国史では、このように書かれている)。現在のペルー、エクアドル付近を征服する。チャンカ族との戦闘を切っ掛けに、兄インカ・ウルコから王権を奪取している?クスコの北方に太陽の王宮を建設する。ミティマエス(屯田兵)を活用するようになったのは、この時代からなのか?おそらく、人口の急増が屯田兵を活用するようになった原因だろう。

10代目:トゥパック・インカ・ユパンキ(在位 1471年-1493年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AD

現在のチリ、アルゼンチン北方付近を征服する。

11代目:ワイナ・カパック(在位 1493年-1527年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF

インカ帝国史P346:
この王国の人々をよく服属させるためには、彼らがなにもすることがなく、仕事もないときに、ひとつの山を他の場所に移させるとよい、としばしば言った。

インカ帝国史のP364から
帝国がコロンビア南部に達し、一人での統治が困難になった事から、コロンビア南部とエクアドル付近をアタワルパに、それ以外の土地をワスカルに残すよう遺言する?
チヤスキ(飛脚)によって、各地の情報が皇帝に集まり、皇帝が神として決裁する体制は、限界を迎えたと判断したのか?この遺言がインカ帝国滅亡の原因となる。

インカ皇統記(4)P222:
自分には太陽が神であるとは思われないし、またそのようなことはあるはずもない。なぜかと言えば、神とは元来、偉大な王であって、そうであるなら、その立ち居振る舞いはとりわけ、荘重な、落着いたものでなければならない。しかるに、太陽は絶えずせわしなく動き回っているので、とても神とは思えない

12代目:ワスカル(在位 1527年-1532年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB

13代目:アタワルパ(在位 1532年-1533年)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%91

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今日も体調が良くない

睡眠時間:1:00~6:00、7:00~13:00

食事:朝 秋刀魚
   昼 カロリーメイト、野菜ジュース
   夜 カレー

楽が出来て羨ましいと言われてしまう。気楽な生活は止めて、早く働け。

身体が上手く動かない。病院で再度、鬱の検査をしてもらう。

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今日の調子

調子が悪いと思う。

睡眠時間は、0:00~4:00、6:00~10:30。睡眠は充分に取得しているはずだ。

「インカ帝国史」と「インカ皇統記」を読む。400年以上前に書かれたものだけれど、当時、既にインカ帝国に関する伝承は、何が正しいのか統一的な見解が無い状態だったのか?

文字の有る社会においては、正史が記述されるが、文字の無い社会においては、各人の伝承によって歴史は伝えられる。

現在の社会も、同じようになりつつあるだろうか?各人が各様に記述する。

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僕の感じる意志疎通の困難さについて

何回も蒸し返してしまう話。何となく考えた事。

以下は、2012年7月2日に書いた記事へのリンク。
http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-710.html

本文とコメント欄を読み返すと、言いたい事は伝わっていないと思う。裏返せば、僕も他人の話を理解出来ない事になる。

僕が書きたかった事を、一部、省いて要約すると以下のようになる。

【開始】
昔、Aさんという周囲から問題視されている人間がいた。
Aさんに対して周囲の人間は、以下の解決策1を実施していた。

解決策1:Aさんの行動を細かくチェックする。

僕から見ると、解決策1は機能していない。だから、別の方法論である解決策2を探すべきなのではないか?
【終了】

コメント欄を読んでいると、僕が解決策1を否定している事は伝わっているように思える。しかし、解決策2を探す事は理解されないのか?

実生活で考えても、同じような現象が多々あるように感じる。僕は、別の解決策があると言っているだけだ。それが、「自分は悪くないと言っている」、或いは「人のせいにしている」と解釈される。

これは、理解の形式に違いがあるからではないか?セントラルコヒーレンスの問題だ。

他の人間は、一覧的な解釈をする。例えると、以下のようなものだ。

<普通の人間の場合>
「私の家」、「トヨタの車」等、圧縮した情報を受信すれば、自分の中にある外情報を利用して、情報を解凍する事が出来る。

<僕の場合>
私の家、トヨタの車、では理解出来ない。窓の数、煙突の有無、ドアの形、或いは大きさから車体番号までを一つ一つチェックしていく。

⇒外情報を活用出来るから、普通の人間は少ない情報で意志疎通が出来る。だから、アスペルガー者との意思疎通において、細かい事を逐一入力しなくてはならない事を苦痛に感じる。

⇒しかし、それは別の可能性を考える事が困難になるという事でもある。アスペルガー者の場合、「私の家」のドアの形が変わった場合、又は、窓の数が増えた場合を考えるが、情報を一覧的に処理している人間には、別の可能性を考える事が困難なのか?

⇒だから、解決策1を否定されている事は理解出来るが、解決策2を探す事は理解出来ないのか?

*********

具体例を上げると以下のようになる。
『21世紀の歴史』(ジャック・アタリ著)について。

①他の人間のレビュー
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0907/24/news003.html

②僕のレビュー
http://nonono7.blog12.fc2.com/blog-entry-703.html

上記のレビューを比べれば、違いは一目了然。他の人間が書いたレビューの方が、遥かに一覧的、且つ、大局的である。点の集合である僕の理解とは対照的だ。しかし、それは改変が困難である事の裏返しなのか?一部の内容が変わっただけで、全く異なる文章になる可能性がある。

僕の場合、点の一部が変更されるだけだ。

それだと僕が頑固であり、方向転換が難しい事を説明出来なくなるが。

**********

ソーシャル・スキル・トレーニングでは、理解出来るような伝え方を学ぶと言われるが、それは難しい。上記の『21世紀の歴史』で言うと、まず、伝えるポイントを絞る必要がある。他の人間のレビューの例として引用した藤沢さんのレビューでは、超帝国、超紛争、超民主主義という3つのポイントを軸に文章を書いている。

しかし、本の中では、定住民とノマドの対立、資本主義の歴史、中心都市の概念、科学技術と人間性の将来、国家という概念の役割、ETCと様々なポイントがある。ある程度は決め打ちしてロジックを構成するとしても、相当な困難がある。

アスペルガー者の作話とは、この「点」の集合を無理矢理に「面」にしなくてはならない事から発生するのか?もちろん、他の人間の「面」の理解も違う種類の作話でしかない。

情報を受け取る事も難しい。藤沢さんのレビューは大局的だ。同じように情報を送信した場合、多くの人間は外情報を無意識的に付加する事で話を理解する。しかし、僕は情報を解凍する事が難しい。圧縮されたデータを渡されても解凍出来なければ、何が書いてあるか理解出来ない。相手から見ると、何故、圧縮ファイルを受領出来ないのか理解出来ないだろう。面倒な上に時間が必要だ。

ここでも、ポイントの決め打ちが重要になってくるが、それは訓練によって根本的な解決がなされるのだろうか?

**************

こういう問題が、共感や愛情、思いやりの問題に、捻じ曲げられて解釈されてしまう事が悲しいと思う。僕の話は伝わらない。そして僕は他人の話を解凍出来ない。

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疲れている

生活のリズムが安定してきた。しかし疲れている。眠い。

現在、考えている事は生活の組み立て方。

休職前に会社の上司に言われた言葉。
「障害者手帳、ふざけるな。それは簡単に取れるようなものじゃないんだ。お前に出来る事は1つ。今の職場で何とかやっていけるように努力する事だ。お前なんか欲しがる職場は無い」

多分、取得出来るんですよね。僕がいると迷惑と言っている人でさえ、このような事を言う。外部機関や人事と発達障害について話し合う事が、僕を辞めさせる有効な手段と思うけれど、何故、それが出来ないんだろう?僕に会社を辞めて欲しいんでしょ。

家族に言われた言葉。
「障害者手帳?そんなものを貰ったって、お金が支給されるわけでもないし、本物の障害者に失礼だ。新しい職場に今の年齢で入っても苦しいだろうから、今の職場で努力するんだ」

**********

精神科の先生から言われた言葉
「あの人と一緒にいると辛いでしょ。本当に人の話を聞かないんだもん。発達障害の話をしているのに、新型鬱だって言い張るし、検査の結果を見せても、インチキだって言い張るし、あの人もアスペルガーでしょ」

でしょうね。でも、本人は自分は他人の心が理解出来ると思い込んでいる。

「発達障害とは子供の病気なんだ。自分が駄目であると教えれば、治そうと思って、英語を覚えるように他人の心が理解出来るようになるんだ」

でも、あなたには出来ていないでしょ。

********

再度、レポートを書く事になっているが、未だに手をつけていない。ソーシャル・スキル・トレーニングを受ける事になっているが、疲れている。

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発達・学習障害もここでは立派なビジネス

以下は、日経ビジネスのコラム「Tech MomのNew Wave from Silicon Valley 」の『発達・学習障害もここでは立派なビジネス 多様性を活用するシリコンバレーのど根性』からの抜き出し、コピペ、意訳。

以下は、コラム主の海部美知氏のブログへのリンク。

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/

発達障害についての特別支援教育について

発達障害に対処する訓練を受けるには、お金がかかる。米国では、出来る人から訓練を受けるという思想が一般的なのか?
最初から全員に行き渡る事に拘ると始まらない。始める事が大切で、ニーズがあるなら特別支援教育であっても格差が許容される。

シリコンバレーに、自閉症の人達のためのスマートフォン・アプリ「Voice4U」を開発・販売しているベンチャー、スペクトラム・ビジョンズという会社がある。その創業者の久保由美さんに誘われて、コラム主は近所の自閉症専門私立学校のファンドレイズ・イベントに参加した。

コラム主の感想として通学している児童の父兄には富裕層が多い。

「自分の子が特別支援学校に行っている」事は、ある意味で「ステータスシンボル」だ。教育熱心で裕福な家庭の証左だからだ。

特別支援に関して、公的には「IEP(Individualized Education Program)」という仕組みが存在する。以下のように、学校の校長・担任・専門家と親が対策を話し合う仕組みだ。

①子供にテストでの評価を行ない、学区が認めるとIEPの対象となる。
②特別支援クラスに行く、スピーチセラピストに通う、
 普通クラスの中で補助をつける、ETCの対策が実行される。

⇒仕組みを運用するコストは学区が払うので、学区によっては、IEPの対象となり難い。そのため、教育熱心な家庭では、良いサポートをしている学区に転居事もある。

⇒良いサポートをする学区とは、富裕層が多く住み、住民税収入に余裕のある地域だ。

民間のセラピーや塾も多い。軽度の障害だが、集団生活や学習に問題がある子供は、高額の民間サービスを利用する。

リンダムード・ベル:
読み書きに問題のある子の学習サポートをマンツーマンで行う塾の全米チェーン。子供への直接のサポートの他、学校の先生や学区関係者へのワークショップやリサーチ・サポートも行なう。

自閉症・アスペルガーもADD/ADHDもディスレクシアも、脳の機能障害であり、治る事はない。専門の学校でも、障害を「治す」わけではない。体の機能の一部が失われた時、他の機能で補う訓練するリハビリテーションのように、他の部分の力を活用して自立出来るように訓練する。出来ない事の克服だけでなく、得意な事を伸ばし、職業に繋げる事も、自立のためのポイントだ。

発達障害・学習障害自体でなく、自信をなくしたり、いじめられたり、逆に欲求不満が溜まって爆発したり、といった「二次障害」に対処する必要もある。状況に応じて意志疎通や感情を操作する訓練も重要だ。

以下のような、直接的に原因を攻略するセラピーも試されている。

・字が読めない、書けない症状
⇒両目や目+手の調和等の「目の機能」が問題である可能性がある。ビジョンセラピーという目の機能訓練で改善される。

・聴覚を司る脳部分に問題がある
⇒聴覚過敏により、特定の音に過敏になり、問題が起こる事がある。苦手な音の周波数をカットした特別な音楽を繰り返し聞くセラピーを実施する。

・ADDやアスペルガー
バイオフィードバック訓練を行う。脳波検査で脳の活動が弱い個所を見つけ、そこに計測装置を設置した状態で、パソコンでアニメを見る。脳の活動が閾値を超えて上下するとアニメが止まり、気持ちを安定させると動き出す。
「脳波の可視化」と自分の意思で脳波をコントロールする「瞑想」の原理を組み合わせたもので、興奮状態を自分で意識的に操作したり、注意力を維持出来るようになる。
「アンガーマネジメント」という、怒りの感情を自分で制御するためのカウンセリングを行う事もある。

いずれも医療的な「治療」ではなく、教育の範疇に入る「訓練」で、完全には治らない、又、効果が出るのに時間が必要な事も多い。家庭でも長期間続ける必要があり、親も子も忍耐と努力が必要だ。

こうした対策も、行き渡っていない。異なる問題が複合している可能性があり、効果的な対策が見つからない障害もある。頑張っても効果がないかもしれない。

それでも、具体的に「問題」が何であるかが分かり、それが「改善」出来る方法があるなら、問題を隠すよりも解明する方が良い。お金で問題が解決出来るなら方法はある。問題児を追い出したり隔離する以外に方法が無かった時代は既に終わっている。

発達障害でも学習障害でも、コストをかけて対策をしても、社会の「多様性」の一つとして扱う、という考え方がシリコンバレーでは強い。

サンフランシスコ近郊は、米国中から嫌われようとも、人種差別やゲイ差別との戦いで常に先頭に立ち、外国人を積極的に受け入れてきた。「人が多様である」事が、自らの強みだと本能的に知っている。

偉大な発明家や起業家には変な人が多いし、アスペルガーの過集中傾向はプログラマーに向いている。「発達障害・学習障害」という多様性を、「許容」どころか積極的に「活用」しようというのが、シリコン・バレーの強かな根性なのだ。

同一を是とする日本では受容されない考え方かもしれないが、具体的対策については取り入れられるのではないか?

*************

その高額な訓練によって、どのような人間が養成されるんだろう?

コラムに書いてあった、元サンフランシスコ市長で現カリフォルニア州副知事のガビン・ニューサム、シュワブ証券創立者のチャールズ・シュワブ、シスコ・システムズCEOのジョン・チェンバース、ETCのディスクレシアを克服した有名人達。

克服、或いはリハビリという考え方になってしまうのか?

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phaさん大人気

時々、読んでいる『金融日記』というブログで、 『ニートの歩き方―年収100万円で楽しく暮らすためのインターネット活用法』(pha著)のレビュー?を書いていた。

以下は記事へのリンク。

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51925676.html

同じブログの『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』についての記事と合わせて読むと面白い。

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51876037.html

*********

ブログを書いている藤沢さんは、会社員(社畜)とニート(ノマド)を対比して、会社員の側を尊ぶべしという考え方なのだろうか?その理由は、現状の社会形態を維持するには、会社員という就業形式が最適であると思うからだろうか?

何となく、藤沢さんは揺れ動いているように思える。それは本の著者であるphaさんに以下のような事を推奨しているからだ。

①本を書いて得た知名度でメールマガジンを始める。
②人格に問題がある人間を安く雇う。
③マーケティング活動を兼ねた執筆活動を行う。
④藤沢さんのメールマガジンを読んで恋愛と金融の勉強をする。

上記①~④を実行すれば、年収が1000万円を超え、女性に愛されるようになる?

でも、それって藤沢さん本人の事なんじゃないですか?

社畜の側に立つと言っても、本人自身がノマド化しているのではないだろうか?僕から見ると、インターネットを基盤に生活出来る時点でphaさんも藤沢さんも変わらない。

************

自分自身の問題として考えると難しい。僕は会社員であるので社畜と言える。しかし、社内ニートなのでノマドでもある。職場では、僕がいるだけでマイナス1人の収益となるのでフリーライダーとなっている。しかし、株と外貨証拠金取引を含めれば、去年と一昨年の年収が1000万円を超えているので、美術館を作るための税金を支払っている。

僕は会社員なのか?ニートなのか?

僕が会社員としての能力を持っていれば、こうした矛盾に悩む事もないのだろう。

会社を辞めると思いきる事も出来ないし、今のまま会社員を続ける自信も無い。

どうしたものか?

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オーストラリアの二重経済:中国依存の光と影

以下は、英エコノミスト誌 2012年8月25日号『オーストラリアの二重経済:中国依存の光と影』から適当にコピペと意訳。

豪州のボタニー湾の沿岸では、同国の2速経済を垣間見る事が出来る。

湾の上空に飛び立つ飛行機は、労働者を、西オーストラリアやクイーンズランド等の、豪州の全国平均の4倍の賃金を得られる資源豊富な州に運んでいく。

一方、ボタニー湾の南に位置するカーネルでは、石油会社のカルテックスが60年近く稼働させた製油所を閉鎖すると発表した。豪ドルが高騰した結果、自社で生産するよりも、アジアの製油所からガソリンを輸入する方が安くなったのだ。これで600人以上が失業する。

豪州は2012年7月、不況知らずの期間が21年を超えた。今年の成長率は3.5%になる見通しだ。

その要因は中国の台頭だ。豪州の2大輸出品目である鉄鉱石と石炭に対する中国の需要は、中国を豪州最大の貿易相手国に押し上げた。2011年に鉱業投資は豪州の成長の半分を生み出している。さらに中国は、豪州の羊毛の3分の2超を購入し、豪州の羊毛産業を復活させた。

豪州にとっての懸念材料は豪ドルの高さだ。2011年初め以降、豪ドルは米ドルより高いレートで取引されてきた。外国人投資家は今では豪ドルをリスクセンチメントに応じて変動する「資源通貨」ではなく、「避難通貨」として見ており、同国の国債の8割近くを保有している。

商品価格は下落しており、それゆえ豪州の交易条件(輸入品に対する輸出品の相対価値)が悪化している。にも関わらず、2012年6月以降、豪ドルは米ドルに対して約10%上昇し、現在はおよそ1.05米ドルで取引されている(貿易加重ベースの実効為替レートでも上昇してきた)。

ジュリア・ギラード首相は「豪ドルはこの先何年にもわたって高止まりするだろう」と語る。

豪州の中央銀行は、通貨高が経済にとって「重大なリスク」となると警戒している。通貨高のせいで、製品輸出で競争力を発揮出来なくなった製造業者が犠牲になった。

ギラード政権のために作成された最近の報告書は、2007年に世界金融危機が始まって以来、10万人以上の製造業の雇用が消滅したと試算している。しかし、その他の分野、特に鉱業、医療、そして教育部門で雇用が創出されている。豪州の失業率は5.2%と、安定的に推移している。

中銀元理事のウォーイック・マッキビン氏は、中銀が介入し、紙幣の増刷によって通貨価値を引き下げる事を望んでいるが、フィリップ・ロウ副総裁は、豪ドルは過大評価されていないと主張する。

もし中国の減速がまだ豪ドルに影響を与えていないとしたら、別のところにその影響が及んでいる可能性もある。
コンサルティング会社デロイト・アクセス・エコノミクスのクリス・リチャードソン氏は、中国の減速、商品価格の下落、そして豪州でのビジネス・コストの上昇で、2012年からの2年間で投資熱は引いていくと見ている(2011年は鉱業投資が70%拡大した)。

2012年8月22日、豪州最大の企業で、中国にとって鉄鉱石の主要サプライヤーであるBHPビリトンは、2012年6月期に利益が前年比35%減少し、154億ドルになったと発表した。

同社は、南オーストラリアのオリンピックダムで予定されていた200億ドル規模の銅・ウラン鉱山の拡張工事も延期した。一部では、こうした動きを不景気の前兆とみている。

大手銀行クレディスイスのリック・デヴェレル氏は、豪州の好況期が終わったと宣言するのは早いと考えている。その根拠はLNGへの投資だ。
豪州のエネルギー企業は主にアジア向け輸出のために、液化天然ガス(LNG)事業に1800億豪ドル(1890億米ドル)の投資を行っている。

中銀総裁のグレン・スティーブンス氏も、豪州の運は尽きていないと考えている。同氏いわく、豪州にとっては、変化する成長率が低い欧州よりは、成長率が高い中国へのエクスポージャーが大きい方が良いのだ。

***********

要するに、良く解らないという事か。豪ドルは売り方が難しいと思う。リスクを軽減するために、ペアで買う通貨を見つける事も難しいし、高金利だから売っているだけで金利を払う事になる。

豪州への投資は2013年までという予想の根拠は何だろうか?鉱産物資源を代替する技術が確立するのか?それとも不況による需要の減退か?

ともかく、少し豪ドルを売ってみた。定期的に少しずつ売ってみる。ペア通貨を買っていないのでリスクが高い。だから損切りのラインを低めに設定しないと。損に耐えられるだろうか?

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DNA型鑑定が暴いた事

以下はWikipediaの『DNA型鑑定』についての記事へのリンク。

http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E5%9E%8B%E9%91%91%E5%AE%9A

記事中では、1992年にニューヨークで始まった「イノセンス・プロジェクト」について記述されている。このプロジェクトは、DNA型鑑定が開発中の1980年代半ば以前に有罪となった受刑者達について、DNA型鑑定を使用した調査を実施するものなのか?

その結果、受刑者の232人(うち死刑囚17人)が無罪である事が明らかになり釈放されたらしい。

DNA型鑑定は、反復可能であり、誤差がほとんどなく、容疑者の身体的特徴と証拠を1対1で対応させる事が可能である。

そして「イノセンス・プロジェクト」によって明らかになった事がある。人間の判断の異様さだ。

1995年に、米国、ウェストバージニア州で、ダレン・ウッダルという男が釈放された。彼は、二件の婦女暴行の罪で終身刑を受けていたが、DNA型鑑定の結果、無罪である事が明らかになったのだ。

釈放された日、被害者の女性がウッダルを送るための車に駆け寄り、ドアを叩いて、ドアを開けさせなかった。被害者は、犯人が覆面をしていたため、犯人の顔を見る事が出来なかったにも関わらず、ウッダルが犯人である事を確信していた。

イノセンス・プロジェクトを発足させたピーター・ニューフェルドによると、イノセンス・プロジェクトの障害の一つは、司法関係者の否認にあるという。

DNA型鑑定を受けて、無罪の受刑者が見つかった場合、検事は鑑定に間違いがあったと言って、やり直しを要求する事が多々ある。再度の鑑定が同じ結果である事を知ると、検事は犯罪の経緯について別の仮説を立てる。

【米国モンタナ州司法長官マイケル・マグラスの話】

1987年米国モンタナ州ビリングス市で、幼女強姦事件が発生した。ジミー・レイ・ブロンガードという少年が逮捕され懲役40年の刑を受けた。2000年になって、イノセンス・プロジェクトによるDNA型鑑定の結果、ブロンガードの無罪が明らかになったが、当時、モンタナ州司法長官だったマイケル・ダグラスは有罪を主張する。

ダグラスが主張した、DNA型鑑定が誤りである事の根拠は以下の通り。彼は、公の場で以下を主張した。

①ブロンガードは数種類のDNAを保有する特異体質なのだ。
 ⇒ブロンガードの血液、精液、唾液が全て同一のDNAで
  ある事が証明される。
②事件現場で発見された精液が別の人間の精液である
 可能性がある。
 可能性は以下の4通りが考えられる。
 ・当時8歳だった被害者が不特定多数の人間と性行為を
  していた。
 ・当時11歳だった被害者の姉が不特定多数の人間と性行為を
  していた。
 ・被害者の部屋に第三者が存在したかもしれない。
 ・被害者の父親が倒錯した行為から精液を残した。

***********

弁護士と州司法長官とのディベートの記録は249ページにもなるという。「イノセンス・プロジェクト」は、こうした事例が珍しくない事を証明した。大勢の司法関係者が、明確な証拠を提示されても、自説を翻す事が出来ず、証拠物件を否定してしまう。

誰もが自分は正しいと確信している。自分が善人で、正直で、賢く、周囲から信頼されていると思い込んでしまう。いかに自省しようと、そうした思い込みから逃れる事は出来ない。

現状では、DNA型鑑定が司法の場に適用されるようになっただけだ。しかし、同種の計測技術が日常生活の場に浸透した場合、何が発生するのか?

自分自身を騙す事が不可能になるのか?それとも現実を直視する事は、最初から不可能なのか?

その日はあまりにも遠い。

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中間管理職なのか?

生活の組み立て方について、心理カウンセラーと話す。とても疲れた。

家族:
今の会社に在籍し続けろ。今のような気楽な生活を送っていては駄目になる。毎日、ランニングをしたり、夜更しをしていたり、元気が有り余っているじゃないか。新型鬱はやめろ。

精神科医:
復職前に、上司や人事を含めて、あなたの処遇をどうするか相談した方が良いんだけど、どうして出来ないの?規則上、休職中の人間を、放ったらかしにしておいて問題はないの?第3者がいるところで、あなたと相対する事が怖いのかな?

***********

疲れた。

考えていくと、引き籠りながら、株とFXとバイトで生活費を稼ぐのが、最も現実的に思えてしまう。一番の問題は、僕の中に様々な常識が、こびりついている事だろうか?

それにしても疲れた。

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テンプル・グランディンの訓練

以下は、Wikipediaの「テンプル・グランディン」の記事へのリンク。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3

自閉症者であるテンプルが、他人と交流するために実施したとされる訓練が面白い。

①人との距離感をつかむ訓練
20代後半まで、テンプルは他人に近づくと不安になり、相手を突き飛ばしたり、身体の動きを抑えられなかった。

⇒不快感を与えずに他人に近づくため、スーパーの自動ドアを使用した訓練方法を思いつく。ゆっくりと自動ドアに衝突しないように、ドアに近づき、意識せずとも自動ドアを通り抜ける事が出来るようになった。

⇒以後、他人に近づく際には自動ドアをイメージするようになる。

②交渉の訓練
『ニューヨーク・タイムス』に掲載されていた、エジプトのサダト大統領とイスラエルのペギン首相との和平交渉の記事を丸暗記して交渉の参考にした。頭の中で和平交渉の模様を再現するようにしたのだ。

**********

この種の訓練、解決方法へのアクセスは本当に難しいと思う。実際にテンプルのような人間が存在した場合、

「他人に近づくと、突き飛ばしたり、身体の動きを抑えられないのは、オモイヤリの心が足りないからだ」

という頓珍漢な解釈がなされてしまう。そして、一生懸命、オモイヤリを持つようにアドバイスが実行される。当然、何の効果も出ない。すると以下のような結論が出る。

「これだけアドバイスをしても成果が出ないのは、本人にやる気が無いからだ」

で、何も解決しないままになってしまう。本人の性格に起因するケースなど存在しない。性格とは妄想の産物だからだ。問題を再設定して、解決策を探す事は難しい。

********

自分が復職する時の事を考えると、本当に道は厳しいと思う。発達障害の互助会で情報を集めると、皆、本当に工夫をして生活をしているのだと思った。

しかし、工夫をしたところで、生産性が低い。だから障害者手帳を取得し、技術や経験の蓄積されない仕事をする事になるのか?

時給800円の仕事なら、コンビニで夜勤をした方が稼げるのではないか?しかし、「アルバイト」と言うと家族からの当たりが厳しくなり、「正社員」と言えば、その言葉の響きだけで許容される。

僕のような人間は就職をせずに、引き籠りになって、社会と関わらないように生きていくべきだと思う。しかし、こうやって現実に活動してみると、就職しなくてはならない方向に進んでしまう。

ネット起業で生活費を稼いでいる人は本当に偉いと思う。実際に研鑽を積めば出来るのかもしれないが、不確定要素が多い。

このまま、ずるずると今の会社に在籍出来るだろうか?復職後の僕に対する扱いは酷いものになるだろう。会社指定の産業医と、その辺りについて相談するわけにはいかないだろうか?

怠けるための演技だから必要無いと思われているんだろうか?確かに、面談に意味は無いという意見は最もだとは思う。

結局、何も決められやしない。

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フライデーは正しかった

1719年に刊行されたダニエル・デフォーの小説『ロビンソン・クルーソー』から。

以下はWikipediaへのリンク。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC

本の中では、キリスト教徒である主人公が、原住民の男に「フライデー」という名前を付け、キリスト教を教える場面がある。

以下は、適当に要約した内容。

【開始】
私はフライデーに宗教的な教育を施す事を怠らなかった。私はある時、彼に自分を作ったのは誰かと尋ねた。この哀れな男は私の言う事が解らなくて、自分の父親が誰であるかを聞かれたのだと思った。
私は彼に真の神について教え始め、彼らの信じる神が虚であり、それは悪魔に違いないと言った。

しかし、彼に悪魔について正確な観念を与える事は、容易ではなかった。彼の無邪気な質問に対して、私は答える事が出来なかった。

「あなたは神が非常に強くて、非常に偉いと言いましたが、何故、神は悪魔を殺さないのですか?」

私は彼の質問に何と返事をして良いか解らず、良く聞こえなかった振りをした。そして、この哀れな野蛮人が神の福音に接して、彼の眼が開かれる事を神に祈った。
【終了】

ロビンソン・クルーソーが刊行された18世紀前半の英国人達は、この件をどのように解釈したのだろうか?21世紀前半の日本においては、正しいのは野蛮人であるはずのフライデーであり、ロビンソン・クルーソーは間違っている。神は存在しない。

そして神によって正当化されていた彼の倫理観は、現代では否定されてしまう。差別感情、根拠のない他者への優越感、神の名を騙った利己心、ETC。

現在では、以下のような思想が18世紀前半の『神』に相当するのだと思う。共感という妄想。

*************
人間を傷つけるのは、人間を知らないからだ。
相手を知らない者は、相手を同じ人間と思わないから傷つける事が出来る。そうした人間は、人間を知る努力も、人間を理解する努力もせずに日常生活を送る。

だから、他人が自分と同じ人間だという事を理解出来ない。人との触れ合いに慣れていない心では、どうしても相手と自分が対等である事が理解出来ない。他人は自分以下の存在、自分は唯一。選民思想に通じるものがある。そういった思想に酔っている人間は怖い。
彼にとって自分と同一でない者は、それだけで価値の無いモノになる。酔いが覚めない限り、彼らは気付かない。

そういった人間が、相手の事を良く知る機会があったら、彼らは、もう傷つける事は出来ない。
殺人犯が、相手を殺す事が出来るのは、相手が知らない人間だからだ。だから他人を傷つける人間に、仲間が居れば、彼は救われる。
心の孤独こそが、他者を傷つける行為の種なのだ。人間を知らずに苦しんでいる者が、人間の面白さを知れば世界は平和になる。
*************

上記のような思想を未来人は、どのように理解するだろうか?相手に共感すれば、良い人間になれるとする思想は危険だと思う。

「他者に対する理解が素晴らしいものならば、何故、あなた達は他人を平気で傷つけるのですか?」

フライデーの質問のように、読む人間に疑問を提起する事は出来ないかもしれない。

読んだ人間は、何が書いてあるのか理解出来ないだろうか?

「自分は他人を傷つけていない。何故なら他人を理解しているからだ。何故、そんな事が分かるか?自分には共感能力があるからだ。だから他人に嫌な思いをさせれば気がつく事が出来る。そして共感能力が発動していないから自分は良い人間なのだ」

要するに、自分が傷つけるのは、共感能力の無い人間だけであり、彼らが共感能力を持てば問題は解決するのだし、自分の行為は相手を修正するための素晴らしい行為だと思っているのか?

どちらにしてもフライデーはロビンソン・クルーソーの思想を変えられなかった。それが問題になるのは100~200年後に各種の観測技術が進歩し、神の物語と現実が噛み合わない事が明らかになってからだ。

「自分」が存在しない事が判明するのは、2012年の100年後か、200年後か?



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