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久しぶりに本を読む

体調が少し良くなったので久しぶりに何冊か本を読む。お金は払わない。本屋での立ち読みだ。所要時間は1時間30分程度。内容理解度は5%くらいだろうか?

以下は読んだ本。

『独立国家のつくりかた』

著者の言う「独立国家」とは何なのかが上手く言語化出来ない。著者がホームレスの生活に刺激を受け、駐車場にリアカーのような家を立て、格安で住居を作ってしまうところがポイントだろうか?
視点を変えるだけで、生活は楽になる。廃棄物を利用するだけで、月収50万円を稼ぐホームレスがいる。図書館は彼の本棚であり、食べ物はスーパーの手伝いをすれば手に入る。辛い労働は本当に必要なんだろうか?常識を疑う。僕には非常に難しい。何て言っても常識には強制力があって、考える事や試す事は恐怖や苦痛が伴う。



『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』

職場に発達障害の部下や上司がいたら、読んでもらってはどうでしょう?勤労の美徳は本当に正しいのか?ニートに対して「親が死んだらどうする?」と質問する人間がいるが、会社に依存する事も親に依存する事も大差がないのではないかという視点は秀逸。
著者は自分を無気力な人間としているように見える。しかし、アフィリエイトで年間80万円を稼ぐ。twitterで欲しい物を知らない人からもらう。インターネットで人間関係を構築する。ギーグハウスの主催。ETC。こうして書いていると著者はスーパーマンにしか見えない。



『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』

多分、物凄く誤解されている本。インターネットでの書評では2050年に日本の一人当たりGDPは韓国の半分になると書かれているとされている。しかし、それは本の中に記載されている表を部分的に抜き出しただけで、韓国云々については記載されていない。章の終末のまとめ、あとがきに、本文には記載されていない日本の衰退が記述されているのは何故なのだろう?

欧州や日本、中国が高齢化によって体制転換を余儀なくされる。国家は構造的な問題を、民営化によって乗り切る?グローバリゼーションを推進したパターンと抑制したパターンの経済成長率の比較。今後、数十年の内に情報技術を利用した破壊的な新業態が出現する。遺伝子工学の分野で革新的な発明がある。儒教的な年長者を敬う思想が批判的な思考を抑制し、東洋各国の科学の発展を阻害している?ETC。
書かれている内容は、レイ・カーツワイル、アルビン・トフラー、ロジャー・ブートル、ETCと有名な人の言っている事を踏襲しているような気がする。良く言われている事を纏めた本と考えれば良いのだろうか?

日本や韓国、中国の将来性という以前に国家や人種による区別は、遺伝子工学が進歩した後も存在するのだろうか?



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ニートや違う思想の推奨本なのかもしれないけれど、普通の人間が上記の本の著者たちのようになるのは、相当にハードルが高いと思う。以前にコメント欄で推奨された本も少しずつ読んでみようかな?

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